『Chloe(クロエ)』の新香水で自分だけの香りのブーケを作ろう!
『Chloe(クロエ)』の新フレグランスライン、「ATELIER DES FLUERS(アトリエ・デ・フルール)」をもうお試しになりましたか?9種のフローラル香水から、好きな香りを重ねてまとえることができるんです♡ブーケのような仕上がりの新香水をレビューしてみました♪
2021年07月05日更新
記事の目次
[1]「ATELIER DES FLUERS(アトリエ・デ・フルール)」って?
パリ生まれの『Chloe(クロエ)』はファッションブランドとして有名ですが、フレグランスラインも同様にたくさんの人に愛されていますよね。
特に、いちばん人気の「Chloe EAU DE PARFUM(クロエ・オードパルファム)」は香水好きの方なら一度は手に取った香りではないでしょうか?
そんな『Chloe(クロエ)』のフレグランスラインに、「ATELIER DES FLUERS(アトリエ・デ・フルール)」(花のアトリエ)が2020年4月に仲間入りを果たしました!
フローラルに特化した9種のラインナップは、一流の調香師によりクリエイトされたもの。
1種類でつけるのはもちろん、お花屋さんでブーケを選ぶようにいつくか組み合わせて、香りをカスタマイズすることもできるんです。
前からその存在が気になっていた私ですが、実は大のニッチ・オリエンタル香水ファンというのもあって、フローラル系の香水は保留にすることがほとんどだったんです。
ですがやっぱり物は試してみるものですね。
今ではフローラル系の香水を新調するなら絶対『Chloe(クロエ)』の「ATELIER DES FLUERS(アトリエ・デ・フルール)」!と思っています。
従来の『Chloe(クロエ)』フレグランスよりもちょっとお姉さんで、清潔感があって、お花のパワーを感じられる「ATELIER DES FLUERS(アトリエ・デ・フルール)」シリーズ。
私がチョイスした2つの香りの組み合わせをご紹介しながら、その香りの魅力を語っていきたいと思います。
[2]ローズ×マグノリアで夏向けの香りを選びました
「ATELIER DES FLUERS(アトリエ・デ・フルール)」シリーズには全部で9種類の香りがあります。(撮影場所はフランス。フランスは12種類の展開です。)
・Verbena…バーベナ
・Jasminum sambac…ジャスミン・サンバック
・Magnolia alba…マグノリア・アルバ
・Lavanda…ラベンダー
・Rosa damascena…ダマスクローズ
・Herba mimosa…ハーバ・ミモザ
・Hibiscus abelmoschus…ハイビスカス・アンブレット
・Neroli…ネロリ
・Cedrus…シダー
フローラルの香りに特化した、まるでお花屋さんのようなラインナップです。そのひとつひとつが丁寧に調香されているといった印象で、とても繊細な香り。
良い意味で香水っぽくないですし、生花とアロマキャンドルの間のような、鼻触りの良いオードパルファムです。裏を返せば、それほどストイックにクリエイトされているというのが伝わってきます。
このなかから私は「Rosa damascena(ダマスクローズ)」と「Magnolia alba(マグノリア・アルバ)」をチョイスしてみました。
Rosa damascena(ダマスクローズ)
数あるバラのなかで最も香りが良いとされることから、ダマスクローズは「バラの女王」と言われています。
この「Rosa damascena(ダマスクローズ)」には、清らかさとエレガントさの両方を感じます。可愛らしいといった表現より、“凛としている”という表現の方が似合います。
ちょっぴりシャープでスパイシーなところもあり、“バラの花束”ではなく“一本で独立して咲くバラ”のイメージ。
「Rosa damascena(ダマスクローズ)」のように、媚びないローズは素敵ですね。
確かにこれ1本でも香水として完成するのですが、私は奥行きが欲しかったのでもう一つ香りを加えることにしました。
ただ、バラの香りを愛する方でしたら「Rosa damascena(ダマスクローズ)」のみでもきっと満足すると思います。
Magnolia alba(マグノリア・アルバ)
マグノリアは日本名で“モクレン”です。春になると木に咲く白い花で、レモンにも似た爽やかなシトラスノートに甘さをプラスした香りがするのが特徴です。
「Magnolia alba(マグノリア・アルバ)」は「Rosa damascena(ダマスクローズ)」よりもっと豊満でふくよかな香り。
高原の花の蜜のような、清潔でピュアな甘さもあります。
フレッシュではありますが、同時に教養も色気もあるイイ女像を彷彿とさせます。
ローズやジャスミンといったヒロイン級のフローラルノートに押されてあまり知られていないマグノリアですが、私はこのふくよかな香りは結構セクシーだと思います!
この「Magnolia alba(マグノリア・アルバ)」はあまり他の香料の存在を感じないので、マグノリアの長所が目立っていて素敵でした。
夏の庭園のようなイメージに
二つを組み合わせてできたのは、この写真のようにほがらかで美的なフローラルノートです!
夏はシトラスやマリン系のライトな香りが一般的ですが、私は夏にこそフローラルノートをまといたいと以前から思っていました。
というのも、冬は着ない、明るい色のワンピースを着る機会が増えるからです。ワンピース+サンダル+フローラル香水は特に相性が良いと思います。
「Rosa damascena(ダマスクローズ)」と「Magnolia alba(マグノリア・アルバ)」の組み合わせは、フェミニンなファッションでも甘くなり過ぎるということがありません。
かなり個人的な話ですが、先日髪型をショートにしたのでワンピーススタイルにもバランスよくまとえそうです!
暑い夏でもしつこくなく、透明感があって、不快な気持ちにはなりませんでした。
そしてこの「ATELIER DES FLUERS(アトリエ・デ・フルール)」は基本的にとても上品なので、年齢を問わず、さまざまな年代の女性に受け入れられる香りだと思います。
『Chloe(クロエ)』の香水を愛用している方のセカンド・フレグランスとしてもかなりおすすめです!!
[3]自分だけののブーケを♪
お花本来の柔らかさと上品さが光る「ATELIER DES FLUERS(アトリエ・デ・フルール)」。
シンプルながら、高潔な香りが楽しめるこのフレグランスラインは『Chloe(クロエ)』のなかでもちょっと毛色が違って新鮮です♪
女性だけでなく男性にもウケが良いので、絶対に重宝するはず!
自分好みの香りで「ATELIER DES FLUERS(アトリエ・デ・フルール)」をカスタマイズしてみてくださいね。