観葉植物は香りも楽しめる!香りから選ぶおすすめの観葉植物7種
今、観葉植物や多肉植物などをお店でもよく見かけるようになり、緑のある生活が人気を集めています。見た目の可愛らしさだけでなく、香りや育てやすさなどからも多くの人に注目されています。そんな観葉植物の香りをもっと楽しむために、おすすめの種類や香りを楽しむポイントについてご紹介しましょう。いつもの空間に観葉植物を置いて、大切に育ててみましょう。
2018年11月20日更新
記事の目次
今人気の観葉植物、香りから選んでみてみよう
今人気の観葉植物、見た目の愛らしさや好みなどだけでなく、香りから選んでみるのもおすすめです。ここでは、香りが豊かで癒し効果も期待できる観葉植物を7つ紹介します。
香りが豊かで癒される観葉植物7選
- 白い花が美しく香りのよいマダガスカルジャスミン
- 葉をこすると香りを放つユーカリ
- フレッシュな香りが心地よいラベンダー
- 料理にも活用できるローズマリー
- ハワイの花 プルメリアの香りもおすすめ
- ミントの香りが心地よいアロマティカス
- バニラを育てて甘い香りを楽しむのもおすすめ
マダガスカルが原産地となるマダガスカルジャスミンは、白い花が可愛らしい観葉植物です。部屋を明るい雰囲気にさせてくれる白い花に、甘く豊かな香りが魅力的となっています。
実はジャスミンの種類ではないマダガスカルジャスミン、日光にしっかり当てることで元気に育ちます。ときどきふわっと香る程度のものですが、上品さと清潔さを持った植物ということでベランダやリビングなどに置くのがおすすめです。4月~6月が開花時期となり、たくさんの花を咲かせます。その後も一年中緑の葉が茂ることから、観葉植物としても人気があります。
ユーカリといえばコアラの大好物という印象がありますが、香りを楽しむ観葉植物としてもおすすめです。ユーカリの主成分であるシネオールによって、葉をこすることでスーっとした爽やかな香りを放ちます。
ユーカリはとても丈夫な植物なので、気軽に育てることができます。成長のスピードが早いので、外で育てているといつの間にか大きくなってしまいます。部屋のなかで育てる分には、大きく成長して困ることはありません。日光が好きなので、日当たりのよいところに置いておくと、元気に育つでしょう。
香りのよい観葉植物の代表格にもなるラベンダー、すでにどんな香りか知っている人も多いでしょう。ルームフレグランスなどにも利用されることが多く、私たちにとっても嗅ぐことの多い身近な香りと言えます。
甘さのある香りというよりはすっきりとしたフレッシュな香りが特徴的であり、紫色の花が美しいです。観葉植物として室内に置くと、香りと花の両方を楽しむことができます。ラベンダーは花を摘んで飾っておいたり、サシェを作って香りを楽しむなど、活用法がたくさんあります。上手に育てるとたくさん花を咲かせ、その分香りも豊かになるので、愛情込めて育てたいですね。
ローズマリーといえば、肉料理に活用できる植物として有名です。ローズマリーを嗅ぐと、思わず強烈な匂いにびっくりしてしまいますが、上手に活用することで香りを楽しめます。よい香りを嗅いで楽しむだけでなく、そこから得られる効能についても注目することでローズマリーの魅力を知ることができます。
ローズマリーは筋肉痛などの関節の痛みを緩和してくれたり、精神面で気分をリフレッシュさせてくれる効能があります。そのため、ローズマリーを部屋に置いておくと、自然と心を豊かにしてくれるのです。スーっとした香りに癒されながら料理にも活用するなど、日常生活のなかにローズマリーを取り入れてみましょう。
ハワイの花とも言われているプルメリアも、香りが豊かな観葉植物として育てることができます。プルメリアにはたくさんの種類があり、花の色も異なるので、好みのものを選んで育てるという楽しみもあります。
フローラルな香りという言葉がぴったりなプルメリア、ぜひリビングに置いて大切に育ててみてください。可愛らしい可憐な花を咲かせ、家中に素敵な香りを広げてくれるでしょう。
今、多肉植物としても花屋さんなどで見かけることが多いアロマティカスも、気軽に育てられる観葉植物となります。丸くて肉厚の葉はふわふわとしていて、手で触るとミントの心地よい香りを感じることができます。
アロマティカスは、剪定をしながら増やしていくことができるので、いろんな部屋に置いて香りを楽しめるようになっています。気分がすっきりするミントの香りで、日々の疲れも癒してくれるかもしれません。
手軽に栽培できる観葉植物にはさまざまな種類がありますが、私たちにとって身近なバニラも自宅で育てることが可能です。ツルを伸ばして上にどんどん成長していくタイプの観葉植物になり、花が咲き終わったあとはサヤができて、その中に豆ができます。
この豆を使ってできているのが、バニラです。暖かい地域で自生している植物なので、家で育てる際には日光がよく当たる箇所に置くようにしましょう。バニラのほんのり甘い香りを感じながら、心身共にリラックスできるでしょう。
観葉植物の香りを楽しむためのワンポイントアドバイス
観葉植物は見るだけでなく、香りを感じるという楽しみ方もあります。そこで、より観葉植物の豊かな香りを楽しむために、ワンポイントアドバイスをご紹介します。
たまに葉をこすってみよう
観葉植物の種類によっては、葉を手でこすってみたり、葉同士をこすり合わせるなどをすることでより香りが広がるものがあります。もう少し香りを感じたいというときには、葉を優しくこすってみましょう。そうすると、素敵な香りを部屋に広げてくれて、いつも以上にリラックスして過ごせるでしょう。
こまめに剪定などのお手入れをしてあげる
観葉植物は水やりをしてお世話をすることで、少しずつ成長していきます。バランスよく美しく育てていくためには、こまめな剪定が必要です。そこで、観葉植物の剪定の仕方を知って、実際に整えてあげましょう。剪定をすることで香りが広がります。また、状態をよくしてあげることでしっかりと成長していくので、その分香りもしっかり感じられるようになります。
挿し木などで増やすと、香りも広がる
切り取ったものを挿し木にして増やすことも可能です。同じ種類が増えることで、お気に入りの香りがよりしっかりと広がるようになるのでおすすめです。挿し木にしたい部分をカットして、1、2時間水につけてから土に植え、たっぷり水をあげましょう。しばらくは半日陰で育てるようにするとよいです。約1ヶ月で発根し、元気に育ってくれるようになります。
葉をちぎって料理や飲み物に使うのもおすすめ
観葉植物のなかには、料理やお茶などに活用できるものも多くあります。今回ご紹介したローズマリーやラベンダーなどもその一つです。肉料理やスープ類、紅茶などに入れると、観葉植物それぞれの香りをよりしっかりと感じることができます。気軽に活用できる観葉植物を選んで、育ててみるのもよいですね。活用できる場が広がると、より観葉植物の魅力を知ることができ、育てる楽しみも増えるでしょう。
育てやすい観葉植物を選んで、素敵な香りに癒されよう
初心者にとっても育てやすい観葉植物は、見た目の可愛らしさだけでなく香りを楽しむこともできます。種類によって異なる香りを感じることができ、インテリアにも映えるとして注目を集めています。
香りが好みのもの、見た目が可愛らしいもの、料理に活用できるものなど、さまざまな視点からいくつかの観葉植物を揃えてみてもよいですね。緑がある生活は、私たちの心を豊かにしてくれます。ぜひ素敵な観葉植物と出会い、大切に育ててみてください。