バスオイルで心も身体も温まろう!厳選おすすめブランド8選
秋も深まり、寒い日も増えてきました。この季節は昔から体調を崩しやすく、気分も落ち込みやすいといわれています。バスタイムは凍えた身体を温めるだけではなく、落ち込みがちな気分を回復させるためにも大事なひととき。そこで欠かせないのが極上のバスオイル!今回はおすすめのブランドをご紹介させていただきます。
2018年11月09日更新
記事の目次
バスソルトとの違いは?バスオイルの効果って?
バスグッズと聞いてまず思い浮かべる方も多いのが粉末状の入浴剤ではないでしょうか。大きく分けてこれがバスソルトです。成分はその名の通り主にお塩です。それに対してバスオイルは湯船に入れるエッセンシャルオイル(精油)のことです。液体のオイルをそのままボトルに入れたものもあればお湯で溶けるカプセルになっているタイプなどもあります。
バスソルトとバスオイルの効能の違いは大きく分けるとバスソルトが「デトックス」、バスオイルが「保湿」です。バスソルトの主成分、お塩には温熱、発汗作用があり溜まった老廃物を排出してスッキリしたいときにはこちらがおすすめです。対してバスオイルには植物性の保湿成分がたっぷりと凝縮されていますのでカサついたお肌をしっとりと滑らかなお肌にしてくれます。乾燥しがちなこれからの季節にはこちらをおすすめします。
バスオイルの使用方法
使用法はとても簡単です。バスタブにお湯を張り適量を入れるだけです。そこに身体を沈めれば温まって開いた毛穴の一つひとつに保湿成分が浸透してしっとりと潤いのあるお肌にしてくれます。何種類か混ぜ合わせて好みの香りにブレンドすることもできます。また、お風呂上がりの保湿ケアにお肌に直接塗っても使えるものも多く使い勝手が良い所もおすすめです。
バスオイルで極上のバスタイムを。マストバイブランド8選
ジョーマローン
アロマ本場の国イギリス発のコスメブランド、ジョーマローン・ロンドン。ラグジュアリーで洗練されたデザインと華やかな香りがリッチな気分にさせてくれます。なかでも一番のおすすめはレッドローズ。
バラの入浴剤はたくさんありますが、こちらのは秀逸。本物のバラの花びらに包まれているような鮮烈で贅沢な香りは一度使ったらやめられないとリピーターが後を絶ちません。使用感はサラッとした使い心地でべたつきがなくて使いやすいです。
ポールシェリー
スイス生まれのフィトアロマブランド。フィトアロマとは植物自体がもたらす効果と、芳香による効果を掛け合わせたものです。創業者ポールシェリー氏は代々このフィトアロマを使って様々な治療を行っていたハーブ療法家一族の五代目。
受け継がれてきた伝統的なレシピと植物が持つパワーを凝縮したバスオイルはお肌の悩みに合わせて選べるのでコスメというよりは治療薬に近いと言えるでしょう。
クナイプ
今や日本でもお馴染みのドイツのハーバルブランドクナイプ。本国ドイツでのシェアはナンバーワンを誇るメジャーブランドです。日本でいうツムラバスクリンや花王のバブ、と言えば分かりやすいでしょうか。
お手軽な価格で上質なハーバルエッセンシャルオイルを体感できます。植物本来の持つ、すがすがしい香り。甘すぎる香りのものが無いので男性にも人気です。ご家族みんなでたっぷりと使えます。
アロマセラピーアソシエイツ
1985年に創立されたイギリスのアロマブランドの老舗です。ブランドコンセプトに「GIVE」アロマセラピーの力を与える、「LOVE」行動すべてを愛する、「LIVE」目的を持って生きる力、の三つを掲げ一つひとつ丁寧にハンドブレンドされた原料と最新のテクノロジーによる最高のアロマセラピーを発信しています。
良質なエッセンシャルオイルと香りが脳波にどんな効果をもたらすのかを計算し作られた極上のアロマ。癒されること間違いなしです。
ロクシタン リラクシングバスオイル
■価格:4,104円(税込)
■容量:250ml
南仏プロヴァンス生まれのコスメブランド。白く乳化してミルキーな肌ざわりと、柔らかく香り立つ芳香が極上のリラックスを与えてくれます。優しくほんのり香る、くらいの強さの香りなのであまり強い香りはちょっと…という方にもおすすめです。
エルバビーバ BAL バスオイル
■価格:3,456円(税込)
■容量:125ml
出典:http://www.johnmasters-select.jp
とことんオーガニックにこだわり、新生児用からマタニティ向け、大人用まで幅広い製品を作っているこちら。このバスオイルは、月ごとにホルモンの影響を受け、不安定で悩める女性の身体のために作られたものです。
落ち込みがちな気持ちや身体を優しく癒してくれますよ。使いはじめてから毎月の辛さが軽減したとの声も。イライラを鎮めてくれるラベンダーやクラリセージ、ゼラニウム、ローズの心が落ち着く香りです。
ラッシュ
バスグッズと言えばやはり外せないのがラッシュ。こちらはバスオイルにしては珍しい固形タイプ。カラフルで美味しそうな見た目はまるでチョコレート菓子のようでインスタグラムなどのSNS映えもばっちりです。
シアバターやカカオバターなどの保湿成分がバスタブでとろりと溶けてお肌を包み込みます。形、香りのバリエーションもたくさんあってギフトにもぴったりです。お値段もひとつ420円とお手頃です。
ボーテ・デュ・サエ ナチュラル パフュームド ボディバスオイル
コロンとしたボトルが愛らしい一本。マッサージオイルとしても使用できます。米ぬかやオリーブオイルなどの保湿成分がたっぷりと配合されていてお肌を柔らかくほぐしてくれます。香りもふんわりと甘く優しいスズランやフリージアをベースにした女性的な香りです。
いかがでしたでしょうか。ご紹介させていただいたバスオイルブランドはどれも個性的で魅力的な商品です。期間限定商品や、大量生産してない商品もありますので見逃さないようにチェックしてみてください。ぜひ自分に合った一本を見つけてくださいね。
日本人とバスアロマ
忙しくストレスが多い現代人にとって、バスタイムはほっとひと息つける貴重な時間ですよね。なかでも日本人は昔からきれい好きでお風呂が大好きな国民です。今のようにたくさんの種類のバスグッズがなかった時代にも季節ごとに様々なお湯を楽しんでいました。
現在でも行われているように、桜、よもぎ、菖蒲、柚子や蜜柑などを入れてお風呂に入っていたのです。季節感を楽しむ、という他にも殺菌効果や保温効果もある植物を用いて古くからアロマセラピーに慣れ親しんでいたと言えるでしょう。
ひとしずくのバスオイルで幸せなひとときを
今でこそ各家庭にお風呂があり、蛇口をひねればすぐにお湯が出るのが当たり前のようになっていますが、薪でお湯を沸かしていた時代には家庭のお風呂とはお金持ちのお家にしかなく、大変な労力を使うものでしたし、銭湯などは庶民ができるちょっと贅沢な娯楽でもありました。水の豊富な日本でさえそうだったので、水があまり豊富ではなかった昔のヨーロッパなどで暮らしていた人々にとってはお風呂は滅多にできない大変贅沢なことでした。
そのため体臭をごまかすために香水文化が発展した、というのはご存知の方も多いかと思います。アロマセラピーとして今日に至るまで世界中で発展し続けている香りの文化は、もちろんそういった側面もあったのだろうとは思うのですが、たまにしかできなかった贅沢なお風呂という時間を、より楽しく、より幸せで満たされるものにしようとした切実な気持ちもあったのではないでしょうか。
バスオイルのひと瓶の中にはそんな先人たちの思いや知恵が込められています。毎日のバスタイムに感謝して極上のバスオイルで贅沢で幸せなひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。