頭皮のニオイが気になる女性必見!原因と正しいケア方法を徹底解説
頭皮から嫌なニオイが…。そんな悩みを抱える女性は少なくありません。本記事では、頭皮のニオイの原因と、ニオイを防ぐための正しいケア方法をご紹介。シャンプーの選び方や生活習慣の見直し方など、今日からできる対策満載でお届けします!
2024年03月19日更新
記事の目次
自分の頭皮はくさい!?簡単セルフチェック法
頭皮のニオイは自分だと気づきにくいものです。
そのため気づかないうちに、周囲の人に不快の思いをさせてしまっていることもあります。
「もしかしたらくさいのかも」
と、心配な方は、まず自分の頭皮のニオイをセルフチェックしてみましょう。
頭皮を指で触る
まずは指の腹で頭皮を触ってから指のニオイを嗅いでみましょう。そうすることで、頭皮のニオイをチェックすることができます。
指のニオイを嗅いでみて不快なニオイがした場合は、頭皮が臭くなっている証拠です。
頭皮の状態はシャンプーしてからの時間によって変わるので、1日に何度かチェックしてみましょう。
枕カバーのニオイを嗅ぐ
毎日使っている枕カバーがくさい場合は、頭皮が臭くなっている可能性があります。
帽子をよく被る方は、帽子の内側も嗅いでみましょう。ニオイを感じる場合、頭皮が臭くなっている可能性が高いです。
ドライヤーの風を後ろから当てる
ドライヤーの風を後ろから当てたときに嫌なニオイがするなら、頭皮が臭くなっている可能性があります。
なぜ…?頭皮がくさい原因
頭皮のニオイの主な原因は、皮脂や汗そのもののニオイや、雑菌の繁殖です。
頭皮は皮脂腺がもっとも多く、顔のTゾーンの2倍以上存在します。
その分、ニオイのもととなる皮脂がたくさん分泌されてしまうのです。
また、頭皮は髪の毛に覆われた高温多湿な環境です。雑菌が繁殖しやすいため、ニオイの発生源となります。
それではどのような状況だと、皮脂の分泌や雑菌の繁殖を招き、頭皮のニオイを悪化させてしまうのでしょうか。
ここからは、頭皮のニオイを招く原因を紹介します。
シャンプーの仕方が間違っている
頭皮は洗いすぎてはいけません。
頭皮の健康を維持するのに必要な皮脂まで落としすぎて、ニオイの原因になります。
シャンプーするときに必要以上に皮脂が落ちると、頭皮を守るために皮脂が足りないと脳が勘違いします。
そして、必要以上に皮脂が分泌されるので嫌なニオイが発生するのです。
十分にすすぎをすることも大切です。
頭皮にシャンプーやリンスが残ると、これがニオイの原因となってしまいます。
シャンプーの後ドライヤーで乾かしていない
突然ですが、部屋干しした生乾きの洗濯ものから、嫌なニオイがした経験ありませんか?
実は頭皮も同じです。
シャンプーの後ドライヤーで乾かさずに、生乾きのままにしておくと、嫌なニオイが発生してしまいます。
自然乾燥で長い時間濡れたままの状態にしておくと、菌が増殖し、ニオイが生まれてしまうのです。
食生活が偏っている
ファーストフードや肉中心の食生活を続けることで、体臭がきつくなってしまった経験ありませんか?
頭皮の嫌なニオイも同じで、このような食生活を続けることで頭皮からも嫌なニオイが発生します。
特に脂っこいものを摂りすぎると、皮脂腺の働きが活発になり皮脂の過剰分泌につながりニオイの原因になります。
不規則な生活をしている
不規則な生活もニオイの原因です。体臭がきつくなってしまうのと同様に、頭皮も臭くなってしまいます。
気を付けなければならないのは、睡眠不足や運動不足だけではありません。
ストレスがあると体内の活性酸素が増え、頭皮の皮脂の酸化が早まってニオイが悪化します。
加齢臭の影響
40歳以上になると、女性ホルモンが低下し、ノネナールという物質が発生しやすくなります。
ノネナールは加齢臭の原因物質です。
皮脂に含まれる9-ヘキサデセン酸と呼ばれる物質が、酸化もしくは分解されて発生します。
20代や30代は活性酸素を除去するシステムがしっかり働いていますが、年齢と共に活性酸素を除去する機能が徐々に低下。
そのため一般的に、40歳以降から加齢臭が発生すると言われています。
ただし、暴飲暴食やファーストフード中心の生活をしている20代や30代も注意が必要です。
最近は、活性酸素を除去する機能が低下して、20~30代の若い女性でも加齢臭が発生してしまうケースが増えています。
頭皮の湿疹の影響
頭皮にできた湿疹のことを脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)と言います。
これは皮脂が過剰に分泌されることでマラセチアという真菌(カビ)が増殖し、頭皮が炎症を起こしてしまう病気です。
脂漏性皮膚炎になってしまうと、加齢臭と似たニオイが発生することがわかっています。
これは女性よりも男性に多い病気ですが、ホルモンバランスの乱れによって、女性でも発生してしまうことがあります。
一度かかってしまうと慢性化して再発しやすくなるのので、心当たりがある方は、早めに皮膚科を受診しましょう。
シーツや枕が汚れている
眠っているとき、私たちは思っている以上に汗をかいています。
そのため毎日使っているシーツや枕カバーに寝ている間に汗が染み込み、雑菌の温床になって、嫌なニオイが発生することも。
その上で毎日寝ると、髪にそのニオイが染み付き、頭の嫌なニオイの原因になってしまいます。
紫外線の影響
実は頭皮は顔と同じくらい毎日紫外線を浴びています。
紫外線を浴び続けることで、頭皮が乾燥し、頭皮から分泌した皮脂が酸化すると、これがニオイの原因になります。
また、頭皮の紫外線対策として帽子を被ることで、蒸れて雑菌が繁殖し、ニオイの原因になることも。
紫外線対策として帽子を被るときは、こまめに帽子を脱いで、帽子の中が蒸れてしまわないようにしましょう。
今すぐしよう!頭皮がくさいときの6つの対策方法
頭皮から嫌なニオイがしたら、早めに対処したいですよね。
そこでここからは、すぐにできる頭皮のニオイ対策方法を紹介します。
正しい方法でシャンプーする
頭皮のニオイを対策するために、まずチェックしたいのがシャンプーの方法です。
まずは正しい方法でシャンプーしているかどうか確認しましょう。
1.ブラッシングをして絡まった髪をほぐし、頭皮に付いているホコリなどの汚れを落とす
2.ぬるま湯で髪をすすぎ、予洗いをする
このときに使うお湯は38度くらいのぬるま湯を使うようにしましょう。
予洗いをすることで、シャンプーの泡立ちを良くするだけでなく、頭皮や髪の汚れを落としてくれます。
3.シャンプーをしっかり泡立ててから髪になじませ、頭皮を揉み出すようにして洗う
4.すずぎ残しがないように、ぬるま湯でしっかり洗い流す
5.清潔なタオルで頭皮を抑え、しっかりと水気を拭き取る
シリコン配合のコンディショナーは、髪の毛一本一本をコーティングして、ツヤを出す役目があります。
シリコン入りコンディショナーが頭皮についてしまうと、油分で毛穴を塞いでしまって、頭皮トラブルにつながるので注意しましょう。
シャンプーの後にシリコン入りコンディショナーを使うときは、頭皮ではなく毛先につけてください。
また、ニオイやベタつきが気になるときは、ついついゴシゴシ力を入れて洗ってしまいがちですが、力を入れずに洗いましょう。
強くこすったり、爪で頭皮を傷つけてしまうと、地肌が傷つき、皮膚のバリア機能が低下してしまいます。
皮脂のバリア機能の低下は頭皮の乾燥に繋がり、ニオイの原因に。
シャンプーするときは力を入れすぎないように注意が必要です。
自分の頭皮に合ったシャンプーを選ぶ
自分の頭皮に合ったシャンプーを選ぶことも嫌なニオイの防止に繋がります。
シャンプー選びのポイントは3つです。
・洗浄力が強すぎないシャンプーを選ぶ
毎日のシャンプーで過剰に皮脂を落としてしまうと、かえって皮脂の過剰分泌に繋がり、ニオイを悪化させてしまいます。
頭皮のニオイが気になるときは、洗浄力がそれほど高くないものを選びましょう。
低刺激のアミノ酸系の界面活性剤が配合されているシャンプーがおすすめです。
・保湿成分が含まれているものを選ぶ
頭皮の乾燥はニオイの原因に繋がります。
頭皮のニオイが気になるなら、セラミドやヒアルロン酸、天然由来のオイルや植物エキスなどの保湿成分が含まれたシャンプーを選ぶといいでしょう。
・抗菌、消臭効果があるものを選ぶ
マラセチア菌などの常在菌や雑菌が繁殖してしまうのも、頭皮が臭くなってしまう原因です。
最近は緑茶エキスや柿渋エキスなどの抗菌・消臭効果のある成分が含まれているシャンプーも販売されています。
頭皮のニオイが気になる方は、抗菌・消臭成分を確認して選びましょう。
夜にシャンプーをする
シャンプーした後、皮脂が分泌されるのには4時間から8時間かかると言われています。
朝シャンプーをすると、頭皮や髪を守るために必要な皮脂が分泌されないまま、1日を過ごすことになります。
すると頭皮の乾燥を招き、頭皮のトラブルが進行する可能性が。
シャンプーはできるだけ、夜に済ませましょう。
シャンプーの後はしっかり乾かす
シャンプーの後に髪の毛を濡れたままにしておくと、雑菌が繁殖して頭皮のニオイの原因になります。
シャンプーした後は、しっかり髪の毛を乾かすようにしましょう。
ドライヤーで髪を乾かすときは、温風を1箇所に当てすぎないようにしてください。頭皮の保護に繋がります。
できるだけ髪とドライヤーを離し、ドライヤーを揺らしながら、髪の毛にまんべんなく温風が当たるようにして、乾き残しがないようにしましょう。
ヘアブラシを清潔に保つ
ヘアブラシを清潔に保つことも、頭皮のニオイ防止に繋がります。
これは、毎日使うヘアブラシをそのままにしておくと、雑菌の温床になってしうからです。
プラスチック製のブラシは、シャンプーや中性洗剤を溶かしたお湯に付けおきして洗浄しましょう。
動物の毛を使ったブラシは、歯ブラシなどで軽く擦って小まめに汚れを取り除き、お手入れをしてください。
食生活や生活習慣を見直す
脂っこい食事や甘いものは皮脂の過剰分泌を引き起こしてしまう恐れがあるため、食生活も見直しましょう。
脂質代謝を促すビタミンB2やビタミンB6、皮脂の過剰分泌を抑える働きのあるビタミンCを豊富に含む食材がおすすめです。
食事以外の生活習慣も、この機会に見直してみましょう。
質のいい睡眠が取れると、頭皮や髪の健康を維持するのに必要な成長ホルモンが体内で分泌され、健康的な頭皮環境に繋がります。
ストレスも適度にケアして、ニオイ知らずの頭皮になりましょう。
頭皮のニオイを防ごう♪女性におすすめのヘアケアアイテム4選
頭皮のニオイは体臭と同様に、皮脂や汗が原因で発生します。
年齢を重ねた女性は、ホルモンバランスの変化により、頭皮のニオイが気になってしまう場合も。
ここでは、女性におすすめの、頭皮のニオイを防ぐヘアケアアイテムを4つご紹介します。
KAMIKA(カミカ)クリームシャンプー
「洗いすぎていて頭皮がにおうのかも」
と心配な方は、クリームシャンプー『KAMIKA(カミカ)』をチェック!
こちらは合成界面活性剤不使用なうえ、やさしい洗浄成分で作られている、クリーム状のシャンプーです。
地肌にやさしいにも関わらず、なんとこれ1本で5役を果たす実力も。
シャンプー+コンディショナー+トリートメント+頭皮ケア+ヘアパックを、これだけでおこなえます。
エイジングサインが気になってきた女性の地肌にぴったりな成分、ヘマチンとメリタンも配合。
髪に栄養を閉じ込める3種類のオイルにもこだわっています。
クリームシャンプーなので泡立ちはほとんどないですが、クリームをしっかりなじませることで乳化させて汚れを落とします。
便利な時短シャンプーで、ニオイ知らずのうるツヤ髪を手に入れませんか?
b.ris(ビーリス) ORGANIC SPARKLING SHAMPOO(オーガニックスパークリングシャンプー)
「b.ris ORGANIC SPARKLING SHAMPOO」は、5,000ppmの高濃度炭酸とオーガニック成分を配合したオールインワンシャンプーです。
プッシュするだけで泡が出る設計で、髪に馴染ませるとモコモコに。
泡は逆さにしても落ちないほどピタッと吸着する感触で、しっかりとしています。
この炭酸泡が、ニオイの原因となる毛穴の奥の汚れや、髪についた小さな汚れをキャッチ。
オーガニックオイル配合なので、仕上がりはふんわりサラツヤな髪に。
頭皮のニオイ・かゆみだけでなく、エイジングケアにも向いています。
肌ナチュール 炭酸ヘッドスパシャンプー・トリートメントセット
「肌ナチュール」は、自宅で本格的な炭酸ヘッドスパが体験できる炭酸シャンプーとトリートメントのセットです。
シャンプーはアミノ酸系にも関わらず泡立ちがとても良く、濃密な炭酸泡が頭皮汚れをスッキリ落とします。
さらに髪をしっかり潤すこだわりの13選の自然派美容成分配合。炭酸濃密泡クレンジングシャンプーだけでもニオイのケアをしつつ、ツヤのあるしなやかな髪に導きます。
香りはサロンを思わせるフローラルアップル。トリートメントとのセット使いで、髪や地肌に必要なうるおいもじっくりサポートします。頭皮のニオイ・かゆみ・乾燥が気になる方におすすめです。
HIMAWARIシャンプー
主成分にココイルメチルタウリンNaを使用し、適度な洗浄力で頭皮ケアに最適なシャンプーがHIMAWARIシャンプーです。
頭皮の保湿力をサポートするひまわり種子油を配合し、保湿効果を発揮します。
パーマやカラーなどをしていない人、ドラッグストアで購入したい人におすすめです。
頭皮のニオイに関連するよくある質問
頭皮のニオイは、多くの女性の悩みのひとつ。
加齢や生活習慣、ストレスなどが原因で、頭皮から不快なニオイが出るのは珍しくありません。
ここでは、頭皮のニオイに関連するよくある質問について、詳しく解説していきます。
ぜひ毎日の頭皮のニオイケアに役立ててくださいね。
頭皮のニオイを消す方法はある?
頭皮のニオイを消すためには、なんといっても頭皮の清潔を保つことが大切です。
毎日、正しいシャンプーを心がけ、汗や皮脂を取り除きましょう。
自分の頭皮の状態に合ったシャンプーを選ぶことも重要です。
洗いすぎはNGですが、ときには殺菌効果のあるシャンプーを使用するのもよいでしょう。
そして食生活にも配慮を。ニンニクや玉ねぎなどのニオイの強い食べ物は控えめにし、バランスの取れた食事を心がけましょう。
ストレスや睡眠不足も頭皮のニオイを悪化させる要因のひとつ。ストレス解消法を見つけ、日々の生活の中でリラックスする時間を作ってください。
頭皮がくさいかどうかは自分でわかる?
普通に生活していると、自分の頭皮のニオイを確認するのは難しいですが、以下の方法なら確認できます。
- 指で頭皮を触る
頭皮を指で触り、指にニオイが付着しているかどうかを嗅いで、チェックしましょう。 - ブラシやくしのニオイを嗅ぐ
頭皮に使用したブラシやくしのニオイを嗅いでみて、ニオイを確認してみましょう。 - 他人に聞く
友人や家族、美容師さんなど、信頼できる人に頭皮のニオイについて聞いてみるのもひとつの方法です。
正しい頭皮ケアで嫌なニオイを防ごう!
これからの夏の時期特に注意したいのが頭皮のニオイ。頭皮のニオイは自分ではなかなか気がつきくいので、知らないうちに周囲の人に不快感を与えてしまうことも。
頭皮のニオイは正しくケアをすることで防ぐことができるので、気になる人はまず自分の頭皮をチェックすることからはじめてみませんか?