ハリウッドスターをイメージした香水♡憧れの女優はどんな香り?
見た目だけではなく、香りもその人の印象を決める大事なポイントです。香りは人の印象に大きな影響を与え、自身のイメージともなります。出会った人に良い印象を与えるためにも、いつだって香りはマストアイテム!香水選びに迷ったら、海外セレブをイメージして作られた香水を参考にするのも一つのアイデア♪憧れの人と同じ香水をまとって気分を盛り上げましょう♡
2019年12月25日更新
記事の目次
[1]影響力のある女性に香りは不可欠!
香水は種類が多すぎて迷っちゃう!どの香水が自分に合うのか分からない!そんなお悩みを持った方も多いと思います。
香水選びに迷ったときの一つの選択肢として、ハリウッドスターをイメージした香りや、セレブ愛用の香りを参考にするのも◎。
数多くの大作映画や人気ドラマに出演し、その容姿や演技力、そして私生活までもが憧れの的であるハリウッドセレブ。世界的に影響力のある彼女たちをイメージした香水造りは、フレグランス業界もかなりの力が入ることでしょう。
老舗フレグランスメゾンや大手ファッションブランドが発表する香水の新作には、必ずと言ってよいほど“ミューズ”が存在します。
彼女らが芸術家にインスピレーションを与えるといわれるところから、同じようにデザイナーや調香師などの創作意欲を刺激する女性を“ミューズ”と呼ぶのです。
私が暮らすパリでよく目にするのが、香水ブティックでの一大プロモーションです。時にはその“ミューズ”であるハリウッドスターが実際にブティックに現れることも。
キラキラと輝くハリウッドスターをイメージした香水はどんな香りがするのでしょう?
今回は誰もが知っているハリウッドスターの香水をご紹介していきます!
[2]現代のアイコン女性をイメージした香水3選
アンジェリーナ・ジョリー
ゲラン「モン・ゲラン」
出典 guerlain.com/jp/ja/fragrance/womens-fragrances/
・トップノート…ベルガモット、ラベンダー
・ミドルノート…ジャスミン、アイリス、ローズ
・ラストノート…サンダルウッド、バニラ
ゲランの新しいフレグランス「モン・ゲラン」は、女優アンジェリーナ・ジョリーにインスパイアされた究極の女の香り!
力強くも優しい、自由で官能的…そんな現代女性の象徴とも言えるような彼女の香りはフレッシュオリエンタルノート。まるでベルサイユ宮殿で華麗に咲き誇る、大輪のバラのように大胆で華やかなイメージです。
アンジェリーナ・ジョリーは大作映画に出演し続け、映画プロデューサーとしても活躍。名実ともにハリウッドを代表する女優の一人です。
私生活では3度の結婚と離婚を繰り返したりと波乱万丈ですが、3人の養子と3人の実子の計6人の子供に惜しみない愛情を与える姿は、まるで女神様のようです。
「モン・ゲラン」は、トップノートのラベンダーがフレッシュな印象を与えてくれますが、肌にのせて数時間後には優しいバニラとローズのハーモニーがメインに現れてきます。
20代は血気盛んで手が付けられなかったような人が、痛みを理解し始めるような、愛を与え始めたがるような…華やかでありながらも優しさのあふれる素敵な香りです。
30代~40代の大人の女性にお似合いです。
クロエ・セヴィニー
出典 instagram.com/p/B2e3kE9FgUv/?utm_source=ig_web_copy_link
レジーム・デ・フルール「リトル・フラワー」
出典harpersbazaar.com/jp/beauty/fragrance/
・トップノート…アールグレイ、カシス
・ミドルノート…ピオニー、オスマンサス(金木犀)、ローズ
・ラストノート…パロサント(樹木)、スイカズラ
「アート、自然、歴史が息づく香り」がテーマの香水ブランド、『レジーム・デ・フルール』は、2014年にロサンゼルスで誕生したラグジュアリーなフレグランスメゾンです。
アート映画を制作しているアリア・ラザとスタイリストとして活躍中のエズラ・ウッズの二人が手がけた『レジーム・デ・フルール』。二人が共に好んでいるのは、90年代初頭のきらびやかな時代です。
90年代の音楽シーンではニルヴァーナやオアシスなどの「グランジロック」が大ヒットし、ファッション界では装飾を削ぎ落としたシンプルなものや、わざと着崩した「グランジファッション」が流行していました。スーパーモデルが台頭し始めたのも90年代です。
そんな勢いのある時代のサブカル・ファッションリーダーといえば、クロエ・セヴィニーです!
女優でモデルでもある彼女は、90年代・ガーリースタイルのファッションアイコンとして数々のファッションブランドのミューズとなりました。
ガーリー、といっても決して媚びた印象はなく、透明感のある存在と飾らない彼女のキャラクターに誰もが魅了されたものです。
そんな彼女の香りはローズがヒロインの、才気あふれる香りです。
最初は愛らしいカシスの香りから始まりますが、徐々にふわっとした柔和な雰囲気を持ったオスマンサス(金木犀)の香りに包まれます。
トップノートからミドルノートにかけて、「透明感を保ったまま成長した大人の女性」をイメージさせられますが、後半から性格が変わります!
メインの香りはローズなのですが、「バラの花束」というよりは「咲き誇った一輪のバラ」のイメージです。好感度の高いローズのはずが、パロサント(樹木)の香りと出会うことで一段と気高く、知的な印象を与えます。
出典 harpersbazaar.com/jp/beauty/fragrance/
一世を風靡したクロエ・セヴィニーですが、出演した作品やインタビュー記事を見て思うのが、彼女には時代に流されない確固たる自分軸があること。20年前の作品がまったく古く感じないのです。
「リトル・フラワー」は、女性にしかまとえない香りなのですが、媚びたセクシーさは一切ありません。洗練されていて才気あふれ、何事にも動じない。
ひと筋縄ではいかないローズの香りがお見事です。年齢問わず、満場一致で「よい香り!」と言われそうな逸品。周りの人とかぶらないローズの香りをお探しの方にもおすすめ。
エマ・ストーン
出典 instagram.com/p/BrVJIuzHHfH/?utm_source=ig_web_copy_link
ルイ・ヴィトン「アトラップ・レーヴ」
出典 jp.louisvuitton.com/jpn-jp/homepage
・トップノート…ジンジャー、ベルガモット
・ミドルノート…ピオニー、ターキッシュローズ、カカオ
・ラストノート…パチョリ、ライチ
“世界三大調香師”のひとりと言われるジャック・キャヴァリエが、「白昼夢」から着想を得て調香した作品です。
「アトラップ・レーヴ」とはフランス語でドリームキャッチャーのこと。
荒野に現れるオーロラや、熱帯雨林を飛び回るホタルの大群、大海に降り注ぐ流星群からインスピレーションを得たそうです。
余韻を残す「白昼夢」のように、カカオの甘く官能的な残り香が印象的です。
ピオニー、ライチ、ターキッシュローズが意外性のある香りを生み出し、ジンジャーやベルガモットのアクセントとなっています。
「白昼夢」のごとく、どこか神秘的な女性を思わせる香りです。
エマ・ストーンと言えば、大ヒット映画「ラ・ラ・ランド」でのチャーミングな演技が印象的なハリウッドセレブです。この映画ではアカデミー主演女優賞に輝きました。
真っ白な肌にグリーンの瞳でとても魅力的な女性。彼女はアメリカ人ながらも血筋はミックスで、スコットランド、イギリス、アイルランド、ドイツなどさまざまな国の血が流れているそうです。
だからこそ一層神秘的な存在なのかもしれませんね。彼女自身もミューズを務めた縁で、同香水を愛用しているそうです。
ルイ・ヴィトンのフレグランスメゾン初となるショートフィルムにも出演しているエマストーンの美しさは必見です!
[3]憧れのハリウッドスターから学ぶ女性像と香り
“マイスタイル”を貫く女性たちは、必ずと言ってよいほど自分自身を表現するための“マイフレグランス”を持っています。
今回ご紹介したハリウッドスターは、公私ともにパワフルで現代女性の憧れの的のような方々です。目には見えない香りを通して、自分自身や生き方をさりげなく表現しているところが素敵ですよね。
もちろん海外セレブが愛用している香水は、とっておきの良い香りがします!
気になる香りがあれば、ぜひ試してみてくださいね♪