男女の相性は体臭で分かるって本当?その実態を遺伝子レベルで紐解く!
気になる異性や友人との相性が気になる方は多いのではないでしょうか。私たちは、相性の良い悪いを相手の性格や話し方などで判断しますが、他にも「体臭」で判断をすることができます。意外にも体臭は相手との相性をするうえでとても重要な役割を果たすといわれています。今回は、体臭が相性の良し悪しを決める理由をご紹介します。
2024年03月13日更新
記事の目次
なぜ体臭で相性が分かるのか
人間は誰にでも体臭があり、世の中に同じ体臭がする人はいません。体臭の好みが他人とかぶることもないといってもいいでしょう。それは、体臭が一人ひとりの遺伝子によって違うからです。
相手の体臭が好きと言う場合は、その人の遺伝子を本能的に求めていると言うことになります。その遺伝子は自分が持つ遺伝子とは遠い遺伝子で、女性は男性に男性は女性に自然に惹かれるようになっています。
これは、自然界の動物と同じように人間もまた、その一種であるということの証明にもなります。種の保存のためにより強い遺伝子を持つ子孫を残すには、できるだけ異なる遺伝子を掛け合わせる必要があります。
自分と似た遺伝子、つまり自分の父親や異性の親戚から遠ざかる傾向にあり、体臭の相性が良くない場合が多いのはこのためです。
「好きなニオイ」「嫌いなニオイ」は遺伝子が決める
人間は種の保存のために、自分とは違う遺伝子を持つ異性に良い匂いを感じ好感を抱きます。ここでは、そんな遺伝子と相性の関係についてお話します。
HLA遺伝子
なぜ、匂いで相性の良し悪しが分かるのでしょうか?それは、人間が持つHLA(ヒト主要組織適合抗原)遺伝子が関係しています。HLA遺伝子は白血球に含まれていて、人の免疫力に関係しています。この遺伝子の型が違えば違うほど、免疫力が強い子を産むことができるので、本能的にHLA遺伝子の型が違う異性に惹かれます。
また、それとは逆に自分と似ている近い遺伝子を持つ人との子は未熟児や障害を持って産まれる確率が上がるといわれています。このHLA遺伝子は「体臭」で見分けることができます。HLA遺伝子は、体臭に影響しフェロモンとして分泌されるからです。
人はフェロモンを鼻で感じるので、HLA遺伝子の異なる相手の体臭を好きな匂いと感じるのです。
人間の本能はすごい!?
遺伝子レベルで免疫力の強い、より良い遺伝子を持つ子孫を残すようにインプットされている女性は、男性よりも嗅覚が優れているそうです。
産まれたときからもともとある匂いや、生活環境や食べている物によって匂いは色々あるかと思いますが、誰かに会ったときやすれ違ったときに「この人良い匂いだな」と思った相手は、あなたとの相性がいい可能性が高く、恋愛においても良い効果をもたらすことが多いです。
外見のタイプがそれぞれあるのと同じように、匂いのタイプもそれぞれ違いがあります。違いが分かりやすい香水の匂いとは違う、人間の体臭を嗅ぎ分けるとは人間の本能はすごいですね。
同性の友達の場合
異性の場合は、遺伝子が違うほど良い匂いと感じますが、同性の場合はどうでしょうか?実は、同性の場合は、自分と似た近い遺伝子を好む傾向があります。仲良しの友達は、どこか似ていたり好きなものや性格も似ているということはありませんか?これは、遺伝子が似ているほど、一緒にいて安心できるからといわれています。
無意識にお互いの持つ遺伝子を判別して、もっと深いところで繋がっていると思うとすごいですよね。また、友達と同じく家族にも似たようなことが言えます。
家族と一緒にいると安心できるのは、遺伝子が近いからです。このように、無意識レベルで人間は、体臭を嗅ぎ分けて、自分と遠い遺伝子、近い遺伝子を判別する能力を持っているのです。
キスでも相性が分かる!?
人間は体臭だけでなく、キスでも男女の相性を確かめることができます。キスをしたときに脳は相手の唾液から分泌される成分をチェックし、相手の健康状態や遺伝的に近くはないかなどを調べます。
脳が問題がないと判断した場合は、ドーパミンが放出され快感が得られますが、問題ありと判断した場合はストレスホルモンを放出し、拒否反応を出します。これはキスが上手い下手の問題ではなく、本能的に健康的な子どもを産み、一緒に育てるのに相応しい相手かどうかを判断しているのです。
素敵な恋人を見つけるために
理想の素敵な恋人を見つけるためには、何をするのが効果的なのでしょうか?外見を磨くのはもちろん大切ですが、それ以外の方法をご紹介します。
フェロモンを出す
モテる男女が持っている異性を魅了する色気を、よく「フェロモンがすごいね」なんて言うことがあると思います。しかし、もともとフェロモンは、動物や虫がコミュニケーションをとるときに使う物質といわれています。人間は、進化の過程でフェロモンを感知する機能が退化してしまいました。
そのため、フェロモンを使う機会はめったにありませんが、このフェロモンと近い役割を果たすのが身体から出る汗、すなわち体臭になります。
デュッセルドルフ大学のパウゼ博士は、不安状態で流した汗とスポーツで流した汗との区別をする実験を行いました。結果、51%の正解率でしたが、脳のはきちんと識別をしている反応を示しました。
つまり、嗅覚では判断できないことでも、脳はきちんと識別し、相手の感情を読み取っているということになります。スポーツをするときなどに、その前向きな姿勢や自信が汗や匂いという形で出て、知らないうちに異性を惹きつけるのかもしれませんね。
彼に愛される♡女性用フェロモン香水「リビドーベリーロゼ」
フェロモン香水と呼ばれるアイテムをご存知でしょうか?
女性的な魅力をアップさせる香水で、気になる異性にアプローチができると言われる香水です。
今回ご紹介するラブコスメの「リビドーベリーロゼ」は「ベッド専用香水」とも言われる女性向けのフェロモン香水。
男性が好む香りを研究して作られました。
彼への印象をつける甘さの感じるベリーのトップノートから少し落ち着きのあるフローラルな香りへ移り変わります。
ラストのイランイランやムスクが、大人っぽく、どこか色っぽさもプラス。
この香りの移り変わりが、ベッドに入る始まりの盛り上がりから、最後の「もっとあなたと一緒にいたい」と思わせる余韻まで与えてくれます。
- 片思いの彼にもっと近づきたい
- 彼がもって積極的になってほしい
- 女性としてもっと魅力的になりたい
という方は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?
香りはローズベースに少し甘酸っぱいような?感じで、いい香りって褒められることも多いです。ハイブランドの香水もまあまあ使用するけど、特に何も言われなくて、香りについていちいちポジティブコメントを貰うのは決まってフェロモン香水です。
出典:Amazon
女性を引き付けるメンズ用モテ香水「ラグネット」
男性の魅力を上げる「モテ香水」も存在します。
ここでご紹介するのが、メンズ用モテ香水「ラグネット」です。
ラグネットは、甘く魅惑的なムスクの香りにシトラス系の香りをプラスした心地の良い魅惑的な香り。
爽やかなイメージからムスクの甘くゆったりしたムーディーな変化が、女性を惹き付けます。
しかし、それだけではなくラグネットにはフェロモン成分「オスモフェロン」をブレンドしているところも特徴。
このフェロモン成分が、女性の気分を高める効果に期待できます。
魅力的な香りとフェロモン成分が合わさることで、つけた男性の魅力がアップ。
女性を引き付けること間違いなしです♪
固形の練り香水で、持ち運びにも適しているところもポイントが高いですね◎
ムスクは女性を惹きつける香りとして人気ですが、甘さが強いので苦手意識がある人も多いと聞きました。でもこれはムスクにシトラス系の香りをプラスされているので、甘く爽やかな香りになっているので女性からの意見も大変好評でした!
出典:Amazon
汗をかくスポーツを一緒にする
これまで、匂いで相手との相性を確かめることができるとお話ししてきましたが、今の時代は柔軟剤やシャンプー、香水などでなかなかHLA遺伝子を嗅ぎ分けることは難しくなっています。
では、どのようにしたら相性の良い相手の匂いに辿り着くことができるのでしょうか?それは、スポーツをした直後の異性の匂いを嗅ぐことで判断することができます。
汗が出やすい首元の匂いを嗅ぐことが一番効果的ですが、難しいようであれば、汗の染み込んだシャツの匂いを嗅いでみましょう。それが心地よくいい匂いと感じれば相手との相性が良く、臭いと感じたら残念ながら相手は悪いということになります。スポーツを一緒にしてみて、汗の匂いでパートナーを選ぶのもありですね。
匂いのポイントは首筋や首元
体臭は首元や耳元から最も敏感に感じることができ、多くのフェロモンを分泌しています。異性とハグをするときに首元や耳元に鼻が近くなるのは、相手との相性を確かめるように本能的に動いているからです。例えば犬などの動物の場合、人間のように触れ合ったり、話をしたりして相手との相性を確かめることはできません。
その代わりに、相手の肛門のニオイを嗅いで好き嫌いを確かめています。つまり、相性が良い相手を選び、強い遺伝子を残すための本能に従って、ニオイを最も感じる場所を嗅ぐのです。
人間の場合、それは首筋や首元になります。匂いだけで相手との相性が完全に決まってしまうとは言えませんが、性格や外見など、その他のことで相性が良い!と思っても首筋や首元の匂いを嗅いだときに嫌と感じた相手とは、きっと一緒にいたいとは思わないでしょう。このように、本能的にも体臭は相性を決定するうえで欠かせない判断材料になっているのです。
香りと男女の相性でよくある質問
男女の関係で匂いがとても重要なことがわかりましたね。
気になる異性は、遺伝子レベルで惹かれているのかもしれません。
ここからは、香りと男女の相性でよくある質問についてお答えしていきます。
匂いの感じ方は男女で差がありますか?
嗅覚能力は男女の差はそれほどありません。
しかし、匂いの感じ方は人それぞれ違いがあります。
体調や気分の変化により香りの感じ方が変わったり、女性であれば生理時期で匂いの感じ方が変わることもわかっています。
また、朝と夜でも感じ方がかわることもあるのです。
フェロモンはどんな匂いがしますか?
体臭=フェロモンと思っている方も多いですが、実はフェロモンに匂いはなく無臭です。
香水の香とは別に 「心地の良い匂いだな」 「この人の香りすきだな」 と感じるのは遺伝子によるものだと考えられています。
フェロモンはまだ解明されていない部分も多く、アポクリン腺から出る匂い成分がフェロモンの役割となっているという考えもあるのです。
男女で体臭に差はありますか?
一般的に男性の方が体臭が強いとされています。
それは、皮脂分泌が男性のほうが盛んということと、揮発性のニオイ成分も女性より男性のほうが多く含まれているからです。
また、女性ホルモンには汗を抑える役割があることもわかっています。
自分の直感を信じてみる
理想の素敵な恋人は、意外な人かもしれません。外見などではなく「なんとなく、この人(の匂い)が好き」という自分の直感に従ってみるのもありかもしれません。脳が相手の体臭などから本能的に相性を判断し、あなたに伝えているのですから。