“おうち時間”の読書タイムに♡香りの全部がわかるおすすめ本のご紹介
おうち時間が長引いていますが、みなさまお元気ですか。毎日暗いニュースが流れていて気が滅入っている人も多いのではないでしょうか。でもこんな時だからこそ、気持ちを高めてくれる香りの出番!今回はみなさんが大好きな香りついて学べる本をご紹介したいと思います。たくさん時間がある今、ぜひ手に取ってみてください。
2022年01月07日更新
記事の目次
[1]“おうち時間”に香りの本を読んでみよう
好きな香りを嗅ぐと本当に気分が落ち着きますよね。
このおうち時間でも、お香を焚いたり、消毒スプレーに精油をブレンドして香り付けしたりと、今まで以上に香りに触れている時間が長くなったような気がします。
また、このおうち時間を使って、もっと香りを勉強したいと思い、何冊か本を購入しました。
お仕事の合間に眺められるものから、香りの歴史を紹介している本まで♡今回は、その一部をご紹介したいと思います。
今しかできない香りライフ
この季節は爽やかで、例年は陽気に誘われてお出かけを楽しむ人も、今年はおうちで過ごしている人が多いと思います。
本当はお気に入りの香りをまとってお出かけしたい!ですが、そんな今だからこそ、おうちで新しい香りの楽しみ方を探してみるのはいかがでしょうか。
本を読むことで、知らなかった香りのエピソードや植物の効果効能を知ることができるので、いつもとは違う香りライフを見つけられるかもしれません。
新しい香りとの出会い
今までは店頭に並んでいる香水を嗅ぎ比べて好きなものを選んでいた方が多いと思います。ですが、たまには本に紹介されている調香師の想いや誕生秘話から香水を選んでみるのはいかがでしょうか。
香りが生まれた背景を知るとより一層香りを愛することができますし、きっと大事な1本になるはずです。
もし今、香水を購入したいけど迷っている…という方がいらっしゃれば、ぜひこの方法で香りを選んでみてください。
[2]香りの全部がわかるおすすめ5冊
おうち時間に楽しみながら香りを学べる5冊をご紹介します。
写真が美しいもの、専門的な知識を習得できるものなど、目的ごとにチョイスしたので気になるものがあれば、ぜひ手に取ってみてくださいね♡
調香師が語る香料植物の図鑑/ゴズラン・フレディ
・こんな人におすすめ♡ → 香り初心者さん~ベテランさんまで
香水やアロマテラピーの原料になる香料植物の図鑑。フルカラーの写真は、どれも鮮やかで華やか。眺めているだけでもうっとりしてしまいます。
もちろん内容も充実していて、香料植物のいろはを学ぶことができます。生産や収穫の際のエピソード、調香師のコメントも華やかな文章で綴られているので、とても楽しく読むことができると思います。
テレワークや家事の合間に、ちょこっとページをめくるだけでも、香りを感じられるような一冊です。
フォトグラフィー香水の歴史/ロジャ・ダブ
・こんな人におすすめ♡ → 香水が大好きな方✿
憧れの名香たちがずらり♡調香のエピソードや趣向を凝らした香水瓶たちが紹介されています。
近代香水文化が花開いた19世紀後半から現代までを代表する香水たちは、どれも宝石のように美しい香水瓶に身を包んでおり、写真を見ているだけでもときめきが止まりません。
特に、今では貴重となった発売当時のポスターや限定デザインの香水瓶が掲載されているページはついつい見入ってしまいます。
いつかつけたい香水、あの時つけていた香水、今纏っているお気に入りの香水…きっとあなたの思い入れのある香水も紹介されていると思います。
次にお出かけするときの参考にしてみてはいかがでしょうか♪
アロマテラピーの教科書/和田文緒
・こんな人におすすめ♡ → アロマテラピー初心者さん~中堅さんまで
アロマテラピーを始めたいけど何もわからない…という方にまずおすすめの一冊。私もアロマテラピーを始めるにあたって、最初に購入したのがこの本です。
それ以来、ずっと傍らにおいていて、ちょっと調べ物をしたいな~というときは今でも手に取っています。
アロマテラピーといえば、公益社団法人日本アロマ環境協会のアロマテラピー検定のテキストが有名で、多くの方がお持ちだと思いますが、検定試験には出題されない精油も掲載されているので、補完資料として手元に置いておくと役に立ちますよ。
こちらには、おうちでできるセルフケアだったり、アロマクラフト(石鹸やアロマスプレー)などのレシピも載っているので、おうち時間にぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
香料商が語る東西香り秘話 (ヤマケイ新書)/相良 嘉美
・こんな人におすすめ♡ → 専門知識や香料業界について勉強してみたい方
著者は、50年近く調香師として活躍してきた香りのプロ!
この本には、香りと人の歴史、名香と呼ばれる往年の香水たちの裏話、ローズやラベンダーといった香料植物についてまでが書かれており、大変勉強になります。
今までご紹介した本よりは、専門知識が多めなので、香料の前知識がある方におすすめの一冊です。
香料の都PETRA(ペトラ)—薬草療法士ライラの物語/ワンダ・セラー
・こんな人におすすめ♡ → 楽しみながら香りを感じたい方
最後は、小説のご紹介。古代ヨルダンの都、ぺトラ(現在のぺトラ遺跡)を舞台にした物語です。
この地域は、古代から香料植物や薬草の交易が盛んで、人々の生活に欠かせないものであったといわれています。そんな時代に、薬草療法士として活躍した少女が主人公です。
当時このように薬草を駆使して人々の心身を癒す療法士は医者のような存在でした。
現在もアロマテラピーやトリートメントなどで植物の力を利用して心身の調子を整えるという方法がありますが、当時の植物療法士も同じことをしていたのかもしれません。
フィクションですが、スピード感のある歴史小説となっていて、当時使用されていた植物やその効能についても詳しく描かれているため、香り好きのみなさんにぜひおすすめしたい一冊です。
[3]新しい香りの楽しみ方を見つけて♡
香りは目に見えないものだからこそ、楽しみ方も自由自在。今回紹介した本の中には、色々な香りの楽しみ方が紹介されています。
最近は、暗く先が見えないニュースばかりですが、このおうち時間に新しい香りの楽しみ方を探してみてはいかがでしょうか♡