種類豊富なフレーバーティーで香りを楽しむ!人気メーカーからおすすめ13選
沢山の種類が発売されており手軽に楽しむことのできるフレーバーティー。紅茶の人気メーカーからも日常使いで飲めるフレーバーティーが多く販売されています。フレーバーティーとはどんなものか、ハーブティーとはどう違うのかなど、人気メーカーのフレーバーとともにまとめました。
2018年09月16日更新
記事の目次
[1]フレーバーティーとは?おいしい作り方は?
まずはフレーバーティーは紅茶やハーブティーと何が違うのか、そして美味しい入れ方にはどんな方法があるのか見ていきましょう。
フレーバーティーとは?
フレーバーティーは着香茶とも呼ばれます。日本ではフレーバーティーの呼称が一般的ですが、正確な英語表記だとflavored teaとなります。
紅茶や緑茶などの茶葉をベースに使用し、そこに花やフルーツ、香料などで香りをつけたお茶のことで、キャラメルやチョコレートなど、人気のお菓子の香りをつけたものもフレーバーティーと呼ばれます。なかにはドライフルーツや花びらなどをそのままお茶の葉と混ぜ込んだものもあります。
中国では、精油や香料などを使わないで、天然の花の香りをつけたり、乾燥させた花を茶葉に直接混ぜたものを、花茶と呼んでいますが、これもフレーバーティーの一種です。代表的なフレーバーティーとして、りんごの香り付けがされたアップルティーや、ベルガモットの香りのアールグレイ、ジャスミンの花の香り付けがされたジャスミンティーなどがあります。
紅茶とフレーバーティー、ハーブティーの違いって?
紅茶はもともと緑茶と同じツバキ科のお茶の木から、茶葉を摘み取って、さらに発酵させて作られたものです。フレーバーティーは前述の通り、その紅茶や緑茶の茶葉に、香料で香りをつけたり、ドライフルーツや乾燥させた花びらなどを混ぜ込んだものになります。
ハーブティーはお茶ではなく、様々な植物を原料としており、葉だけでなく花びらや実、茎などの部分も使い、香りのよいハーブを使用して作られます。普段なにげなく飲んでいる紅茶やフレーバーティー、ハーブティーにも、実は明確な違いがあるのです。
フレーバーティーにもカフェインが含まれるの?
フレーバーティーも原料が茶葉のため、基本的にカフェインが含まれています。紅茶のカフェインは100mlあたり約30mgと言われていますので、フレーバーティーにも同じくらいのカフェインが含まれていると思って良いでしょう。今はデカフェやノンカフェインのお茶もあり、フレーバーティにも種類は減りますがいくつかあるので、カフェインが気になる方はそちらを飲むと良いでしょう。
緑茶ベースのフレーバーティーもある?
以前は紅茶ベースのフレーバーティーが一般的でしたが、近年では、緑茶ベースのフレーバーティーも多く発売されています。日本橋COREDO室町にある、「おちゃらか」という日本茶のフレーバーティーを多く扱うお店や、世界中のお茶を取り扱うルピシアでも日本茶メインのフレーバーティーを取り扱っており、日本茶の新しい飲み方として近年注目をされ始めています。
フレーバーティーの美味しい作り方は?
お店でしか買えないイメージのフレーバーティーですが、実は自宅でも簡単に美味しく作ることができます。簡単に作れるフルーツティーやミントティー、バニラやアーモンドの香りの付け方をご紹介します。
フルーツティーは、例えばレモンやゆず、オレンジなどお好みのフルーツを水洗いして、皮ごと薄くスライスしたら、キッチンペーパーにくるんでから風通しの良い場所に干して、2、3日乾燥させていきます。しっかり乾いたらハサミなどを使って細かく刻み、お好みの紅茶や煎茶などの茶葉と混ぜ合わせれば完成です。
もっと簡単に作りたい場合は、砂糖のついてないそのままのドライフルーツを購入してきて細かく刻んでから同じように茶葉と混ぜ合わせるという方法でも作れます。
また、お茶を淹れる際、一緒に生のミントを入れてからお湯を注げば、ミントの香りのついたフレーバーティーになりますし、あらかじめ入れておいた紅茶にバニラエッセンスやアーモンドオイルを数滴たらせばそのままバニラティーやアーモンドフレーバーティーとして楽しめます。
難しく考えずに身近なものからフレーバーティーは作ることができるので、まずは気軽に試してみましょう。
水出しで入れる美味しいフレーバティー
フレーバーティーは水出しでも美味しく楽しむことができます。ポットにフレーバーティーの茶葉と、お水を入れて、冷蔵庫で一晩寝かせると翌朝には美味しい水出しのフレーバーティが完成します。出来上がりを確認したあとはエグみが出るので茶葉は取り除くようにしましょう。
また、常温の水に2時間ほど茶葉を浸して水出しする方法もあります。こちらは普通の茶葉の量でつくると薄めに出来上がってしまうので茶葉を1.5~2倍程度、お好みの濃さになるように調節すると良いでしょう。もっと簡単に、いつもの2~3倍の量の茶葉をつかってお湯出ししたフレーバーティーを、氷のうえから注いで作る方法もあります。
いずれもじぶんの好みの濃さを見つけることで美味しく飲めるので、ぜひアイスティがあうフレーバーティーを見つけたときや、普通の紅茶でもアイスで飲みたくなったときには試してみてください。
[2]おすすめの人気フレーバーティー13選
ここからは人気メーカーのおすすめのフレーバーティーをご紹介していきます。
フォション
1886年、フランス、パリのマドレーヌ広場の一角に高級食料品店「フォション」は誕生しました。以来その確かな品質とフォションに認められた素晴らしい食品を求め、フランス国内はもとより世界中の美食家たちが訪れるパリを代表する食のセレクトショップとなりました。中でも創業以来フォションの中でも最も重要視され、大切に選ばれてきた紅茶は、1972年の日本上陸以来、大人気のロングセラーアイテムです。
フォションアップル
フォションのフレーバーティの中でもっとも代表的なアイテムの一つがこのアップルティーです。紅茶に詳しくない人でもフォションのアップルティーなら耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。厳選されたセイロン茶にアップルの香りがつけられたこのフレーバーティは、お湯を入れた瞬間から広がる薫り高いアップルの香りがします。お茶の時間そのものを楽しめる優雅な時間に変えてくれます。
シャングリラ
オレンジやレモン、ベルガモットの香りを爽やかにミックスした紅茶「シャングリラ」は、パッケージも華やぐオレンジとレモンのイラストで、贈り物にもぴったり。フルーツゼリーとのセットは夏の贈り物として、喜ばれるでしょう。すっきりとした爽やかな柑橘系の味わいはアイスティーにもぴったりで、水出しのフレーバーティーとして楽しむことができます。ぜひストレートで華やかな香りを楽しんでみてください。
ジャスミンティチュンハオ
ジャスミンの花が咲き乱れるパッケージも美しいジャスミンティチュンハオは爽やかな香りで初夏の心地よさを感じさせてくれるフレーバーティーです。夏には水出しでアイスティにしても楽しめます。
ルピシア
世界中のお茶を取り扱うお茶の専門店ルピシア。「お茶の多彩な魅力を、大勢の人に伝えたい。」という想いから20年以上世界中の美味しいお茶を紹介してきました。ルピシアのお茶は安心して飲めるよう、食品衛生法に基づく厳格な基準を満たした、安全な茶葉のみを使用しており、通関前に自主検査をしたり、自社工場で異物を取り除くクリーニングをしてからパッケージされ、店舗に届けられています。またブレンドティーやフレーバードティーも自社工場で作られています。
チャイバッグ カルダモン&ペッパー
ルピシアの中でも根強いファンを持つチャイシリーズ。チャイバックには他にジンジャーとシナモンがありますが、このカルダモン&ペッパーは、アッサム紅茶にペッパーと高価なカルダモンシードを贅沢に使ったブレンドで、正統派チャイの味わいを楽しめます。
白桃
贈り物としても喜ばれるルピシアの白桃ブレンドは、紅茶にみずみずしい白桃の香りがついたフレーバーティーです。紅茶にブレンドされた桃の葉がももの香りとジューシーさを感じさせてくれます。水出ししてよく冷やしアイスティーとして楽しむのもおすすめです。
ラタタン
香りとコクの強いアッサムをベースに、セイロン紅茶などをブレンド。レユニオン島産のバニラをアクセントに加えた、バニラ立ちのぼる香りの良いフレーバーティーです。ラタタンとはフランス語の「どちらにしようかな♪」の一節のリズムから来ており、バターと小麦でできたシンプルなお茶請けと相性が抜群です。お茶の時間が楽しみになるフレーバーティーです。
リプトン
黄色いパッケージでおなじみ、世界一の紅茶のトップブランドリプトン。「たくさんの人に、上質な紅茶を気軽に飲んでもらいたい」という創業者トーマス・J・リプトンの思いから誕生、紅茶園での茶樹の栽培~生産を一貫して行いその理想を実現しました。以来125年以上、本格的な紅茶の味を家庭で気軽に楽しめるブランドとして、世界中の人に愛されています。
ミックスベリーティー
いちごやラズベリー、カシスの弾けるパッケージが楽しいミックスベリーティーは、ラズベリーとカシスの甘酸っぱさが爽やかに際立ち、華やかでフレッシュなベリーの香りを楽しめる本格的な紅茶に仕上がっています。
ピーチ&マンゴーティー
リプトンのフレーバーティーの中でもひときわトロピカルな香りを楽しめるのがこちらのピーチ&マンゴーティーです。華やかに香る甘いピーチと完熟のマンゴーの甘さを楽しめる夏にぴったりの紅茶で、冷やしても美味しく楽しめます。
マンダリンオレンジティー
花咲くひまわりと果実感たっぷりのオレンジのパッケージが目を引くマンダリンオレンジティーは、太陽の恵みをたっぷり受けたマンダリンオレンジのジューシーな香りを楽しめる本格紅茶です。あとくち爽やかなので、食後の一息にも楽しめるフレーバーティーです。
緑茶ベース
流行りの緑茶ベースのフレーバーティーも、飲みやすいものから楽しんでみてください。
おちゃらか ラ・フランス
緑茶の中にも、しっかりとしたラ・フランスの果実の潤いを感じられ、緑茶とともに甘い香りを楽しめるフレーバーティーです。 ラ・フランスの華やかでエレガントな香りにリピーターも多い名品です。暑い季節には爽やかに水出しで楽しむのがおすすめです。
ルピシア 白桃煎茶
白桃の柔らかさが伝わる限定パッケージのイラストがかわいい白桃煎茶。上質な日本の煎茶にみずみずしい白桃の甘い香りをまとわせた飲みやすく爽やかな甘さが特徴的なフレーバーティーです。アイスティーも美味しいので夏のギフトにもぴったりです。
デカフェ
カフェインは気になるけどどうしても紅茶が飲みたくなるときはありますよね。デカフェのものでも美味しいフレーバーティーはあるので、是非試してみてください。
ティーブティック やさしいデカフェ紅茶 マスカット
世界中の上質な茶葉取引の中心地・ドイツのハンブルクで誕生した「ティーブティック」。このやさしいデカフェ紅茶はカフェインが苦手な方や、カフェインを控えているママや子供たちにおすすめの紅茶です。デカフェなので、睡眠前のリラックスタイムにも飲めて、マスカットのやさしいフレーバーが心を解きほぐしてくれます。
ルピシア デカフェ・グレープフルーツ
特殊技術でカフェインを抜いた紅茶に、フレッシュで爽やかな地中海産のグレープフルーツの香りをブレンドした、デカフェ紅茶です。カフェインを取りたくないお休み前や、どうしても紅茶が飲みたくなったプレママにもおすすめの優しい紅茶です。
[3]香りの良いフレーバーティーでティータイムをもっと楽しもう
種類も豊富でティーバッグタイプも多いので気軽に楽しむことのできるフレーバーティー。贈り物としても見栄えがよく、普段自分では選ばない新しい香りを楽しんでもらうことができるので、喜ばれます。たまには紅茶やハーブティーではなく、フレーバーティーを取り入れてもティータイムが楽しくなるでしょう。香りのよいフレーバーティーで、気分をリフレッシュしましょう。