落ち着いた緑茶の香りで好感度アップ!グリーンティーの香水8選
日本人に馴染みのある緑茶をテーマにした香水は、すっきりと落ち着いた香りであるため、女性だけでなく男性にも使いやすいアイテムです。甘い香りが苦手という人や、さりげなく人に好感を持たれる香りを身に纏いたいという人は、お好みの緑茶の香水を探してみるのがおすすめです。
2018年09月18日更新
記事の目次
[1]緑茶の香水が好まれる理由
日常的に飲むことの多い緑茶の香りは、男女問わず馴染みのある香りのひとつです。奇抜で物珍しいものには、どうしても人によって好き嫌いが生まれますが、緑茶は私たちにとって身近な飲み物であり、苦手な人の少ない香りのひとつと言えます。
しかし、緑茶の香水はそれほど多くありません。希少なテーマの香水であるがゆえに、人の心に残り、好印象を与えます。
緑茶の癒やし効果
リラックスタイムにお茶を飲むという人や、気分を切り替えるためにお茶を淹れるという人は多いと思います。お茶の香りは私たちの心を落ち着かせ、癒やしてくれる働きがあります。
香水に使われる緑茶の香料は実に300種類もの成分でできており、その中には、疲労回復効果のあるものや、不安感を取り除くもの、抗菌作用のあるものなども含まれています。
香水を身に纏うたびに自分自身も癒やされ、出会う人にもリラックス効果をもたらすことが期待できます。
落ち着いた香りで男性にもおすすめ
空間に溶け込む緑茶の香りは、強い主張をせず、しかし好感の持てる存在感で相手に届きます。接客や営業職に就いている人は、香りで相手の好感度アップを狙い、コミュニケーションを円滑に進めるというのもひとつのスキルです。
落ち着きがあり、爽やかさを持った緑茶の香りを身に纏うことで、好印象を与えましょう。
もちろん、男性だけではなく甘い香りの香水が苦手な女性にもおすすめです。緑茶をテーマにした香水にはユニセックスのものが多く、男女関係なく楽しむことができる点も魅力です。爽やかで落ち着いた印象を与えたい人にはぴったりの香りです。
[2]緑茶系香水の代表といえば
緑茶の香りの香水は一部では非常に需要がありますが、種類がそれほど多くありません。期間限定販売のものや、既に廃盤になってしまったものもあります。そのような市場の中で、エリザベスアーデンの緑茶の香水は代表的な存在です。
価格も手ごろで量も多いので、手に取りやすいという点も魅力のひとつです。
エリザベスアーデングリーンティー
エリザベスアーデンはアメリカの化粧品ブランドであり、エリザベスアーデンが手がけた香水は日本国内でも高い人気を誇ります。
その中でも特に人気を集めているのが、グリーンティーをテーマにしたオードトワレです。落ち着きのあるグリーンティーの香りにハーブの清々しい香りと柑橘系の爽やかで明るい香りがポイントになっています。
香りが飛びやすいという声も多いですが、ライトなつけ心地で気軽に使えるという意見もあります。日頃あまり香水をつけないという人が手に取りやすく、甘い香りでないものを試したいと思う人はエリザベスアーデングリーンティーを購入してみてはいかがでしょうか。
すっきりとした香りですが、女性の持つ優しい雰囲気や柔らかさによくマッチするため、甘い香りが苦手という女性に特におすすめです。
[3]静岡県産の緑茶を使用した香水
日本屈指のお茶の産地と言えば静岡県ですが、掛川市は県内でも屈指の茶葉の名産地です。市内全域に茶畑が広がり、夏場は青々とした畑が眩しく、美しい景色に心を奪われる人も少なくありません。
掛川茶の特徴は深蒸しの煎茶であることで、従来の煎茶に比べ、蒸し時間を2~3時間長くしています。この手法によって、お茶の香りと味わいをより深く、じっくりと楽しむことができます。
日本の心である静岡の緑茶を香水のテーマに選んだのは、日本屈指の化粧品ブランドである資生堂です。
掛川グリーンティオードパルファムふじのくに
深蒸し掛川茶が資生堂とコラボして生まれた香水が、「掛川グリーンティオードパルファムふじのくに」です。掛川茶の茶葉だけを使用するのではなく、茶花の香りを加えることでより華やかでフローラルな香りを実現しました。
数々の香水を生み出した資生堂独自の技術によって、グリーンフローラルの香りに仕上がった「掛川グリーンティオードパルファムふじのくに」ユニセックスタイプで、女性だけではなく、男性にもおすすめです。
トップノートはライムとベルガモットの爽やかさに、グリーンティーの深みのある香りをあわせています。ミドルノートはフローラルベースで、華やかな茶花の香りに、ローズ、ミュゲ、ジャスミン、リリーの優雅な香りを加えました。
ラストノートはムスクとアンバーの芳醇で甘やかな香りに加え、ウッディーの香りが落ち着いた余韻を残します。
[4]イタリアのティータイムをイメージした緑茶の香水
ころんとしたボトルが可愛らしいTOCCAの香水は、世界中の女性から愛される人気のシリーズです。TOCCAはもともとニューヨーク発祥のアパレルブランドで、ヨーロピアンテイストなボディケアやフレグランス商品が人気を集めています。
TOCCAのオードパルファム「ビアンカの香り」は、イタリアのティータイムをイメージした香水です。ヨーロッパのティータイムと言えば紅茶をイメージする人が多いと思いますが、ここで緑茶をセレクトしている点が、TOCCAのユニークな魅力と言えます。
TOCCA オードパルファム 〔ビアンカの香り〕
日本の軒先で湯飲みに入れた緑茶をすするというよりは、おしゃれでありながら穏やかなイタリアのティータイムにグリーンティーを楽しんでいるようなイメージの香水です。爽やかながら心を落ち着かせ、さりげない温かみのある香りです。
トップノートはベルガモットとラベンダーの深みのある爽やかな香りに、マンダリンとレモンが清涼感を与えます。ミドルノートはローズペダルとジャスミンが華やかに香り、そこにグリーンティーの落ち着きのある香りが加わります。
ラストノートはムスクとシュガーの甘い香りですが、甘ったるさが残ることはなく、穏やかな余韻を残します。
花の咲く庭でグリーンティーを楽しむようなイメージが広がり、強い主張をすることなく、穏やかに香ります。香水のつけ方や体温によっては、フローラルな印象が強かったり、グリーンティーの香りが紅茶のように香ることもあります。
しかし、どこにつけても馴染む日本人好みの香りで、出会う人にも好印象を与えます。
トッカ(TOCCA) オードパルファム ビアンカの香り 50ml(香水 海を眺めながらのティータイムのようなグリーン...
[5]緑茶や紅茶をテーマにしたブルガリの香水
イタリア発祥のハイブランドであるブルガリの香水は世界中で愛されています。その中でも、お茶にフォーカスしたシリーズ「オ・パフメ」は日本でも人気の商品です。
お茶にフォーカスしたシリーズ「オ・パフメ」
「オ・パフメ」は緑茶やルイボスティー、ウーロン茶など、世界各国のお茶の香りをテーマに作られています。その中にはもちろん、日本の緑茶をモチーフにしたものもあります。
ライトなオーデコロンなので、気軽に使用できるのが魅力です。外出のときはもちろん、ちょっと気分転換をしたいときにも使えます。
ただし、数量限定で生産されているため、現在入手困難な商品も多くあります。
・ブルガリ オ・パフメ オーテヴェール
日本の茶の湯の侘び寂びと、深い落ち着きを感じられる中にも、爽やかなフレッシュさが漂うグリーンティーをテーマにしたフレグランスです。ユニセックスのアイテムなので、男性も気軽に使うことができます。
トップノートはイタリアンベルガモット、チュニジアンビターオレンジ、スパニッシュオレンジブロッサムの爽やかで新鮮な香りに、セイロンカルダモン、ジャマインカンペッパー、ロシアンコリアンダーのスパイシーさがアクセントになります。
ミドルノートは優雅なブルガリアンローズと、エジプシャンジャスミンのフローラルな香りです。ラストノートは、グリーンティーとスモークドウッドの深みのある香りが、和の心を伝える余韻を残します。
・ブルガリ オ・パフメ オーテルージュ
香り豊かなルイボスティーをテーマにしたフレグランスです。トップノートはピンクペッパーのスパイシーな香りに、ベルガモットとオレンジの爽やかな香りが加わっています。ミドルノートはルイボスティーと中国の雲南紅茶を組み合わせ、フルーティーで芳醇な香りを楽しむことができます。
ラストノートはウォールナッツの香ばしい香りとフィグパルプの甘い香り、ムスクの落ち着いた余韻が残ります。
・ブルガリ オ・パフメ オーデブラン
ホワイトティーは中国の皇帝が愛したお茶です。その清々しい上品な香りにスパイシーな芳香を加え、アジアの情緒を感じさせる香りに仕上がっています。
トップノートは上品で清らかなホワイトティーにビターなグリーンの香りであるアルテミシアがすっきりとした印象を与えます。
ミドルノートはホワイトペッパーのスパイシーな香りにパウダリーなアベルモスクが加わり、ラストノートは官能的なアンバーグリースとムスクの甘い香りです。
・ブルガリ オ・パフメ エクストリーム
オ・パフメシリーズの初代である、グリーンティーをテーマにした「オ・パフメ オーテヴェール」を基調にした香水です。甘さを抑え、スパイシーさを増してすっきりと仕上げました。
トップノートはイタリアンベルガモットとチュニジアンビターオレンジのジューシーで爽やかな香りが際立ち、すっきりとしたスパニッシュオレンジブロッサムが爽やかな印象を与えます。スパイシーなセイロンカルダモンとジャマイカンペッパー、ロシアンコリアンダーが、爽やかな中に刺激的なアクセントを加えます。
ミドルノートは華やかでフローラルなブルガリアンローズとエジプシャンジャスミンが優雅に香り、グリーンティーとスモークウッドが深く落ち着いたラストノートへ導きます。
香りの基調は「オ・パフメ オーテヴェール」と同じですが、重みのあるムスクなどが抜かれているため、より軽やかな香りを楽しむことができます。
・ブルガリ オ・パフメ オーテブルー
芳しいウーロンティーの香りに、華やかでパウダリーな香りを合わせました。優雅な上品さと、清涼感のある爽やかな香りを楽しむことができます。
トップノートは爽やかなラベンダーとシソの香りです。癒やし効果のあるラベンダーに、すっきりとしたシソがアクセントになっています。ミドルノートは芳醇な香りの
ウーロンティーに、ブルーティーの清々しく香ばしいアジアンな香りが漂います。さらに、ヴァイオレットのフローラルな香りが深みを演出します。ラストノートはアイリスとホワイトムスクで、パウダリーな甘い香りが余韻を残します。
[6]馴染み深い緑茶の香りでリラックス
私たちの生活に寄り添った緑茶の香りは、深い癒やしの効果を持ち、心を穏やかにしてくれます。男女にかかわらず香水として身につけやすい香りで、ユニセックス展開されているものもあります。
落ち着いた香りの香水を探している人や、人とは少し違う香りの香水を探している人は、ぜひグリーンティーをテーマにした香水を選んでみてください。