ミョウバン水でワキガ対策する方法を解説!手作りでも効果抜群◎
ミョウバン水は、ワキガのニオイやベタつく汗を手軽に予防できるアイテム。市販のミョウバンで簡単に手作りできてコスパもいいんですよ♪今回は、そんなミョウバン水の効果や作り方などを徹底解説します。制汗・殺菌効果に優れたミョウバンで、ワキガやワキのニオイ悩みをすっきり解決しましょう!
2024年08月19日更新
記事の目次
ミョウバンがワキガ対策に向いている理由
ミョウバンとは、アルミニウムや鉄などの金属イオンや硫酸塩が結晶化してできた物質のことです。
ワキガのニオイ予防に効果的なことで知られており、市販のデオドラント剤にもよく使われています。
ミョウバンの歴史は長く、古代エジプトやローマでもデオドラント剤として使われていたのだそう。
ミョウバンの魅力は何といっても、制汗作用と殺菌作用をあわせ持つところです。
肌に塗布すると表面に薄い膜を作るため、汗を吸収し、多量の汗や菌が原因となるワキガのニオイを根本から防ぎます。
ここからは、ミョウバンがワキガ対策に向いている理由を2つ解説します。
ミョウバンはアルカリ性を中和する
ミョウバンを水に溶かしたミョウバン水は弱酸性となり、アルカリ性を中和する働きがあります。
そのため、汗や尿などに含まれるアルカリ性由来のニオイ予防に効果的です。
ワキガ特有の発酵したようなニオイも、アルカリ性のもの。
ニオイの原因は、ワキに多く分布する「アポクリン汗腺」から出る汗です。
アポクリン汗腺の汗は、脂質やタンパク質などを含んでいるのが特徴。
この汗を雑菌が分解することで、アルカリ性の強いニオイが発生するのです。
アルカリ性に傾いた肌をミョウバン水で中和すれば、ワキガのニオイを効果的に軽減できます。
ミョウバンを使うことは、理にかなったワキガ対策のひとつといえるでしょう。
ミョウバンは雑菌の繁殖を防ぐ
ミョウバンは優れた制汗・殺菌作用によって、雑菌の繁殖しにくい肌環境をキープしてくれます。
そもそも雑菌は、湿度の高い場所で繁殖しやすい性質を持っています。
雑菌の発生を防ぐためには、まず汗の量を抑えなければなりません。
ミョウバンは汗腺を収縮させる収れん作用を持っているため、汗を効果的に抑えます。
また同時に、金属イオンによって雑菌の活動を抑制させる働きも。
雑菌の繁殖を防ぐだけでなく、発生してしまった雑菌にも働きかけてくれるのは心強いですね。
ミョウバンの使い方は簡単?購入場所はどこ?
「ミョウバンってどう使うの?」「そもそもどこに売ってるの?」と気になっている方もいることでしょう。
実はミョウバンは、とても簡単に日常生活へ取り入れられるものなんです。
のちほどミョウバンの使い方も詳しくご説明するので、チェックしてくださいね。
こちらでは、ミョウバンを購入できる場所を解説します。
ミョウバンの購入場所
ミョウバンは、スーパーやドラッグストアなどで購入できます。
ミョウバンは漬物を作る際の食品添加物としても使われるもの。そのためスーパーでは、漬物の材料コーナーに置いてあることがほとんどです。
ドラッグストアで購入する場合は、精製水や消毒用エタノールなどが並ぶ薬品コーナーをチェックしてみてください。
店舗によっては、上記以外の売り場にミョウバンが置いてある場合があるかもしれません。
見つからない場合は、各店舗のスタッフに聞いてみてくださいね。
もちろん、通販でも購入可能です。
洗濯洗剤に凝った結果、どう頑張ってみても最後に取れなかったモノがミョウバンで落ちて自分の中での洗濯洗剤の闘いがようやく終わりました。白い結晶のミョウバンは扱いにくいのでこちらを購入して実家へ渡してます。消耗品として使っているので大容量で大変有り難いです。
出典:Amazon
焼きミョウバンってなに?
焼ミョウバンとは、結晶状の生ミョウバンを乾燥させた粉末状の物質のこと。
生ミョウバンとの主な違いは水分の有無で、ニオイ予防効果に差はありません。
ちなみに市販されているミョウバンは、ほとんどが焼ミョウバンです。
焼ミョウバンは粉末状で扱いやすいため、手作りのミョウバン水にもよく使用されています。
これを小さじ2杯くらい靴にさらさらーといれると、靴の匂いが消えます
出典:Amazon
自分の脚に直接塗ると少ししみるので、少し薄めて脚に塗れば、足も臭くなくなります
デスクワークですが、2週間に1回くらい、の使用で半年くらいは持ちます
「効かない」という声も?口コミを分析
「ミョウバンって本当にワキガに効くの?」と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。
そこで、ミョウバンを実際に使った方の口コミを分析してみました。
口コミではミョウバンの効果を実感している方が多かったものの、なかには効果をあまり感じていない方も。
ワキガや体臭に悩む方のリアルな声を、良い口コミと悪い口コミに分けてご紹介します。
ミョウバンの良い口コミ
ミョウバン水を足とワキと頭皮につけて実験。汗かいても無臭になってるみたい!今のところトラブルなしで、サラッとした感じです。
1年中、ミョウバン水をスプレーしてます。もう20年以上になりますが、ニオイもしないし服の腋の部分も黄色くなりません。効果はかなり続くので、言うことなし!
市販のミョウバン入りデオドラントに関する口コミもありましたが、手作りのミョウバン水でニオイケアをしている方の口コミがたくさん見つけられました。
なかには肌への使用だけでなく、洋服のつけ置きにミョウバンを活用している方も。
「ワキガのニオイが服に染み付いて取れない」とお悩みの方は、試してみてはいかがでしょうか。
「20年以上愛用している」という声もあるように、ミョウバンでのニオイ対策を何度も繰り返している方が多いようです。
市販のデオドラント剤に比べてコストがかからない点も、継続して使いやすい理由のひとつかもしれません。
なお「肌トラブルがなかった」という口コミもご紹介しましたが、肌との相性は個人差があります。
どのような肌にも使えるというわけではないため、注意しましょう。
ミョウバンの悪い口コミ
ミョウバンの効果を実感している方が多い一方で、ニオイや汗の予防効果を感じていない方もいるようです。
ここからは、ミョウバンの悪い口コミをご紹介します。
ミョウバン水が体臭に効くらしくて昔試したら、全然効果なくて逆に臭くなった。
ミョウバンを塗ったところで、大量の汗には効かなかった。汗をかいたら着替えるしかない。
ミョウバン水使いはじめたけど、変わらず汗だく…。大汗っかきの私には効果ないかも。
体臭の強さや汗の量によっては、ミョウバンでも十分に効果が得られないケースがあるようです。
効果を感じにくい方がいる理由として、皮膚表面の菌のバランスが崩れ、本来よりもニオイが強くなるケースが考えられます。
また、ミョウバンが体臭の種類にふさわしくない可能性も考えられます。
たとえば垢や皮脂から発生する酸性のニオイには、ミョウバンはあまり適していません。
ミョウバンは、主にアルカリ性のニオイに効果的な物質だからです。
酸性のニオイは、アルカリ性の重曹で中和すると効果的です。
「ミョウバンを使っても効果がない」と感じた方は、重曹を試してみましょう。
ミョウバン水の作り方・使い方
ここからは、ニオイケアに便利なミョウバン水の作り方や使い方を解説します。
ミョウバン水とは、ミョウバンを水に溶かして作る弱酸性の水溶液のこと。
市販のデオドラント剤に比べてコスパが良く、高いニオイ予防効果が期待できるすぐれものです。
ワキガにお悩みの方は、ぜひ一度試してみてください。
ミョウバン水原液の作り方
さっそく、ミョウバン水の原液の作り方を解説します。
ミョウバン以外の材料は、家にあるものでOK。
簡単に作れるため、いつでも気軽にトライできますよ。
【材料】
・焼ミョウバン 12〜15g
・水 500ml
・ペットボトルなどの容器
【作り方】
1.容器の中に焼ミョウバン、水を入れてよく振ります。
2.常温で1〜2日ほど置いておきましょう。
3.白く濁った液が透明になれば完成です。
ミョウバンは水温や気温が低いと、溶けるまでに時間がかかります。冬場はぬるま湯を使うと早く溶けやすくなるでしょう。
作ったミョウバン水の原液は、1ヵ月を目安に使い切るようにしてください。
ミョウバン水原液の使い方
ミョウバン水の原液を実際に使うときは、水道水で20倍ほどに薄めましょう。
200mlの水道水に対して、ミョウバン水10ml(ベットボトルのキャップ2杯程度)が目安です。
スプレー容器に入れたミョウバン水を肌に吹きかける方法が主流ですが、ガーゼやタオルに染み込ませて直接ワキに塗る方法もあります。
薄めたミョウバン水は傷みやすいため、1週間以内に使い切りましょう。
ミョウバン風呂のやり方
ミョウバン風呂も、ミョウバン水スプレーと同じく、手軽に全身のニオイ対策できる方法です。
ワキや足などの気になるニオイも一度にケアできますよ。
ミョウバン風呂の準備はとても簡単。浴槽に30〜50mlほどのミョウバン水原液を入れ、200L程度のお湯をはるだけです。
先に入れておくことで、ミョウバンが均一に混ざりやすくなります。
ミョウバン風呂はミョウバン水スプレーに比べて濃度が低いため、肌が敏感な方のニオイケアにも◎。
陰部や乳首などデリケートゾーンに発生する「すそワキガ」のニオイ予防にもおすすめです。
汗やニオイが特に気になる夏場は、ミョウバン風呂とお風呂上がりのミョウバン水スプレーでWケアするのもいいですね。
ミョウバンの制汗・殺菌作用で、さっぱり快適に過ごしましょう。
注意点として、金属製の浴槽にミョウバン水を入れるのは避けてください。弱酸性のミョウバン水は、金属を錆びさせる恐れがあります。
編集部おすすめ|市販のミョウバン入りデオドラント
市販のミョウバン入りのデオドラント剤は、主にスプレー・パウダー・クリームの3種類です。
それぞれ特徴が異なるため、使用感の好みに合わせて選びましょう。
こちらでは、編集部おすすめのミョウバン入りデオドラントをご紹介します。
種類別の特徴やおすすめの使用タイミングなども解説するので、参考にしてみてくださいね。
ミョウバン水スプレー
ミョウバン水スプレーは、ミョウバン水をスプレー容器に入れたもの。
手軽にニオイケアができるため、ミョウバン入りデオドラントのなかでは定番となっています。
いつでも簡単に作れるため、自宅に常備している方も多いようです。
「外出先でも気軽に使いたい」という方は、市販のミョウバン水スプレーも併用するとよいでしょう。
市販のミョウバン水スプレーは中身がこぼれにくい容器が採用されているため、持ち運びに便利ですよ。
保存料が含まれており、手作りのものに比べて長く使えるメリットもあります。
前から使っているが臭いに敏感な人は、これをするだけでニオイが抑えられて良いです
出典:Amazon
ミョウバンパウダー
ミョウバンパウダーは、ミョウバンを細かい粉末状にしたもの。
ベビーパウダーやおしろいのようにパフを使い、ワキなど気になる部分に使用します。
ミョウバンを含む粉を肌に直塗りできるため、スプレータイプに比べて高い効果が期待できます。
ワキガの強いニオイや汗ジミにお悩みの方は、試してみてはいかがでしょうか。
使用のタイミングは、外出前やお風呂上がりが適しています。
汗をかく前の清潔な肌に使用することで、サラサラでにおわない状態をキープできるでしょう。
ミョウバンパウダーは手作りすると手間がかかるため、市販のものがおすすめです。
容器が小さめで手軽に持ち運べるものもあるため、チェックしてみてください。
夏になると必ず使っています。
出典:Amazon
これがないと不安です。
ミョウバンクリーム
市販のミョウバン入りデオドラントのなかでも人気なのが、ミョウバンクリームです。
ハンドクリームのようにクリーム状になっており、ワキにしっかり密着してくれます。
パウダーやスプレーに比べて効果が持続しやすいため、長時間のお出かけ前やお風呂上がりの使用がおすすめです。
クリームが肌に長くとどまり、汗やニオイの発生を予防してくれます。
クリームといっても使用感はサラッとしたものが多いため、夏場も快適に使えるでしょう。
コンパクトなチューブ型のものが大半で、持ち運びにも便利です。
外出先でミョウバンクリームを使うときは、タオルやウエットシートなどで汗を拭いてから塗ると効果的ですよ。
色んなものを試してましたが、何年か前にこれを見つけて使ったところ、一番良かったです。手で直接塗るタイプの方がスティックタイプよりお得だし、汗の臭いがおさまります。
出典:Amazon
薬用デオラボクリーム
いくつかあるミョウバンクリームの中で「デオラボ」もおすすめです。
この「デオラボ」の主成分はサリチル酸ナトリウム、ミョウバン、茶カテキン。
サリチル酸ナトリウムには、ニキビケアなどの効果があり、茶カテキンにも消臭効果があるので、ミョウバンだけよりも効果があります。
購入して良かったです。予想より効果があり、風呂上がりに使用しています。
出典:Amazon
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汗に強く、1度塗れば24時間効果が続きます。
実際に編集部が使用したレビューもあるのでぜひチェックしてみてください!
ワキガとミョウバン水についてよくある質問
日常生活ではあまり使う機会のない人も多いミョウバン。
「肌に悪影響はないの?」、「重曹と何が違うの?」といった疑問がある方もいるのではないでしょうか。
そこで、ミョウバンを使ったワキガ対策に関するよくある質問をまとめました。
安心してワキガ対策をおこなうためにも、一度目を通しておきましょう。
ミョウバンはどこで買える?
ミョウバンはスーパーにある漬物の材料コーナーや、ドラッグストアの薬品コーナーに置いてあることが大半です。
また100均やホームセンターでも、店舗によってはミョウバンを取り扱っています。
お近くの店舗でミョウバンが見つからない場合は、Amazonや楽天市場などの通販サイトでも入手できますよ。
ミョウバンは子どもにも使える?
ミョウバンは、子どもの体臭やあせものケアにも選ばれています。
子どものワキガケアにミョウバン水を推奨しているクリニックもあるようです。
ただし、子どもは大人より肌が敏感です。
子どもにミョウバンを使用する際は、基本のミョウバン水を50倍程度に薄めたものから試してみてください。
より濃度の低いミョウバン風呂からトライしてみるのもよいでしょう。
子どもが誤って飲み込まないよう、ミョウバン水の保管場所には注意してくださいね。
ミョウバンの肌への影響は?
ミョウバンは、アトピーのケアにも使われるほど肌に優しい物質です。
推奨されている濃度を守って使えば、肌に悪影響が起きることはほとんどないでしょう。
ただし、すべての方に肌トラブルが起きないわけではありません。
たとえば、金属アレルギーの方はミョウバンが肌に合わない可能性があります。
ミョウバンにはアルミニウムや鉄といった金属イオンが含まれているからです。
万が一肌に異常を感じた場合は、すぐにミョウバンの使用を中止してくださいね。
ミョウバンの副作用は?
ミョウバンは用法・容量を守れば安全に使える物質です。
しかし、副作用が発生する可能性もゼロではありません。
ごくまれに、皮膚が赤くなったり発疹が出たりする場合があるようです。
また、ミョウバンを使うことで、肌に刺激を感じるケースも報告されています。
このような副作用を感じた場合はすぐに使用を中止し、皮膚科で相談するようにしてください。
重曹とミョウバンは違いますか?
重曹とミョウバンはどちらもニオイ対策に優れた物質ですが、同じ物質ではありません。
ミョウバンは酸性、重曹はアルカリ性と、性質もまったく異なります。体臭のタイプに合わせて、上手に使い分けましょう。
ワキガ特有の発酵臭はアルカリ性のニオイなので、酸性のミョウバンで中和すると効果的です。
反対に汗や皮脂のすっぱいようなニオイは酸性のため、アルカリ性の重曹でケアしてみてください。
ミョウバン水の力でワキガ対策を万全にしよう!
肌に優しく、コスパも◎のミョウバン水。自宅に常備しておけば、いつでも手軽にワキガ対策ができますよ。
水にミョウバンを溶かすだけでOKなので、ズボラさんや不器用さんでも続けやすいはず♪
市販のミョウバン入りデオドラントも上手に取り入れ、万全なニオイケアをおこないましょう。