奥歯のドブ臭いニオイは虫歯のせい?歯医者へ行くべき?原因と治し方
「あれ、口からドブのようなニオイ…もしかして自分?」そんな経験ありませんか?特に気になるのが、奥歯から漂うドブ臭いニオイです。一体何が原因で、どうすれば改善できるのでしょうか。この記事では、そんな口臭に悩むあなたへ、原因と解決策をわかりやすく解説します。
2023年07月05日更新
この記事の監修
千葉センシティ矯正歯科 石川 宗理院長
記事の目次
[1] 奥歯のニオイが気になる…こんな悩みは要注意
奥歯からの異臭にお困りではありませんか?
・奥歯に違和感のある味がする
・歯間ブラシやフロスが臭い……
これらは一見些細な問題に見えますが、口腔内の健康状態を示す大切なサインかもしれません。
[2] 奥歯がドブ臭いニオイになる9つの原因
奥歯からドブ臭いニオイがするとき、さまざまな原因が考えられます。
それぞれの要因は深く絡み合い、一つの原因だけではなく、複数の要素が組み合わさってニオイが発生することも。
具体的には以下の9つの原因が考えられます。
・磨き残しによる歯垢や歯石
・歯間清掃具(フロスや歯間ブラシ)を使用していない
・かぶせ物や詰め物の間の虫歯
・かぶせ物や詰め物があっていない
・歯周病
・舌の汚れ(舌苔)
・口呼吸
・臭い玉
・鼻や内臓の病気
これらの原因を理解し、適切なケアをおこなえば、ドブ臭い口臭は改善できます。それぞれの詳細を見ていきましょう。
磨き残しによる歯垢や歯石
奥歯だけに限らないのですが、日常的な磨き残し(ブラッシング不足)が口臭の原因のひとつです。
特に奥歯は自分で見ることが難しく、磨いていても食べかすやプラーク(歯垢)が残りやすい場所。
プラークが歯の表面に付着すると、2〜3日(早い方だと24時間)で歯石になってしまいます。
プラークや歯石は歯周病や虫歯を引き起こします。その元となる菌が増殖し、それがドブ臭い口臭の発生源となるのです。
親知らずは見えにくいだけでなく、生えている部分が少ないため歯磨きがしにくく、歯垢が残りやすい場所。歯垢が付着し続けると親知らずの周囲の歯茎が炎症(智歯周囲炎)したりこちらもニオイの原因となります。
これが放置されると、虫歯や歯周病を招き、さらなる口臭の原因となります。
さらに、奥歯部分で入れ歯を使用している場合も注意が必要です。
部分入れ歯の金具部分と歯の隙間も、ブラッシングが難しい部位のため、ニオイの原因になります。
歯間清掃具を使用していない
厚生労働省の平成28年歯科疾患実態調査によると、デンタルフロスや歯間ブラシを使用している者は男性で30.6%女性で46.3%ほど。
まだまだ使用している人が少ないのが現状です。
歯と歯の間は歯ブラシでは届かないためフロスまたは歯間ブラシでの清掃が必須です。
使用することで口臭予防になることももちろんですが、虫歯や歯周病の予防にもなります。
かぶせ物や詰め物の間の虫歯
虫歯は、単に歯を溶かすだけでなく、その進行に伴って不快な腐敗臭を発生させるものです。
虫歯が深く進行するとニオイが生まれます。
痛みがなくてもニオイがある場合は、虫歯が深刻になっているかもしれません。
かぶせ物や詰め物そのものが口臭を招いている場合もあります。
この要因は、かぶせ物や詰め物が歯と接する部分に隙間ができること。
この隙間に食べかすなどの汚れがたまると、虫歯菌の増殖につながり、その結果、口臭が発生します。
治療直後はかぶせ物や詰め物がしっかりと歯に密着しているものの、日々の歯ぎしりなどで微妙にズレが生じることもあります。
この微細な隙間が虫歯菌の増殖場所となり、ニオイの原因となるのです。
かぶせ物、詰め物が合っていない
虫歯になっていなくても、ご自身の歯に合っていないかぶせ物が入っている場合は、その段差に歯垢(プラーク)や食べかすが入ってしまい、歯ブラシではとりきれずニオイの元となる場合があります。
歯周病
歯周病も、ドブ臭い口臭の原因となる一つです。
歯周病とは:
細菌の感染によって引き起こされる慢性の炎症疾患。
歯茎が炎症し出血したり進行すると歯を支えている骨(歯槽骨)が溶けてしまう病気。
これには口の中の細菌が関与しています。
健康な歯周ポケット(歯と歯茎の間にある溝)は3mm以内の深さで、出血がない状態です。
歯の根本(歯頸部:最も歯茎に近い部分)に歯垢(プラーク)が溜まり続けると、歯茎に炎症を引き起こし、ポケットが深くなる(4mm以上)ことがあります。
こうした状況が長く続くと、歯周病が発症し、口臭の原因となります。
歯周病菌は代謝の過程でガスを作り出すのですが、このガスが口臭の原因となります。
歯周病が進行すると、歯茎から出血し、歯周ポケットがどんどん深くなります。
歯周ポケットの中には酸素が少なく、酸素が嫌いな歯周病菌(嫌気性菌)が増殖、活発に活動し、口臭を助長させてしまうのです。
さらに、進行が進むと膿が出てくることもあり、これが特異なニオイを発生させてしまいます。
舌の汚れ(舌苔)
口臭のもう一つの要因として、舌の上にたまった汚れ、すなわち舌苔を見逃してはいけません。
舌の表面は微細な凹凸があり、そこに食べかすや口内細菌がこびりつきやすいのです。
舌苔が細菌の繁殖地となると、細菌は、唾液や食べ物に含まれるタンパク質を分解し、悪臭物質を生み出して口臭を引き起こします。
さらに舌苔が溜まると、口の中の自浄作用が低下するため、口臭が悪化してドブのようなニオイになってしまうかもしれません。
口呼吸
口呼吸もまた、口臭の原因になりえます。
私たちは鼻呼吸をしている間に、唾液の分泌が促進されるのですが、口呼吸をするとお口の中が乾燥してしまうのです。
唾液は、口の中を潤し、食べ物のかすや細菌を洗い流す役割を果たしています。
しかし口呼吸で口の中が乾燥してしまうと、唾液が減少します。
これにより、口の中の自浄作用が低下し、細菌が増えやすい環境へ。
この細菌が口臭を引き起こす物質を生成するため、口呼吸は口臭の原因となります。
特に寝ている間の口呼吸は、長時間の口の乾燥を招くため、注意が必要です。
臭い玉
“臭い玉”とは、医学的には「扁桃腺結石」と呼ばれるもので、口臭の一因となります。
この臭い玉は、扁桃腺の溝に食べ物のかすや死んだ細胞、細菌などが詰まり固まったものです。
白くて硬い、小さな粒状のもので、自分では見えないこともあります。
これらの固まりが口内で発酵・腐敗し、ドブのような強い口臭を発生させてしまうのです。
扁桃腺結石は、口臭だけでなく、喉の痛みや耳の痛みを伴うこともあります。
一度できてしまうと、自分で取り除くのは難しいため、医療機関に相談することをおすすめします。
鼻や内臓の病気
鼻や内臓の病気も、口臭の原因になることは少なくありません。
副鼻腔炎もその一つです。
副鼻腔炎とは、鼻の周囲にある空洞、つまり副鼻腔が炎症を起こすこと。
副鼻腔炎が起きると、鼻水や鼻詰まりが長期間続くだけでなく、膿がたまるため、異臭が発生します。
これが口臭となって現れるのです。特に口から呼気する際に、他人にも感じ取られやすいです。
胃や十二指腸の潰瘍、胃食道逆流症などの消化器系の病気も、口臭を引き起こすことがあります。
これらの病気では、腐敗臭のもととなる物質が胃腸で発生し、血液に入りこんでしまいます。
これが肺から出ることで、腐った食べ物のような口臭となります。
心当たりがある場合は医療機関で相談しましょう。
[3] 奥歯のニオイや口臭を治す4つの方法
奥歯のニオイや口臭が気になると、自信を失ったり、人とのコミュニケーションにも影響が出ることもありますよね。
だからこそ、対策をしっかりと行うことが重要です。
では、具体的にどういった方法があるのでしょうか?
ここからは、口臭を治すための4つの方法をご紹介します。
正しい歯磨きをする
正しい歯磨きの方法を掴むことで、口臭対策がグッと進みますよ。それでは、具体的なポイントを見ていきましょう。
歯磨きの回数と時間を守る
1日に最低2回、朝と夜に歯磨きをしましょう。
特に、就寝前の歯磨きは1日の食事で溜まった汚れを落とす大切な時間。
寝てる間は唾液の分泌量が減り、お口の中の細菌が増殖します。
就寝前のブラッシングは寝ている間に増える細菌の量を極力減らすためにも重要です。
各歯磨きでは、最低でも2分間をかけることを目指してください。
正しい手順で磨く
歯磨きは奥歯や歯の裏側、その人の磨き忘れやすい場所から磨くことをおすすめします。
歯並びやお口の大きさは個々で違います。
その方のブラッシングの癖などもあります。
「磨いている」と「磨けている」には大きな差がありますので、歯科医院で正しくブラッシングできているかチェックしてもらうのもよいでしょう。
デンタルフロスや歯間ブラシを活用する
歯磨きだけでは落としきれない汚れもあります。
デンタルフロスや歯間ブラシの利用を検討してみてください。
道具選びにも気を配ろう!
歯磨きの手法だけでなく、使用する道具の選び方も重要です。
それぞれの道具が持つ特性を理解し、自分の口腔状態に合わせた選択をすることが、さらなる口臭予防に繋がります。
道具 | 概要 | メリット | デメリット | オススメな人 |
フロス | 細い糸状のクリーナーで、歯と歯の間の汚れを取ります。 | 歯間の汚れをしっかりと取り除くことができる。 | 慣れが必要。 | 歯がある全ての人、歯間が狭い人、矯正中の人 |
タフトブラシ | 小さなブラシ部分が特徴で、奥歯や歯肉の境目など狙った部分を磨くことができます。 | 細かい部分を丁寧に磨ける。 | 全体を磨くには時間がかかる。 | 矯正中の人、歯並びが複雑な人、歯石が気になる人、歯周病予防をしたい人、親知らずが生えている人 |
歯間ブラシ | 歯と歯の間を磨くためのブラシ。 | フロスより簡単に歯間を磨ける。 | 歯間が狭いと使用しにくい。サイズの選択を誤ると歯茎が傷つく。虫歯になりやすい歯がコンタクトしている部分は清掃できない。 | 歯間が広い人、入れ歯やブリッジを使用している人 |
マウスウォッシュ | 口内をすすぐ液体で、殺菌作用があるものもあります。 | 手軽 | 長時間の効果は期待できない。一時的。 | 忙しくて手間をかけられない人、口臭が気になる人(効果は一次的) |
・フロス
デンタルフロスはナイロンや絹の加工糸でできており、歯ブラシの毛先が届きづらい歯と歯の間の汚れを除去するのに優れています。
必要な長さだけを切れて経済的な糸巻きタイプや、初めてでも使いやすいホルダータイプ、香り付きのものなど種類はさまざまです。自分に合った使いやすいものを選びましょう。
また、スーパーフロスと呼ばれるデンタルフロスにスポンジがついたものがあります。
歯のない部分にその前後の歯とつなげてかぶせたブリッジの下やつながったかぶせ物の汚れをとるのにおすすめです。
・タフトブラシ
ワンタフトブラシとは一般的な歯ブラシと違い、毛先が一つにまとまった筆のような形の小さな歯ブラシです。
奥歯の奥側や歯間部、歯並びが複雑な場所、親知らずの周りなど一般的な歯ブラシでは汚れが残りやすい狭い部分まで細かく磨くことができます。
また、歯と歯茎の境目の部分を軽くなでるように磨くのも効果的です。
・歯間ブラシ
歯ブラシだけでは届かない、歯と歯の間の掃除に便利なのが「歯間ブラシ」です。特に、歯茎付近の隙間に使用します。
歯間ブラシの形はさまざまですが、特におすすめなのが奥歯でも使いやすいL字のナイロンタイプのものです。
歯間ブラシを選ぶ際は自分の隙間の大きさに合ったサイズを選びましょう。隙間に合ったサイズを選べば、より効果的に汚れを落とせます。
太いものや細いものといくつかありますが、少し抵抗がありつつも無理なく隙間に入るサイズがおすすめです。
合ってないサイズを使用すると歯茎を傷つけることになりますので、サイズ選びに困ったときはかかりつけの歯科医院に相談しましょう。
・マウスウォッシュ
マウスウォッシュは洗口液、デンタルリンスとも呼ばれ、液体です。口に含みすすぐことで、口臭だけでなく、歯周病・虫歯などの予防にも効果があります。
ただし、歯垢(プラーク)はうがいだけでは除去できず、歯ブラシで擦らないと取れないので、使用する場合はブラッシング後をおすすめします。
歯磨き後に使用する洗口液タイプのものがおすすめで、歯と歯の間に液が通るような意識ですすぐようにすると効果的です。
フロスや歯間ブラシに直接液をつけて使用すると、汚れをとりつつ殺菌もでき、お口の中のすっきり感も違ってきます。
Daily1(デイリーワン)
出典 amazon
Felice編集部セレクトのマウスウォッシュDAILY1(デイリーワン)は、持ち運びに便利なスティックタイプの医薬部外品マウスウォッシュです。
アルコールフリーで刺激が強くなく、国から安全性と効果を認められた薬用成分配合がしっかりとお口をクリアにします。
植物から採れる成分もこだわって配合。歯ブラシで落としきれなかった奥歯の汚れまで洗い落せるのはもちろん、健やかなお口に導いてくれるのも嬉しいポイントです。
携帯に便利だから仕事先や旅行先でも手軽にしっかりお口のニオイ対策ができますよ。口の中でゆすいで吐き出すと取れた汚れが目に見えるため、きちんとケアできているのがわかるのも魅力です。
歯医者などの医療機関で治療を受ける
セルフケアでも口臭が気になる場合、歯医者で専門的な治療を受けるようにしましょう。
虫歯や歯周病など、口臭の主な原因となる疾患は、歯科医院での治療が必要です。
日々のケアだけでは解決しきれない問題をプロの手に任せることで、口臭の改善が期待できます。
口の中だけでなく、全身の健康状態も、口臭に影響します。
特に、鼻や内臓の病気、そして”臭い玉”と呼ばれる扁桃腺の問題などは、専門医の診断と治療が必要となることもあります。
自己判断で悩むよりも、医療の専門家に相談するようにしましょう。
合っていないかぶせ物を交換する
実は、装着しているクラウンやブリッジがフィットしていない場合、それが口臭を引き起こしているかもしれません。
そんな時も、歯医者さんの専門的な観点から見てもらうことが最善の対策となります。
まずは、歯科医師に相談し、かぶせ物が合っていなければ、適切なサイズや形状に交換を検討してみてください。
適切な装置にすることで、食べ物の残りかすや細菌の溜まり場所を減らし、口臭を抑えることが可能です。
定期検診を受ける
口臭対策の一環として、定期的な歯科検診もお忘れなく。
自宅でのケアも大切ですが、専門家の目で見てもらうことで、見落としがちな問題点を発見し、早期に対処することが可能です。
プロの手によるクリーニングは、普段のブラッシングだけでは取りきれないプラークや歯石を除去します。
また、口臭の原因となる歯周病の予防や早期発見にもつながります。
さらに、定期検診を受けることで、自己ケアの方法もアドバイスしてもらえます。
自宅でのケアと専門家のケアをうまく組み合わせて、口臭を予防しましょう。
[4] 奥歯のドブ臭いニオイのよくある質問
ここでは奥歯や口内のドブのようなニオイについて、多くの方から寄せられる質問をピックアップしました。
どれも日々の生活の中で気になるポイントばかり。
口臭についての知識を深め、正しいケアの方法を理解することで、あなたの生活をより快適にする一助となれば幸いです。
息がドブ臭い原因は何?
ドブ臭い口臭の一番の原因は、口腔内の細菌(細菌)によるものです。
食べ物の残りかすが口腔内に留まり、これが細菌のエサになるのです。
そして、細菌がこれを分解する過程で発生するガスが口臭の元になります。
特に奥歯周辺はブラシの届きにくいため、こうした問題が起きやすいです。
ほかにも鼻や内臓の病気、”臭い玉”と呼ばれる扁桃腺の問題がドブ臭い口臭の原因であることもあります。
ドブ臭い口臭の治し方は?
ドブ臭い口臭の治し方は、まずは日々の口腔ケアから始めることです。
正しいブラッシング方法をマスターし、フロスや歯間ブラシを使って奥歯周辺の清掃を徹底しましょう。
口臭予防のための専用のマウスウォッシュを使うことも効果的です。
虫歯や歯周病が原因となっている場合は、歯医者さんでの適切な治療が必要になります。
口臭の悩みを解決し、健康的な口内環境を守るには、定期的な検診を受けて、トラブルの早期発見・早期治療を心がけましょう。
歯茎の腫れと奥歯のニオイは関係ある?
歯茎の腫れも奥歯のニオイに関係するときがあります。
歯茎の腫れる原因
①歯周病
②親知らずの周囲の歯茎が炎症を起こしている
③歯の根っこの尖端に膿が溜まっている。(根尖病巣)
いずれの原因もお口の中の細菌によって炎症が起こっている状態です。
放置すれば口臭はもちろん炎症が強くなり痛みも強くなってくるので、早めに歯科医院を受診することをおすすめします。
歯を抜いた(抜歯した)ところが臭いのはなぜ?
親知らず(智歯)や、何らかの理由で歯を抜歯した後、傷口となっている部分(抜歯窩)から臭いがすることがあります。なぜでしょうか?
これは、ドライソケットと呼ばれる状態になっている可能性があります。
ドライソケット:
抜歯した後に傷口が治癒せず傷口が露出しているような状態
ドライソケットに食べかすやプラーク(歯垢)が溜まると臭いの原因となります。
ズキズキとした痛みや膿が出ることもあります。
この場合は、早めに歯科医院への受診をおすすめします。
[5] ドブ臭い奥歯は放置せずに対策を!
口臭対策は、正しいブラッシングと口腔ケアグッズのセレクト、そして定期的な歯科検診が大切です。
それぞれの方法は単体でも効果がありますが、組み合わせて実践すれば、より効果的な口臭ケアが期待できます。
奥歯のドブ臭の原因によっては、歯医者や、別の医療機関にかかる必要があるかもしれません。
セルフケアでどうにもならない場合や、心当たりがある場合は、早めの受診をおすすめします。
奥歯のドブ臭い口臭に、もう一人で悩む必要はありません。
ここでお伝えした知識をもとに、今こそ自分の口臭と向き合ってみましょう。