彼氏の口臭が別れる原因になる前に!その口臭の原因と治してもらうための伝え方
彼氏といい雰囲気になって、いざ近づいた瞬間に口臭に気づいた、なんて悲しいですよね。寝起きやクサイ物を食べた後など、どうしてもニオイが強くなることはあります。口臭は誰にでもあるものですし、普段からにおう人でもうまく対策してもらえば治すことも可能です。口臭の原因と治し方をご紹介します。
2018年11月21日更新
記事の目次
[1]口臭が別れる原因に!?
他の部分は完璧なのに、口臭だけが気になって別れるかどうか悩んでしまう、という女性は案外多いようです。気になるけどなかなか伝えにくい口臭の問題。まずは原因を知りましょう。
口臭は誰にでもある?
世の中に多くのブレスケア商品があるように、ニンニクや焼肉、ラーメンなど、ニオイの強いものを食べたときに口臭が強くなるのは、既にわかりきっていることですが、それ以外にも誰にでもある口臭というのはあります。
朝起きたときや極度の緊張をしている時などは口の中が乾燥して、クサくなりがちです。
また、女性でも月経や妊娠などホルモンの変化でニオイが強くなることもあります。どんなに健康に気遣っていても、口臭がまったくない人はいません。
口臭の問題は多かれ少なかれ、何も対策しなければ誰にでもあるもの、というのをまず知っておきましょう。
口臭チェックの方法
口臭は誰にでもあるときくと、自分ももしかしたら口臭が強くて他人に迷惑をかけているのではないかと心配になりますよね。
口臭は自分で気づくのはなかなか難しいものです。親や仲の良い友人などに直接聞いてみることができればよいですが、そうでない場合、セルフチェックする方法もあります。
彼氏の口臭を指摘する前に、まず自分の口臭がどれくらいなのかを知っておくのも良いでしょう。もっとも簡単な方法として、歯ぐきや舌の上などを触ってみて、指についた唾液のニオイを嗅いでみるという方法があります。
口の乾燥が口臭の原因になることもあるので、少し乾燥してきた時のニオイが自分の口臭がキツイ時のニオイといえます。
ニオイの強いものを食べた後など今の自分の口臭が知りたいときなどは、コップやビニール袋などに直接息を吹き込んでみて、ニオイを嗅いでみる方法もあります。
また、マスクをして息を吐いて、それを自分で吸ってみると案外気づくこともあるでしょう。「もしかしたらいま口臭キツイかも」と感じたときは試してみてください。
日常的に口臭が気になっている時には、市販のニオイチェッカーを使ってみる方法もあります。息を吹きかけるだけで簡単に今の口臭がどれくらいかを測れるものが多いので、外周りや接客の仕事をしている方にもおすすめです。
本格的に治療したい、しっかりと一度検査したいという人は口臭の治療に強い歯科医院に行けば、口臭測定器を使って検査してもらうこともできます。
ニオイのもととなるメチルメルカプタン、硫化水素や、ジメチルサルファイドなど口臭物質を測定してもらうことができます。
自分の口臭の傾向や原因がわからないと治療もしづらいものです。明らかにひどい場合には専門医にかかることも検討しましょう。
口臭の原因
口臭の原因には、お腹が空いているときや、寝ておきた直後の口臭、疲れ切っているとき、極度の緊張状態にあるときなど、誰にでもある生理的な口臭と、ニンニクや焼肉、ニラ、ネギなどニオイの強いものを食べたときの食物由来の口臭、妊娠や月経、更年期などのホルモンバランスに由来する口臭があります。
特に注意をしたいのが、病気が由来する口臭です。よく言われるのが虫歯や歯周病が原因の口臭ですが、それ以外にも口腔粘膜の炎症や悪性腫瘍、副鼻腔炎、咽頭や喉頭の腫れなどが原因で口臭になることがあります。
また、口腔内以外にも、糖尿病や、腎疾患、肝疾患など、内臓の病気から口臭が発生している場合もあります。
口臭はどうやって治す?
では、口臭はどのように治せばよいのでしょうか?口臭の9割は口腔内の環境が原因と言われていますので、一番効果的なのは歯磨きです。
歯や歯茎を健康に保つことで、口臭を予防することができます。口腔内が荒れていたり、虫歯や歯周病が発生している場合は、まずそちらの治療を行いましょう。
口内細菌は就寝中にもっとも活発になるので、就寝前と寝起きの歯磨きは特に大切です。口臭の原因が内臓の病気の場合は、治療に専念することが口臭改善の近道です。
[2]相手に嫌な気持ちにさせない口臭の伝え方
原因や対策がわかっても、相手に伝えることができなければ、彼氏の口臭を治してもらうことはできません。相手を不快にせず、口臭に気づいてもらう伝え方をご紹介します。
アメやガム、飲み物をすすめる
一時的な緩和に有効で、なおかつトライしやすい伝え方です。特に二人でニオイのきつい食事をしたときには「一緒にガムを食べよう」と気軽に伝えることができます。
ちょっと相手の口臭が気になるときなどにも、相手にだけすすめるのでなく、自分が食べるために、ついでに勧めるような感じで伝えると、カドが立ちにくいでしょう。
あえて気づいてもらいたい、気にしてほしいときには、気になったときに相手にだけ手渡す、という方法も有効です。
自分の口臭を気にする
相手に伝えるのが難しいときには、自分の口臭を気にしているふりをして、相手に自分はどうだろう、と考えてもらう手があります。
「さっきニンニク食べちゃったんだけど気にならない?」と聞いてみたり、自然と口臭の話題を増やして話すことで、伝えやすい雰囲気も作れ、彼のほうから、自分の口臭はどうかと聞いてきてくれる可能性もあります。
また、自分の口臭に自信がある人や、自分も口臭を治したいひとは、あえて口臭チェッカーを持ち歩くという手もあります。
ゲーム感覚で、日常的に使うことで、自分が伝えなくとも機械が彼に気づかせてくれるかもしれません。
病気を心配する
もっとも直接的に、しかし親身になって聞くことができる方法が病気を心配することです。「もしかして最近ストレスで胃を悪くしてたりしていない?」など、本気で心配している顔で聞いてみましょう。
向こうがどうしてか気にしてきた時に「ちょっと口から胃が荒れているニオイがするよ」と、口臭とう単語を使わずに口臭があることを伝えることができます。
また、本気で病気が疑われるニオイがする場合は、「本当に心配だ」ということが伝わるように、ストレートに口のニオイがキツイから、治療したほうがいいと伝えたほうがいいでしょう。
重大な病気かもしれないから、という、あくまでも本人を心配しているからだというスタンスを伝えることが大切です。
NGな言い方は?
相手との関係や距離感にもよりますが、ストレートに「口が臭い」と言われたり、キスを避けられたりしたら彼は傷つきます。
また、二人きり意外のところで話題にするのも相手のプライドを傷つけるのでNGです。
クサイからどうにかしてほしい、という言い方でなく、体調が心配だから治して欲しくて伝えるという、思いやりで言っているということが相手に伝わるように言いましょう。
[3]相手を気遣いながら少しずつ指摘して治してもらおう
誰にでもあるとは言え、一度気づいてしまうとどうしても気になるのが口臭です。
一方的に傷つく言葉で伝えたり、単純に耐えられないと言って別れてしまう前に、自分も同じかもしれないということは忘れないようにしながら、思いやりをもって少しずつ伝え、彼氏に対策をしてもらって治してもらうようにしましょう。