好みの香りがきっと見つかる! 日本初の香水E-コンシェルジュ『Celes(セレス)』
世界では日々新しい香水が誕生しています。数あるブランドのたくさんの商品から、自分の好みや目的に合う香水を見つけるのは難しいですよね。また、どんな香りが自分に似合うのかと悩んでいる人も多いようです。そんな時にぴったりな日本初のサービス、香水E-コンシェルジュ『Celes(セレス)』を試してみませんか?
2019年04月26日更新
記事の目次
[1]『Celes(セレス)』とは
出典 prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000040051.html
『Celes(セレス)』は、さまざまな目的で香水を求める顧客に対して、プロのスタイリストがその人に合った香りを届ける「香水E-コンシェルジュサービス」を展開する会社です。
香水に不慣れな日本人にサンプルを提供し、その人と香水との出会いの架け橋となって暮らしをより豊かにしたいという思いから起業されました。
創設者のソールズベリー・夏生氏は、学生時代にデパートで香水を選ぼうとした際、どれがいいか迷った末に結局香水選びを諦めてしまったという経験があったといいます。
その後、香水マニアな友人が自身のコレクションから複数のサンプルをくれたことから、少量で香りを試してからより大容量の香水を購入できるWEBサイトがあれば、自分に合う香水が分からないという人のためになるのではと思いはじめ、セレスを立ち上げました。
現在、香り選びには日本フレグランス協会などの資格を持つスタイリスト2名を配し、サービス提供をしています。
[2]『Celes(セレス)』のサービス
出典 prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000040051.html
『Celes(セレス)』の香水E-コンシェルジュサービスは“セレスのセレクト”と呼びます。
さまざまなブランドの200種類以上の香りの中から、顧客に合った香水をプロのスタイリストが選んで届けるもので、2019年2月1日にサービスが開始されました。
「セレスのセレクト」の流れとしては、
1.香水の好みを伝えてネットで注文
2.200種類以上の香水から、スタイリストが選んだ香水のお試しボトルが5種類届く
3.好みの香りは、後日25%OFFで追加購入可能(2.5ml/5ml/10mlから選択)
となっています。
この宅配サービスは送料無料で、気に入らない場合は返金も可能です。
注文時には、「性別(女性/男性)」と「求める香り」を選択します。
「求める香り」の選択肢は次の3つがあります。
・スウィートな香り/フローラル・フルーティーな香り
・爽やかな香り/柑橘・ナチュラルな香り
・官能的な香り/温かみ・ムスク・スパイシーな香り
このほか、スタイリストへのメッセージや希望の香りのイメージなどを書けるフリースペースもあります。
なお、開始当初には5本の試香紙で香りを試せるサービスも提供されていましたが、2019年3月現在はなくなっているようです。
[3]『Celes(セレス)』のセレクト、早速注文してみました!
『Celes(セレス)』をネットニュースで知って興味を持った私は、1月下旬に早速「セレスのセレクト」を注文してみました。
2月の本格オープン前でしたが、1月中に事前予約すると特典として通常の5本にプラスしてもう1本、セレクトした香水をプレゼントしてもらえることになっていました。
注文時の「求める香り」の選択肢は3つしかありませんが、フローラルも好きだしスパイシーな香りも好き、だけどムスクは苦手。
迷いましたが、結果「官能的な香り/温かみ・ムスク・スパイシーな香り」を選択した上で、補足説明や希望をより細かくフリースペースに書くことにしました。
私がフリースペースで伝えた内容は、次のとおりです。
・年齢と職業(内勤事務職)
・香水使用頻度(ほぼ毎日つけている)
・好みの香りの傾向(温かみのある香りやスパイシーな香りは好きだがムスクは苦手)
・好きな香調、香料(パチュリ、ベチバー、アンバー、スパイスなど。花ならローズよりジャスミンが好き)
・最近好きなフレグランス(ジョー マローンの「ミルラ&トンカ」)
・希望する香り(個性的で独創的な香水が好みだが、職場にも気兼ねなく使えるような香りを探している。ただしメンズっぽくなりすぎないものを希望)
自分がどんな香りを好きか分かっていれば、正直他人に選んでもらうまでもないのかもしれませんが、香りのプロがどんな香水を私に見つくろってくれるのか、ちょっと占いみたいで楽しそう♪という思いから注文してみました。
ネットニュースに取り上げられた直後だったせいか、注文が殺到したそうで到着までは少し時間がかかりました。
ただし事前にその旨のメールももらえたし、発送時には改めてメールが届いたので安心して待つことができました。
[4]香りのプロに選んでもらった6つの香水
注文してから、首を長くして待つことおよそ3週間。ようやく、待ちに待った香水が届きました!
封筒を開けると、クッション材で梱包された香水アトマイザーが6本入っていたほか、香水をセレクトしたスタイリストさんからのメッセージや、香水を楽しむためのハウツーとセレクトされた香水の説明が書かれた紙が入っていました。
親切だなと思ったのは、ムエット(香水を試すための紙)も同封されていたこと。
これがあれば、すぐに肌にはつけられないけどどんな香りか知りたいという人も手軽に試せますよね。
私は自分でも香りを作ることがあるのでムエットは持っていますが、一般の方ではなかなか準備がない部分だと思うので、ここをしっかり想定されているのが良い点だと感じました。
事前にセレスのサイトでどんなブランドの香水があるのかはチェック済みだったのですが、届いた香りはどれも香水好きが好むニッチブランドや高級な香水ばかりで、かなりテンションが上がりました!
以下が、私へのおすすめ香水としてセレクトされた商品です。
Mousse de Chene 30(ムース ド シェン 30)
/Le Labo(ル ラボ)
出典 fabelish.com/le-labo-mousse-de-chene-30-amsterdam/
モス(苔)とパチュリに焦点をあてながら、ところどころに顔を出すスパイスがアクセントになったモダンなシプレ調の香り。
この香調には珍しい透明感を併せ持ったフレグランス。
Jasmin Rouge(ジャスミン ルージュ)
/Tom Ford(トム フォード)
出典 sotdclub.com/2016/06/20/jasmin-rouge-2/
妖艶さを持った濃厚なジャスミンが主役の、大胆で華やかなフローラル。程よくスパイスが使われることで甘くなりすぎない大人の香りに。
Dior Homme Intense(ディオール オム インテンス)
/Dior(ディオール)
出典 fragrantica.com/perfume/Christian-Dior/Dior-Homme-Intense-2011-13016.html
メンズフレグランスながらソフトで優しい香りが広がります。ベースのバニラが温かみもあり、ほっと心が和むような落ち着く香り。
La Fumee(ラ フュメ)
/Miller Harris(ミラーハリス)
出典 crisalis.ro/apa-de-parfum/41234-parfum-la-fumee.html
お香や和の趣を感じさせるオリエンタルウッディの香り。クミンやバーチのアクセントがパチパチと燃えるたき火のよう。
名前のとおり、Fumee(けむり)を思わせる不思議な香り。
Fidji(フィジー)
/Guy Laroche(ギラロッシュ)
出典 guylaroche.com/fragrances/fidji/
白い花のエキゾチックな甘さやグリーンが心地よく肌を包みます。トップのシトラス、ミドルのフローラル、そしてラストのウッディやムスクが織りなす調和のとれた正統派の香り。今となってはややレアな、1966年発売の作品。
Selection Verte(セレクション ヴェルテ)
/Creed(クリード) ※プレゼント品
出典 fragrantica.com/perfume/Creed/Selection-Verte-7514.html
トップに香るペパーミントが鮮やかなシトラスグリーンの香り。
ハーバルで軽やかだけどスポーティになりすぎていない、品のある大人のためのライトフレグランス。
[5]プロのスタイリストが選んだお気に入りの香り
出典 prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000040051.html
6つの香水は、いくつか過去に香りを試したことのあるものもありましたが、名前しか聞いたことがないものや、名前すら知らなかった香りもありました。
でもさすがはプロのスタイリストが選んでいるだけのことはあり、ちゃんと私の希望に見合った香りが届けられました。
スパイシーやウッディ系のぬくもりのある香りや落ち着いたシプレやグリーン系の香りが多く、いずれも大人っぽい印象の香りばかり。
また、フローラルでもちゃんとジャスミンメインの香りが選ばれており、6つとも全くハズレがなかったことにもびっくりしました。
なかでも、特に気に入ったのはLe Labo(ル ラボ)のMousse de Chene 30(ムース ド シェン 30)。
パチュリやオークモスなどの湿った大地を思わせる香りが大好きなのですが、この香水に使われているのは土臭くない洗練されたパチュリやモスで、肌につけても自然に香るのが気に入りました。時々香るスパイスも、キラキラ輝く星のまたたきのようで印象的。
ル ラボの製品は大体知っていたはずなのにこれは存在を知らなくて、どうしてだろう?と調べたところ、オランダ・アムステルダムのショップ限定の香りでした。
セレスが、そんなレアな香水まで仕入れていることにも感動しました!
レアと言えば、Guy Laroche(ギラロッシュ)のFidji(フィジー)も結構レアな香りです。
若い頃、香水のミニチュアボトルを集めるのが趣味でこの香りも持っていたのですが、グリーンフローラルというのが大人っぽくて、気に入って使っていた当時を懐かしく思い出しました。
こんなところでまた再会できるなんて、うれしいサプライズでした。
[6]自分に合った香りを選んでもらうためには
出典 prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000040051.html
今回注文する際は、フリースペースに色々な情報を書きました。
年齢やライフスタイルは、香り選びにも役立つ情報です。
年齢とともに好みの香調は変化しますし、またライフスタイルがどうかで使える香りも変わってきます。
たとえば、一日オフィスに在席して座り仕事の多い業務と、外に出て人と会う機会の多い業務とでは、まとう香りの種類を変えた方がよいこともあります。
また、普段も香水を使っている場合はその商品名を伝えましょう。そして、その香水と似た系統の香りを探しているのか、全く違う香りを探しているのかなども伝えると、より目的に合った香りを見つけてもらえるでしょう。
出典 prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000040051.html
さらにもう一つ、使いたいシチュエーションや季節、時間帯などを伝えると、より的が絞られてきます。
たとえば、会社や学校で使うオンの香り、休日・プライベートで使いたいオフの香り、特別なイベントの時(結婚式、発表会など)につける香りなど、目的が分かるとそのシチュエーションに見合った香りが選ばれやすいと思います。
そのほか、香水上級者で「これ!」といったブランドがあれば、それを伝えると、もしかしたら希望が通るかもしれません。
とにかく、注文時には3択の選択だけでなく、フリースペースに少しでも情報を書いた方がぴったりな香りが選ばれると思います。
より自分に合う香りを求める方は、面倒がらず、ここで要望をしっかり伝えましょう。
もちろん、「希望は具体的にはない、書きたくない」という場合でも、3択を選べば、プロの香水スタイリストがその傾向の中からおすすめの香りをピックアップしてくれるので安心してくださいね♪
[7]『Celes(セレス)』であなたの好みの香りを見つけよう!
出典 prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000040051.html
セレスのセレクトは当初「香水が初めての方へ」というコンセプトで始めました。
しかし、実際の注文は既に香水に詳しい顧客が多く、メゾン系(香水を専門に扱うブランド)やニッチ系(大衆向けでない小さな規模のブランド)の香水が欲しいとの要望をたくさん受けたため、「より多くのメゾン系・ニッチ系の香水をセレスのコレクションとして取り入れる」と後日お知らせメールが注文者宛に届きました。
今後はもっと幅広いブランドの香水たちと出会えるチャンスが広がると思います♡
レアな香水、ニッチな香水はどうしても価格が高くなって、普段香水に慣れてない方にとってはなかなか手が出しにくいもの。
また、自分で選んだ香水を量り売りで買えるネットショップはあるけれど、香りのプロが顧客の希望に合う香りを提案してくれて、少量から試せるというのは、日本初の画期的なサービスです。
実店舗へは行きにくい、時間が取れないという方も、気軽に自宅でゆっくり試せるのでありがたいですよね♪
現在「セレスのセレクト」を注文して送られてくるサンプル香水は、2.5ml(約50プッシュ分)のボトルですので、1回につき2プッシュ分スプレーしても、25日使える計算になります。
これなら、その香りが好きか嫌いか、使いやすいかなど、香りと向き合うには十分な時間です。
自分で香りの好き嫌いが判断できる香り上級者の人も、今回私が試したように、思いがけずこれまで知らなかった好みの香りや懐かしい香りとの出会いも期待できるので、ぜひトライしてみてはいかがでしょうか。
新しい季節、「セレスのセレクト」で素敵な香りとの出会いを楽しみましょう♪