天然石ポプリ『Mad et Len(マドエレン)』でナチュラルな香りを楽しんで
ストーン・ポプリの存在をご存知でしょうか?南仏発のフレグランスブランド『Mad et Len(マドエレン)』が提案する天然石ポプリは、とてもナチュラルでエレガントな香り♡職人技が光るそのアイテムを、パリ本店からご紹介したいと思います!
2021年07月01日更新
記事の目次
[1]『Mad et Len(マドエレン)』の魅力
南仏プロヴァンス生まれのフレグランスブランド『Mad et Len(マドエレン)』。
個性的ながらも、その香りはエレガントでナチュラル、ずっと記憶に残るほど素敵な香りばかりです。
『Mad et Len(マドエレン)』の香りのコンセプトは、フランス人の小説家、マルセル・プルーストの長編小説「失われた時を求めて」の有名な一説から。
マドレーヌを紅茶に浸して口の中へ含んだ時の香りが引き金となり、過去の記憶が鮮明に蘇る…香り好きのみなさんなら一度は耳にしたこともあるかもしれませんが、香りによって過去を思い出す事を“プルースト効果”と言います。
このマドレーヌが『Mad et Len(マドエレン)』のブランド名の由来となっているんです。
マルセル・プルーストが毎年夏に訪れていたというフランス・ノルマンディ地方の町カブールでは、「プルースト」と呼ばれるマドレーヌも販売されています!
多くの人がこの小説のように“香り”と“記憶”が密接に結びついているを体感しているのではないでしょうか。
『Mad et Len(マドエレン)』のアイテムは自然由来の豊かな香りなので、本当に一度嗅いだら忘れられません!
ポプリやルームフレグランス、アロマキャンドル、そしてオードトワレなどが揃っていて、どれも優しい芳香が漂います。
香料は昔ながらの蒸留方式で抽出したもので、もちろん化学製品や動物実験も一切行っていません。強い香水を使うのにちょっと疲れてしまった時などは、こんな優しい香りで癒されたいものです。
その中でもアイコン的商品である天然石ポプリは、今までのポプリの概念を打ち破るもの。
パリの本店でその素敵な香りを試してみたので、ここでご紹介します。
[2]職人による手作りのアイアンポット
まず、ご紹介したいのがこちらのポプリポットです!実はこれ、メタルで出来ていて、モロッコの職人さんによる手作りのものなんです。
ひとつひとつ丁寧にメタルを「叩いて」作るので、形が微妙に異なり、同じものは一つとしてありません。無骨さは残るものの、他のブランドにはないオリジナル性があって素敵です。
例え劣化したとしても、より味が出て長く使用できそうです。
ポプリは女性の持ち物、というイメージがありましたが、『Mad et Len(マドエレン)』のポプリは男性にも喜ばれそう!
デザインもちょっとずつ違うので、お気に入りのアイアンポットが見つかりそうですね。
[3]天然石と香りのタイプ
『Mad et Len(マドエレン)』のポプリは、天然石に自然の香りを染み込ませたものです。
そしてポプリの天然石はいろいろな種類やカラーがありますよ。インテリアや、お好みに合うものを選べます。
上写真は天然石のエメラルド、アベンチュリンが使われたポプリ。美しい発色のグリーンが特徴です。
そして手前は天然石のアメジストを入れたポプリ。高貴な輝きを放っています。
『Mad et Len(マドエレン)』の香りは現在16種類。(パリ店調べ)
数週間で香りが弱くなってくるので、パフュームオイルを天然石もしくは溶岩石に足して使用します。
このパフュームオイルは付属されていますが、リチャージオイルとしても別売りされています。
こちらは天然樹脂の琥珀に香りのコーティングをしたタイプと、溶岩石に香りのコーティングをしたタイプ。
特に溶岩石はパフュームオイルの染み込みが良いそうですよ。
ブラックブロックと呼ばれる、エッジの効いたアイアンの器も。丸形よりクールな印象でインパクト大ですね。
[4]エキゾチックな香りが好きな私が選んだもの
私はオリエンタルだったり、エキゾチックな香りが好きなのですが、もちろん『Mad et Len(マドエレン)』にもそんな香りが存在しました。
Ambre Nobile(アンバー・ノービル)
まずはアイコン的な香り「Ambre Nobile(アンバー・ノービル)」です。
リッチな甘さのなかにムスクの芳醇さを感じる香りで、ほんわり温かくなるような、優しい香りです。もちろん香水のムスクとは全然違うもので、動物っぽさを感じません。
上質な香料だけが持つ上品さがあって、この香りならお洋服に移っても全く問題ないと思います。
例えば、バッグの匂いなどは意外と気になるものなので、ミニポーチに天然石をいくつか移し替えて、持ち歩くのも良いかもしれません。
FigueNoire(フィグ・ノワール)
私はさらに、「FigueNoire(フィグ・ノワール)」の香りに虜になってしまいました。
イチジクのフルーティな甘さの中にウッディさを併せ持つ香りで、大人のフルーティ・ルームフレグランスといった感じです。
ユニセックスな香りで、香水ではいまだかつて嗅いだことのない素晴らしい芳香です。
そして思ったのは、『Mad et Len(マドエレン)』の香りは共通して何か人の心に訴えかけてくるということ。
自然由来のプロダクトはたくさんありますが、これほど、香りの分野で“自然のものが良い”と思ったのは初めてです。
自身の肌でなく、日頃リラックスする自宅の部屋にこそこういう香りを置きたいな、と思いました。改めて香りの効果は絶大ですね。
パフュームスプレー(オードトワレ)
『Mad et Len(マドエレン)』にはパフュームスプレー(オードトワレ)もあります。
香りは、従来のオードトワレの概念がひっくり返りそうなほど良いものです。
最高級のアロマオイルと、最高級のパルファムのちょうど間といった絶妙な感じで、鼻がツラい…ということは全くありません。
香水嫌いの方も、香水上級者の方も絶対に満足するであろうオードトワレです!
[5]ポプリもこれからはユニセックスで
さまざまな香りに触れる毎日ですが、たまに苦手な香りもあるものです。
リラックスがいちばんの目的となる自宅では、心身ともにくつろげる心地良い香りに包まれていたいですよね。
これまでのルームフレグランスやポプリなど、どこかフェミニンなアイテムに馴染めなかった方にも『Mad et Len(マドエレン)』の天然石ポプリは重宝すると思います。
自然と芸術が溶け込んだその佇まいを、ぜひご覧になってくださいね。
>>『Mad et Len(マドエレン))』公式サイトはこちら