エッセンシャルオイルの香りを楽しもう!手作り香水の作り方をご紹介
好きな香りに包まれたいけれど、合成香料などを使った香りが強い市販の香水は苦手と感じている人は多いようです。そこで今回は、手作り香水の作り方やおすすめのエッセンシャルオイルをご紹介!エッセンシャルオイルの魅力や特徴についても解説します。
2018年10月24日更新
記事の目次
[1]エッセンシャルオイルについて知ろう
「エッセンシャルオイル」って、聞いたことはあるけど詳しくはよく分からないという方も案外多いのではないでしょうか?
ここではエッセンシャルオイルの特徴と、その他のオイルとの違いについて確認していきましょう!
エッセンシャルオイルって何?
エッセンシャルオイルは、植物の花・葉・種子・樹皮などから抽出された植物のエッセンス的なもので、精油とも呼ばれています。
ポイントは「天然純度100%のもの=エッセンシャルオイル」ということです。
人工的に香り付けされたものはアロマオイル・フレグランスオイルなどと区別されていて、アロマテラピーとして使われているのはエッセンシャルオイルのみです。
■精油・香油・香水の違いについて
日本ではあまり馴染みの少ない「香油」ですが、エッセンシャルオイル(精油)との違いが分かっていない人は多いようです。
<精油>
エッセンシャルオイル・アロマオイルのこと。純度100%のものを指します。
<香油>
エッセンシャルオイルやその他の天然の香料を油脂に混ぜたものを指す。美容目的に用いたり、香りを楽しんだりするもの。やわらかな香りを長時間持続することができる。
<香水>
香油と香水の違いは「アルコールを使っているかどうか」ということです。揮発性の高いはアルコールは、香り成分を拡散させることができます。
水のようにサラサラで手軽に使えるのも魅力のひとつです。
しかし、アルコールを使用しているので人によっては刺激が強く、赤くなったりかゆみが出たりして肌を傷つけてしまう可能性があります。
また、アルコール成分の影響によって使う人の体臭で香りが変わってしまったり、揮発性の高さにより香りの持続性は低くいという特徴もあります。
■精油を使うときの注意点
植物から抽出されたエッセンスであっても、エッセンシャルオイルを原液のまま肌につけて使用することは危険です。
マッサージやトリートメントに用いて使用したい場合は、植物油(キャリアオイル)で1%以下の濃度に希釈してから使用するようにしましょう。
[2]香りの種類について知ろう
香水は香りの濃度によって種類が分類されているのをご存知ですか?オーデコロン、パフュームなど、呼び方が違っているものは種類が違うのです。ここでは濃度と種類をご紹介しますので、参考にしてみてください。
香りの種類を知ろう
名称/オイル(アルコール)を含めた全体量に対する精油の濃度
- エッセンス/30%以下
- パフューム/15〜25%以下
- オーデパルファン/12〜15%以下
- オードトワレ/8〜12%以下
- オーデコロン/4〜8%以下
- スプレーコロン/1〜4%以下
香りのノートって何?
香りの持続時間のことを「ノート」と言います。匂い立ちは大きく三段階に別れていて、「トップノート」「ミドルノート」「ベースノート」と三種類のノートと呼ばれています。
この三種類のノートにお好みの精油をブレンドすることで、香りに深みが出たり、長く香りを楽しめるようになります。お好みの香りを作るためには、3種類の精油をブレンドするのが一般的です。
【トップノート】
匂い立ちが一番早い「トップノート」は、匂いを嗅いだ瞬間の香りのことを言います。持続時間は30分前後が一般的ですが、長いものですと2時間程度持続する香りもあると言います。
主に柑橘系・樹木系・ハーブ系などの精油が使われています。トップノートは清涼感のある香りが特徴で、リフレッシュ効果が高い精油が多く使われます。
<トップノートにおすすめの精油>
- 柑橘系・・・オレンジ・レモン・グレープフルーツ・ベルガモットなど
- ハーブ系・・・タイム・ローズマリー・ペパーミント・タラゴンなど
- 樹木系・・・ユーカリ・ティートゥリーなど
【ミドルノート】
トップノートの次に現れる香りが「ミドルノート」です。身体をリラックスさせてくれるものや鎮静作用のあるラベンダーなど、柔らかい印象のフローラル系の香りが多く使われています。
<ミドルノートにおすすめの精油>
- フローラル系・・・ラベンダー・ジャスミン・ゼラニウムなど
- 柑橘系・・・レモンバーム
- ハーブ系・・・フェンネル・クラリセージなど
- 樹木系・・・ローズウッド・ひのきなど
【ベースノート】
トップノート・ミドルノートの香りが去り最後に匂い立つ香りを「ベースノート」と言います。ベースノートは数時間後まで香りが漂い、時間の経過とともに香りに深みが出てきます。
樹木や根、樹脂から抽出された精油が多く使われており、鎮静効果や鎮痛効果、不眠症などに効果的な精油が多く使われています。
<ベースノートにおすすめの精油>
- フローラル系・・・ローズ・ジャーマンカモミールなど
- ハーブ系・・・アンゼリカ
- 樹木系・・・ミルラ・ベンゾイン・フランキンセンスなど
[3]香水代わりにも!オリジナルエッセンシャルオイルを作ろう
手作りのエッセンシャルオイルの良いところは、今日はお花の香りに包まれたい、今日はすっきり柑橘系の香りでリフレッシュしたい気分、というようにその日の気分によって自分好みの香りを作ることができることです。
自分で調整ができるので、濃度や香りのアクセントのタイミングなど、すべてにこだわることができます。アロマ香水としても使用できるので、ぜひチャレンジしてみましょう!
エッセンシャルオイルの種類と基本
・エッセンシャルオイル(精油)
先にご紹介した通り、エッセンシャルオイルは果実やハーブ・樹木などにわずかに含まれている天然の芳香物質のことを言います。
とても浸透力が高く、髪や頭皮への働きかけてくれますし、香りはアロマテラピーに利用されています。
・植物エキス
植物に含まれている天然成分と、水分から構成されているのは「植物エキス」です。精油に比べると穏やかな効果があり、じっくりと働きかけてくれるので自然な美しさを引き出してくれます。
・植物油
果実や種子などから採取される天然の油脂が「植物油」です。傷んだ髪やトラブルが起こりがちな素肌を保護しつつ、乾燥を防ぎながら潤い効果を与えてくれます。
<エッセンシャルオイルを使ったアロマ香水の作り方>
アロマ香水の作り方は、とっても簡単です。自分のお好みの精油にエタノールを合わせるだけで完成です。
1種類の精油にエタノールを合わせて、大好きな香りだけで楽しむ方もいますし、2種類、3種類と精油を合わせて香りの変化を楽しむ方もいます。
それぞれの精油の特徴を生かして、自分だけのオリジナルアロマ香水を作ってみましょう。
<作り方>
- 無水エタノール10mlを容器に入れる
- 精油を20滴入れてよく混ぜる
- 一晩寝かせる
<精油を3種類ブレンドする場合の作り方の目安>
- トップノート3滴(15%)
- ミドルノート14滴(70%)
- ラストノート3滴(15%)
※ラストノート→ミドルノート→トップノートの順番に混ぜるようにします。
※濃度の濃いものを作るためには、それぞれの精油の限界量や禁忌事項に注意が必要となりますので、「エタノール10mlに対して精油は20滴まで」としましょう。
必要な材料
- お好みの精油
- 無水エタノール
- 精製水(もしくはフローラルウォーター)
- 香水を入れる容器
※可能であればシリンダーがあると便利です。
おすすめの容器
- 香水ボトル・小瓶・・・濃度が高い香水
- スプレーボトル・・・濃度が薄い香水
- ロールオンタイプ・・・香油
- アロマペンダント・・・アロマを染み込ませたコットンなどを入れられる
保存方法
エッセンシャルオイルやアロマ香水は、精油を使っているので基本的に直射日光を避けて冷暗所で保管するようにしましょう。
冷蔵庫で保管する場合は、扉の開け閉めが少なく冷蔵庫よりも温度が少し高めの野菜室で保管するのが良いでしょう。
万一、中身が漏れてしまったときのためにも密閉袋に入れて保管するのが良いでしょう。
また、蒸発しやすい無水エタノールを材料にしていますので、使用するたびに少しずつ蒸発し、精油の香り成分もとんでしまいます。保存期間は2〜3週間とし早めに使い切ることをおすすめします。
[4]フレグランスのおすすめブレンド
10mlの香水・香油を作る場合の濃度10%(合計20滴)となる、おすすめのブレンドをご紹介します。
<シトラス系>
シトラス系は男女問わず誰からも好まれる香りです。トップノートで使われる傾向が多く、香りはあまり長続きしません。
- フレッシュ:レモン8滴・グレープフルーツ7滴・ペアミント5滴
- ビター:レモン10滴・ライム5滴・ベルガモット5滴
- スイート:オレンジ10滴・ライム5滴・ベルガモット5滴
<フローラル系>
女性らしく上品で可愛らしいなど、様々な香りを表現できて大人気なのがフローラル系の香りです。
- スイート&フレッシュ:ローズマリー5滴・ゼラニウム10滴・パルマローザ5滴
- スイート:ローズ5滴・ゼラニウム15滴
- ミステリアス:ラベンダー12滴・フランキンセンス6滴・マジョラム2滴
- セクシー:ジャスミン5滴・ラベンダー7滴・ベルガモット8敵
<ウッディー系>
ウッディー系は男性的な香りで男女兼用で使える香りです。1番香りが長続きするのも特徴のひとつです。
- フレッシュ:パイン5滴・ユーカリ5滴・シダーウッド10滴
- ビター:ヒノキ7滴・グローブ3滴・シダーウッド10滴
- スイート:サンダルウッド15滴・バニラ5滴
[5]エッセンシャルオイルおすすめ6選
ここからは市販されているおすすめのエッセンシャルオイルをご紹介します。香りの種類や効果を知って参考にしてみてくださいね。
・【無印良品】超音波うるおいアロマディフューザー
無印良品のアロマディフューザーは大人気で、「くつろぐ」「はたらく」「でかける」の3つのシーンに合わせて全28種類の香りを提案しています。
・【無印良品】ブレンドエッセンシャル・おやすみ10ml
就寝前のリラックスタイムにぴったりな、ベルガモットとスウィートオレンジなどをブレンドしたブレンドエッセンシャルオイルのおやすみ。ゆったりと落ち着いた香りに癒されます。
・【生活の木】 エッセンシャルオイルティートゥリー 10ml
生活の木エッセンシャルのなかでも大人気のティートゥリーは、オーストラリアの原住民であるアボリジニが薬用として使っていたティートゥリーの木の葉を蒸留して作ったオイルです。
その期待できる効果は絶大で、抗ウイルス・抗真菌・強い抗菌作用などがあるとされています。
アロマディフューザーを使って拡散することでインフルエンザの予防に活用したり、直接ニキビに付けたり、マッサージやフットバスなどに用いると、足のニオイや水虫の予防にも使えるのでおすすめです。
・【ease】 アロマオイル エッセンシャルオイル ラベンダー 10ml
easeは、初心者でも使いやすいマイルドな香りと、手頃な価格で多くのユーザーに支持されています。
中でもこのラベンダーエッセンシャルオイルは常に大人気の香りで、リラックス効果・安眠効果はもちろん、抗菌・鎮痛・抗炎症作用にも効果が期待できるといわれており、家にひとつ置いておくと何かと便利なアイテムとなっています。
毎日使ってもお財布に優しい価格なので、頻繁にエッセンシャルオイルと使用する人にはとてもおすすめです!
・【健栄製薬】ハッカ油P
見た目がどこか懐かしい雰囲気の「ハッカ油」は、ミントのエッセンシャルオイルです。ミントのスーッと心地良い清涼感があるので、お風呂に入れたり夏場はデオドラントとして利用できたりととても重宝します。
他にも、虫除け効果や少量を紅茶などに入れるとハッカティーが手軽に飲めたりと幅広く楽しめます。
・【ease】 アロマオイル エッセンシャルオイル レモングラス 10ml
easeのなかでも大人気なのが、インド原産でアーユルヴェーダにも使用されているハーブの「レモングラス」。
レモンのような爽やかな香りで、防虫効果は有名で虫除けスプレーなどにも使われていますが、他にもリラックス作用・抗菌効果・胃腸の調子を整える効果もあります。
・【GAIA】 エッセンシャルオイル ゼラニウム 5ml
アロマ製品の生産・輸入・販売をしているGAIAの商品は高品質で人気があるアイテムです。
特にゼラニウムは、心と身体のバランスを整えるのに効果的といわれていて、ストレスを感じているときや、女性特有のPMSなどの症状によって悩んでいるときにおすすめです。
GAIAのエッセンシャルオイルは5ml入りとサイズが小さめですが、新鮮で良質なうちにオイルを使いきれるサイズになっています。
[6]お気に入りのエッセンシャルオイルの香りに包まれよう
エッセンシャルオイルには、様々な香りや効果・効能があることをお分りいただけましたでしょうか?同じ種類のものでも、使い方やメーカーが違うだけで、香りが変わってきたりもすることもあるのが奥深さであり魅力でもあります。
リラックスできる香りの好みは人それぞれですし、その日の体調や心の状態によって選択も変わってくるかと思います。お家でリラックスできる時は、ぜひお気に入りのエッセンシャルオイルの香りに包まれてのんびり過ごされてくださいね。
※アロマオイル(精油/エッセンシャルオイル)を使う際の注意点
アロマオイルは医薬品ではないため、「治療」できるものではありません。ここに掲載されている内容は精油の効果効能、心身の不調改善を保証するものではありません。予めご了承ください。症状がひどい場合は医療機関を受診することをおすすめいたします。実際にアロマの香りに癒されるという方はたくさんいます。自分の体の状態や気分に合わせて上手に取り入れてくださいね。
※アロマオイル(精油/エッセンシャルオイル)を使う際の注意点
アロマオイルは医薬品ではないため、「治療」できるものではありません。ここに掲載されている内容は精油の効果効能、心身の不調改善を保証するものではありません。予めご了承ください。症状がひどい場合は医療機関を受診することをおすすめいたします。実際にアロマの香りに癒されるという方はたくさんいます。自分の体の状態や気分に合わせて上手に取り入れてくださいね。