アルガンオイルの効果と使い方を徹底解説!おすすめ商品10選もご紹介
万能オイルと呼ばれるほど機能性の高い「アルガンオイル」。髪の毛からつま先までケアできるので美容業界で注目されています。今回はアルガンオイルの効能や使い方、おすすめ商品をご紹介。人気のメルヴィータや無印良品もご紹介します!
2021年03月01日更新
記事の目次
[1]アルガンオイルってどんなオイル?
アルガンオイルはお肌の水分と油分のバランスを整えてくれて、全身のスキンケアでお使いいただける万能オイルといわれています。
ここでは、アルガンオイルが作れれた歴史や成分、特徴について確認していきましょう。
アルガンオイルの歴史
アルガンオイルの歴史はとても古く、アルガンオイルの元となるアルガンツリーは、8000万年も前から砂漠地帯に生息していたとされていて、あの有名なクレオパトラも美容のために使っていたとも伝えられています。
もともとは、モロッコの先住民であるベルベル人が健康や美容を目的として使用していたと言われている伝統的なオイルです。
近年、様々な研究によってアルガンオイルの分析がなされ、効果・効能が知られるようになりました。
これにより、多くのセレブに愛用され、世界中でアルガンオイル話題となりました。
アルガンオイルの成分
美容や健康に効果的と言われるアルガンオイルですが、実際にはどのような成分が含まれているのか確認していきましょう。
<ビタミンE>
アルガンオイルにはオリーブオイルの3倍以上ものビタミンEが豊富に含まれているといわれています。
ビタミンEと言えば、エイジングケアには欠かせない栄養素のひとつですが、肌のサビつきなどの老化防止効果がある「抗酸化作用」が期待できます。
他にも紫外線によるダメージや、ストレスや食生活の乱れによって発生する活性酸素を抑制する効果も期待されています。
活性酸素を除去することで、生き生きとしたハリのある肌に導いてくれるので、まさに若返りのビタミンと言えるでしょう。
<オレイン酸>
一般的にオレイン酸と言えば、摂取することで血液をサラサラにするといったイメージと、悪玉コレストロールに作用して病気の予防をする働きがあるといわれています。
他にも塗布する事で肌を乾燥から守り、皮膚を柔らかい状態に保ってくれる働きもあります。
さらには、日焼けによる乾燥やシミを防ぐ効果も期待できます。
オイレン酸は皮脂に似ている成分が入っているため肌馴染みが良く、洗顔後最初にアルガンオイルをブースターとして使用すると、その後化粧水などのスキンケアアイテムの浸透力が格段に良くなるとも言われています。
<リノール酸>
リノール酸には、肌の水分と油分のバランスを整える働きがあります。
人の身体にはなくてはならない脂肪酸は、体内で作り出すことのできない成分なため必須脂肪酸とされています。
脂肪酸は身体に不可欠な成分なので、たっぷり摂取することで肌荒れを予防し、肌を健やかな状態に導いてくれるのです。
<不鹸化成分>
不鹸化成分とは、肌のバリア機能を高める働きをする栄養素です。肌のバリア機能が衰えると刺激に弱い敏感肌や乾燥肌になってしまう原因になります。
バリア機能が高まると、健康的で美しい肌を維持することができるのです。
他のオイルとの違い
アルガンオイルが万能オイルといわれる理由のひとつに、他のオイルに比べて成分の含有量が多いことが挙げられます。
<アルガンオイル>
■必須脂肪酸浮遊量:30〜50%
■トコフェロール:700mg/kg
■y-トコフェノール:85〜92%
<オリーブオイル>
■必須脂肪酸浮遊量:3〜14%
■トコフェロール:50〜150mg/kg
■y-トコフェノール:7〜23%
<アーモンドオイル>
■必須脂肪酸浮遊量:8〜28%
■トコフェロール:250〜560mg/kg
■y-トコフェノール:1〜7%
<アボカドオイル>
■必須脂肪酸浮遊量:6〜18%
■トコフェロール:80〜150mg/kg
■y-トコフェノール:7〜23%
上記の一覧で分かるように、抗酸化作用が期待できるビタミンEは、トコフェロールとトコフェノールに含まれていますが、アルガンオイルが他のオイルと比較してとても多く含まれています。
また、身体の細胞膜やホルモンを作るための原料として、人間には必要不可欠と言える必須脂肪酸もアルガンオイルにだけ豊富に含まれていることが判明されています。
この含有量の多さが、アルガンオイルが万能オイルと呼ばれるほどの、素晴らしい効果を発揮してくれるのです。
[2]アルガンオイルの効果的な使い方
アルガンオイルの成分や効果をご紹介してきましたが、ここではアルガンオイルの特徴を生かした、より効果的に使えるおすすめの使用方法をご紹介します。
スキンケア
洗顔後の肌にブースターとして、アルガンオイルを数滴取り顔全体に馴染ませていくと、その後に付ける化粧水などの浸透力が高まって、モチモチ肌に導いてくれます。
これからの寒い季節や乾燥が気になる場合には、美容液やクリームなどにアルガンオイルを混ぜて使用することをおすすめします。
乾燥しやすい目元や口元や、年齢が出やすい首元などは、特にアルガンオイルでのケアでしっかり保湿してあげましょう。
ヘアケア
アルガンオイルの保湿効果は、肌への効果と同様に髪や頭皮もしっとりと潤いを与えます。
髪にもとても馴染みやすく、乾燥やダメージによってパサついている髪もしっとりツヤのある綺麗な髪に導いてくれます。
他にも髪を洗う前に頭皮に馴染ませてマッサージをすることで、髪や頭皮に付着した皮脂汚れを洗い流す効果や、地肌を柔らかくし保湿すつ効果も期待できます。
また、シャンプーの後にタオルドライした状態で濡れた髪に馴染ませてからドライヤーをすると、ドライヤーの熱から髪を守ってくれるので、しっとりサラサラの状態に仕上がりますし、乾いた髪に使えばスタイリング剤として使用することもできます。
ボディケア
アルガンオイルには高い保湿効果が期待できます。ですからボディオイルとして全身の乾燥対策としてお使いいただけます。
お風呂上がりにボディーローションや、ボディクリームでケアをする前に、身体全体にアルガンオイルを馴染ませておくと、その後に使うボディークリームなどの浸透効果が高まりますし、指先やネイルに馴染ませると、指先の乾燥も防ぐことができるのでおすすめです。
食用
アルガンオイルは食用としてもお使いいただけます。料理に使う場合は、ローストタイプを使います。
アルガンオイルは加熱すると香りが増してヘーゼルナッツのような香りがして食欲増進にもなりますし、食材を選ばずにお使いいただけます。
オリーブオイルのように、そのまま食べたり、食材にかけただけで食べられるエクストラヴァージンオイルもあり、食べやすいのが特徴です。
特にトマトや卵、豆腐などとの相性が良く、いつも使っているオイルをアルガンオイルに変えるだけで、身体の内側からアンチエイジング効果が期待できます。
アルガンオイルの気をつけたいポイント
アルガンオイルは美容に敏感な女性を中心にとても人気がありますが、需要が高まったことで生産量が増えたため最近では入手困難になることはほとんどなくなりました。
しかし、中には粗悪品が含まれている場合がありますので注意が必要です。良質なアルガンオイルでないことを判断する基準として、下記の2つがあります。
①ニキビや肌荒れが悪化する可能性がある
アルガンオイルに含まれている「オレイン酸」には、吹き出物やニキビを悪化させてしまう可能性があります。
オレイン酸と言えば、美肌効果や吹き出物を改善させるが期待される不飽和脂肪酸の一種なのですが、吹き出物の種類によっては悪化させてしまう可能性もあるため注意が必要です。
オレイン酸は皮脂に似た成分なので、吹き出物の材料である皮脂を増やす働きをしてしまうため、毛穴を詰まらせたり菌を増殖させてしまう可能性があります。
そのため脂性肌や思秋期の時期にできる吹き出物との相性はよくありませんので、使用を控える必要があります。
②色が黄金色ではない
アルガンオイルの色は鮮やかな黄金色が特徴です。良質なものになればなるほど、高級感を感じるような深くリッチな印象の黄金色のものが多いです。
色が薄いものや色が違う場合は、他のオイルとブレンドされていたり、樹木から採取した実ではなく、ヤギが食べて排出された糞からタネを取り出して原料にしたりしている可能性があります。
③香りが酸っぱい・ベタベタする
本来、新鮮なアルガンオイルは、ほのかにナッツのような香りがするのですが、オイルそのものが古くなったものや、保存状態が良くないものは酸化してしまい酸っぱい匂いがするので、気をつけましょう。
また、アルガンオイルはサラッとしたテクスチャーが特徴です。もし使い心地がベタベタする場合は、本来の品質とは違うものの可能性があるので注意が必要です。
④クレンジングとして使用しない
天然のオイルだし、メイクの油汚れとの相性がいいはず!とアルガンオイルをクレンジングとして使用する人がいるようです。
しかし、アルガンオイルは浸透力がとても高いオイルのため、オイルが肌に浸透するのと同時に汚れが肌に密着・吸収されてしまいます。
アルガンオイルは、洗顔後の清潔な肌に使用するようにしましょう。
⑤使用期限
アルガンオイルはオイルの中では安定性の高い種類の物ではありますが、それでも時間の経過とともに酸化してしまいますので、2〜3ヶ月を目処として使い切ることをおすすめします。
保管の時は、直射日光の当たらない涼しい場所で、しっかりと蓋を閉めて保管することをおすすめします。
[3]アルガンオイルの選び方のポイント
アルガンオイルの特徴や効果をご紹介しましたが、商品を選ぶ際にはいくつか注意すべき点がありますのでチェックしていきましょう。
①抽出方法で選ぶ
一度に抽出できるオイルの量は多くありませんが、成分を壊すことなく、効率よくオイルを抽出することができる「低温圧搾法」が一番良い抽出方法と言えるでしょう。
②認定を受けているものを選ぶ
■ECOCERT(エコサート)
世界20ヶ国以上の国で運営されている国際有機認証機関で、製品に含まれる95%以上の成分が天然、もしくは天然由来でなければ認定を受けられないという最高レベルの水準をもった認定システムとなっています。
■COSMEBIO(コスメビオ)
エコサートの認定を受けたものの中から、一定の基準を満たした商品にのみ与えられるという、さらに厳しい基準をクリアしたオーガニック化粧品に付けられるラベルです。
■NATURE&PROGRES(ナチュール・エ・プログレ)
フランスで最も有機農業運動を促進している組織で、原材料が有機栽培であることはもちろん、周辺地域の環境保護に関しての意識や基準を満たしていることが条件となります。
■ナチュラル・コスメティック・ガイドライン(BDIH)
ドイツの公的機関である「ドイツ化粧品医薬品商工連盟」によって組織されている認証機関です。認定されるためには、天然の原材料を使用し、動物実験を行わないことなど、厳しい基準が定められています。
③用途で選ぶ
「食用」と「化粧品用(外用)」のどちらの用途で使用するかということです。食用と外用のオイルを逆の方法で使用しても問題はありませんが、それぞれの分野での使用目的のために最善の方法で精製されています。
食用のオイルには、風味を豊かにし香りが長続きさせる加工を施してありますし、外用のオイルには、肌への刺激や負担をできる限り抑えるために不純物を取り除く工程が追加されています。
④色で選ぶ
先にもお伝えしましたが、新鮮なアルガンオイルは透明感がある黄金色をしています。
時間が経ち酸化が進んでしまったものは、変色していたり、色が薄かったり、濁っていることがあります。
美しい黄金色をしたオイル選ぶことが、抽出されたばかりのアルガンオイルを見分けるポイントです。
[4]おすすめのアルガンオイル商品10選
編集部おすすめのアルガンオイル、またはアルガンオイルを使った商品を全部で11個ご紹介いたします。ぜひ購入の際に参考にしてみてくださいね。
メルヴィータ ビオオイル アルガンオイル
メルヴィータのアルガンオイルは、エコサート(フランスのオーガニック認証機関)から認証された100%ナチュラルオイル。
専用農地で栽培した、アルガンの木から採れた実から抽出した一番搾りのオイルを使用しています。着色料や防腐剤などの化学物質は一切使用していません。
洗顔後、化粧水の前にブースターとして使うと、浸透力が高まり、化粧水のうるおいをグングン吸収!うるおいを抱え込み、肌がモチモチに仕上がります。
また、アルガンオイルにはオレイン酸、リノール酸などの美容成分も含まれているので、肌のキメを整える効果も!アンチエイジングケアにもアプローチし、ふっくらとしたハリ肌へ導きます。
写真はボディオイルのサンプル(4ml)です。思ったより大きめサイズで、得した気分になりました♪他の商品も試せるのは嬉しいですね。
キューサイ 美容ジェルクリーム コラリッチEX
アルガンオイル・シアバター・マンゴバターといった植物美容オイルと6種類のコラーゲン、ハリとうるおいをサポートする酵母エキス、美容成分を配合したオールインワンタイプの美容ジェルクリーム『コラリッチEX』。
6種類のコラーゲンが、ハリのなさや、乾燥によるくすみなどの肌の年齢サインに働きかけ、表面から角質層の深部までうるおいで満たします。
また、若見えサポート成分の酵母エキスと厳選された美容成分(ヒアルロン酸やエラスチンなど9種類)が肌を保護し、うるおいをサポート。さらに3種の植物オイルが、年齢と共に失われる皮脂を保護。アルガンオイルは肌を乾燥から守ります。
無香料・無着色・無鉱物油・パラベン(防腐剤)無添加なので肌へのやさしさも◎。べたつきも臭いもなくスーッと肌になじみます。弾むハリ肌を手に入れたい方におすすめです。
無印良品 アルガンオイル
「アルガンオイルを最初に試してみるなら無印良品」という方が多くいると聞きます。
手軽に試せることが最大の魅力で、全国各地にある店舗でいつでも購入できて手軽な価格設定であることから、無印のアルガンオイルユーザーがとても多いそうです。
テクスチャーは少し重めでしっとり感が強めなのも人気の理由となっています。
ジョンマスターオーガニック アルガンオイル
ジョンマスターオーガニックのアルガンオイルと言えば、数々のベストコスメを受賞していて、長年愛され続けている人気アイテムです。
ポイントは、コールドプレス製法で丁寧に抽出されたバージンオイルのみを使用しているため、成分を壊すことなく製品化されている点です。
そのため、オレイン酸・リノール酸などの美容成分が豊富に含まれているのです。
肌への使用はもちろん、ヘアケアとして頭皮のマッサージや毛先の潤いやツヤを補給するのに愛用されているユーザーも多いようです。
アキュア モロッカンアルガンオイル
アキュアのアルガンオイルは、一部オーガニック認証製品を扱っているアメリカのスキンケアブランドです。
完全なオーガニックコスメブランドではありませんが、できる限りナチュラルな成分を使用してリーズナブルに作られたスキンケアのブランドです。
テクスチャーがゆるくサラサラしているため、ブースターオイルとして、いつものスキンケアにプラスして使用するのをおすすめします。
コディナ アルガンオイル
コディナのアルガンオイルは独自の伝統的な製法で作られていて、「丁寧な圧縮搾油」「不純物を取り除き純度を高めた品質」が特徴の未精製のアルガンオイルです。
100%オーガニックで、サラッとした軽い使い心地でありながら、すぐに肌に浸透するのが分かるほど肌馴染みが良いと大人気のアイテムです。欲しい潤いだけをたっぷりキープしてくれる優秀なオイルです。
生活の木 有機アルガンオイル&バージン
生活の木 有機アルガンオイルはアルガン木の実から抽出されるオイルで、とにかく保湿効果が高いです。
塗った後はしっとりしているのにサラっとした感触のため、フェイス・ヘアー・ボディーと、全身に安心してお使いいただけます。
サイズも25ml・70ml・250mlと種類があり、ボトルはポンプ式として使用する事ができるため、使い勝手が良くおすすめです。
PODOR モロッコ産 食用アルガンオイル
PODORのモロッコ産 食用アルガンオイルは、熟練されたモロッコの職人の技術と伝統的な製法で作られた、未精製の低温圧搾で抽出されたオイルです。
100%天然原料を使用しているため安心して食べられますし、豊富なビタミンEと不飽和脂肪酸を摂取できるので、健康と美容にとても効果が期待できます。
日本緑茶センター エクストラヴァージン アルガンオイルノンロースト
日本において、ハーブのパイオニアとも言える日本緑茶センターが製造しているジットアルガンは、搾りたての状態をそのまま瓶詰めしているため、とにかくフレッシュさが違います。
ノンローストなので、食用以外にも肌や髪の毛など外用としてもご使用いただけます。
サラッとして、とても伸びが良いので使いやすく少量で長持ちできる所も嬉しいポイントです。
リルアルガン アルガンオイル
リルアルガンのアルガンオイルは、低温圧搾方でゆっくりと時間をかけて抽出したオイルを、じっくりと丁寧に濾過する事で不純物を取り除いてできた、バージンアルガンオイルです。
無添加なので、顔・髪・ボディと前進に安心してお使いいただけますし、量もたっぷりと100ml入りなので、シャンプーやクレンジングなどの際に少量加えて使用するのもおすすめです。
[5]アルガンオイルの効能・効果
アルガンオイルには様々な成分が含まれていて、なかでも美容と健康にとても効果的である事が分かりました。どの成分が、どんな効果をもたらせてくれるのか確認してみましょう。
エモリエント効果
アルガンオイルには、生活習慣病を予防効果のあるオレイン酸がな40~50%も含まれています。
肌と相性が良いオイルなのでとても肌馴染みが良く、皮膚を乾燥から守り柔らかくしてくれるエモリエント効果も期待できます。
他にも白く美しい肌に導いてくれる効果も期待できるので、美肌を目指すためにはとても魅力的なオイルと言えます。
エイジングケア
アルガンオイルの人気に火がついた理由のひとつは、「エイジング効果に優れている」点だと言われています。
これは、活性酸素を除去してサビつきを防ぐ働きをするビタミンEが多く含まれていることによるもので、高いエイジング効果が期待できるのです。
肌の水分・油分の状態を整える効果
アルガンオイルには、皮膚の成分に近いとされるオレイン酸が多く含まれているため、肌の角質層まで馴染み肌の水分・油分を調整してくれる働きがあります。
美肌を目指す上で、肌の水分と油分のバランスを保つことはとても大切です。
このバランスが乱れることによって、乾燥や肌荒れを起こす原因となり、様々なトラブルを引き起こしてしまいます。
オイルというとベタつきが気になるという人が多いようですが、アルガンオイルは肌に付けるだけで、ベストなコンディションへ導いてくれるので、肌トラブルでお悩みの方は試してみる価値ありです。
肌のキメを整える
アルガンオイルに多く含まれるビタミンEには、ターンオーバーを正常にしてくれる効果も期待できます。
肌の生まれ変わりであるターンオーバーのサイクルがきちんと整っているということは、古くなった角質が取り除かれて、キメの整った明るい肌へ導かれるということ。
アルガンオイルは肌のキメを整えるために、とても有効なオイルと言えるのです。
保湿効果
先にお伝えした通り、アルガンオイルは肌の水分と油分を調整してくれるオレイン酸が多く含まれています。
そのためとても肌馴染みが良く、角質層まで浸透したオイル成分を保持した状態で水分を溜めておくことができるため、保湿効果も抜群です。
むくみ対策
アルガンオイルのビタミンEに含まれるγトコフェロールには、身体に溜まった余分な水分を利尿作用を促して外に排出してくれる働きがあります。
これによりむくみの改善や予防に繋がるので、むくみに悩まされている女性の方必見です!
便秘の改善・ダイエットサポート
アルガンオイルに含まれているオレイン酸やリノール酸の働きによって、悪玉コレストロールは減少させる効果が期待できます。
また、栄養を分解し糖に変える働きをする「インスリン」の増加を抑制してくれるため、太りにくくなります。
それにアルガンオイルは油分なので、便の排出をスムーズにする働きの手助けをしてくれたり、コレストロールを付きにくくする働きもあるので、ダイエット中や便秘でお悩みの方におすすめです!
日焼け・肌荒れ対策
もともと肌を守るために備わっているバリア機能は、紫外線や排気ガスなどの外部からの刺激から肌を守ってくれるものです。
バリア機能が弱くなってしまうと、シワやシミ、毛穴の黒ずみなどの肌荒れによるトラブルが怒りやすくなってしまいます。
アルガンオイルは、肌の潤いをキープしてくれるためバリア機能を発揮させてくれます。
特に紫外線からしっかり肌を守ってくれるため、日焼け防止や日焼け後の炎症を軽減する働きもあり、高い美白効果が期待できます。
また、肌の新陳代謝を活発にしてくれる働きがあるので、肌荒れやニキビの予防にもなって、女性には嬉しいポイントばかりです。
[6]自分好みのアルガンオイルで全身をケアしよう!
美容や健康に嬉しい効果が期待できる「ビタミンE」や「不飽和脂肪酸」をたっぷり含んだアルガンオイルは、ぜひとも取り入れたいアイテムです。
食べることと、外から使う事で体の内側も外側からもケアして、全身が美しく健康になれるのは本当に魅力的なオイルですので、ぜひ食用・外用とそれぞれチャレンジして、ご自身の用途と好みにあったお気に入りの1本を見つけてみてくださいね!
☆アロマセラピスト菊池より一言☆
最近は雑誌やテレビなどでよく目にするようになり、美容オイルといえばこの「アルガンオイル」が思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
美容はもちろん、皮膚の傷を修復してくれたり抜け毛を予防してくれたりと色々な生活シーンで使えるオイルになり、私も常備している大好きなオイルです。
私の場合は他の植物油にこのアルガンオイルを混ぜて使う事が多く、寒い季節はハンドクリームに入れたり、乾燥でできてしまった目の下の小ジワの改善などによく使用してます。
「自然の最高の老化予防薬」といわれているこのアルガンオイル。スキンケアにヘアケアにいろんなシーンで試してみてくださいね!
※アロマオイル(精油/エッセンシャルオイル)を使う際の注意点
アロマオイルは医薬品ではないため、「治療」できるものではありません。ここに掲載されている内容は精油の効果効能、心身の不調改善を保証するものではありません。予めご了承ください。症状がひどい場合は医療機関を受診することをおすすめいたします。実際にアロマの香りに癒されるという方はたくさんいます。自分の体の状態や気分に合わせて上手に取り入れてくださいね。