フレーバーポップコーンの簡単味付けレシピ11選&人気の専門店をご紹介
近年、たくさんのポップコーン専門店が進出し、作り方はもちろん、味付けであるフレーバーもお店によってさまざま。とてもバリエーションの豊富なお菓子となりました。今回は、話題のポップコーン専門店や人気のレシピなどをご紹介します。
2020年03月16日更新
記事の目次
[1]専門店もいっぱいのポップコーン
ポップコーンといえば、塩味やキャラメル味のイメージが強いですが、ここ最近はいろいろなフレーバーをウリにしている専門店が続々と進出しています。
そこで、まずはその中でも人気なポップコーン専門店をご紹介していきます。
これを読まれている方の中にもどこかは行ったことがる方も多いのではないでしょうか?
ククルザポップコーン(KuKuRuZa Popcorn)
アメリカシアトル発のちょっと贅沢でグルメなポップコーンショップ。
KuKuRuZaという名前はロシア語で「kykypy3a」のコーンという意味に由来し、創業者の奥さまがロシア系アメリカ人というところから名付けられそうです。
また、オーナーの「世界最高のグルメポップコーンを作りたい!」という熱意と信念のもと、独創性が高くバラエティーに富んだユニークなフレーバーの数々は、メインシェフであるJeremy(ジャーミー)とパティシエであるMary(メアリー)が中心となって開発されています。
そんなククルザでは安心して食べることができるように遺伝子組み換えではないコーンを使用しています。
日々産み出されるポップコーンのフレーバーは50種類とも言われ、この多彩なフレーバーの中から月替わりのものも含めてお店には常時10種類の味が用意されています。
その中でも1番の人気のフレーバーはハワイアンソルト・キャラメルになります。クラシックキャラメルに、ハワイ産のピンクシーソルトを絡めた塩キャラメル風味のポップコーンであり、オープン当初からの人気メニューです。
他にもバッファロー & ブルーチーズなどのようなお酒のおつまみとしてもおすすめなフレーバーも揃っているのでまずは一度試してみてはどうでしょうか?
ギャレット ポップコーン ショップス (Garrett Popcorn Shops)
アメリカシカゴ発の65年以上にわたり、安心して食べることができる原料のとうもろこしを育てるところからこだわっている、ちょっと贅沢でグルメなポップコーンショップ。
ギャレットポップコーンでは契約農家においてポップコーンのためだけに遺伝子組み換えでない大粒のとうもろこしを栽培して、2種類の品種をミックスしたものを使用しています。
また、ノンオイルでエアポップさせて作ることにより、ふんわりサクサクとした軽い食感に仕上がるためとても食べやすいのです。
そして、ギャレットポップコーンが美味しいと言われるのにはワケがあります。
1つは、キノコのようにふわっと丸いタイプの「マッシュルーム」と呼ばれる形と、蝶が羽根を広げたような「バタフライ」と呼ばれる形を絶妙な黄金バランスでミックスさせることで味が深まるとともにふんわり、サクサク、噛むたびにいろいろな食感と味を感じることができる仕立てになっていることです。
もう1つは、本場シカゴで修業を積んだ職人による創業当初から変わらない秘伝のレシピで、その日の温度や湿度に応じた繊細な調整を加えながら、毎日お店のキッチンで少量ずつ丁寧に手づくりしたものを提供していることです。
人気のフレーバーは創業当初から不動で、シカゴミックス。キャラメルクリスプとチーズコーンをミックスさせたもので、キャラメルの深いコクとチーズの濃厚な味わいが絶妙なバランスで美味しいポップコーンです。
ヒルバレー(HillValley)
シアトル・シカゴ・バンクーバー・東京のプロフェッショナルによって作れらた味を提供しています。
オイルをまったく使わずに、熱風だけで大きくするエアーポップド・コーンを使用することでエアーポップコーンの認知度を一気に高めたポップコーンショップはヒルバレー。
また、原材料のとうもろこしは遺伝子組み換えでないものを使用しているのはもちろん、日本では主流であるバタフライ型は取り除き、まんまるで、大きな「マッシュルーム型」だけを選び抜いて使用しているのも大きな特徴です。
人気のフレーバーはヒルバレーミックスになります。
グルメマイスターによる門外不出のレシピで作られているピュアゴールドキャラメルとシカゴチーズをバランスよくミックスさせた深みのあるキャラメル味の甘さと、濃厚チーズのしょっぱさを楽しむことができるヒルバレーの定番になります。
パロミータス
自然豊かな九州の工房で、熟練のポップコーン職人により丁寧に手作りされている原材料と製法にこだわったプレミアムポップコーンになります。
名前の由来はスペイン語でポップコーンという意味のPALOMITAS(パロミータス)から。
目で見て、舌で味わって、幸せになれるポップコーンを作りたいということで、カラフルでおしゃれなスペインの街並みをイメージし、国内最多の種類である160種類以上のフレーバーを取り揃えているお店になります。
種類がとても豊富なため、ぜひ自分好みの味を見つけてみるのはいかがでしょうか?
バターポップコーン
油を使わず、空気の力で弾けるニューヨーク発祥であるエアポップ製法を用いて自社工場で製造しているエアーポップコーン専門店になります。
特徴的なこだわりポイントは、高級発酵バターを贅沢に使用して作ることで、コクのあるリッチな味わいに仕上がっています。
フレーバーの種類も豊富でソルティバターやプレミアムチーズ、ゴールデンバターなどの定番はもちろんのこと、日本独自のフレーバーも6種類と豊富に取り揃えています。
ジャパニーズポップコーンとして、南高梅しそ・焼き海老・柚子塩・福昆布茶・わさび醤油・京風七味唐辛子などのフレーバーも取り揃えています。
また、復興応援ということで熊本県産のものを使用した5種類のフレーバーもラインナップされています。
その5種類は、阿蘇いちご・宇城しらぬい・七城メロン・合志チーズ・天草しおになります。
他のポップコーンショップとは一味違ったフレーバーが取り揃えられているのが特徴です。
[2]自宅でポップコーンを作るために必要な道具とは
今は専門店がたくさん進出し、様々な種類のフレーバーが楽しめるポップコーンですが、実はお家にあるもので簡単に作ることができます。
用意するものはフライパンとそのフタだけです。他にも紙袋を使用して電子レンジで作る方法などもあります。
ただし、今のポップコーンブームにのっかって、今ではいろいろな種類のポップコーンメーカーが販売されているため、気になる方で余裕がある方はそちらを購入して試してみるのも楽しいかもしれません。
ポップコーンメーカーと一言で言ってもその種類はさまざまです。大きく分けて、電気式とレンジ式の2種類になります。
価格や1回に作ることができる容量も商品によってさまざまであるため、購入する場合には自分にとってぴったりなものを選ぶことをおすすめします。
[3]手作りで安心で美味しいポップコーン作り
スーパーやコンビニのお菓子売り場にも袋に入って並んでいるポップコーンですが、そのポップコーンの原材料を確認したことがありますか?
市販のものはコーン自体が遺伝子組み換えのものであったり、農薬を大量に使用されて栽培されていたり、添加物が多く使用されていたり、炒る際に使用した油やバターが酸化してしまったり、食塩が使用されていたりという場合もあります。
しかし、そんな問題もお家で手作りすることで解決することができます。
お家で手作りすると材料を全て自分で選ぶことができるため安心して食べることが可能になるのです。
コーンも遺伝子組み換えでないものを選ぶことができ、油の使用の有無を決めれたり、油を使用する場合には酸化しにくいココナッツオイルを選んだりすることが可能になったり、味付けのためのフレーバーも自分で選ぶことができます。
そして、何より出来立てをそのまま食べることができるのが1番のおすすめになります。
[4]お家で再現!簡単フレーバーポップコーン
今回はお家で簡単に作ることができるポップコーンの作り方をご紹介します。
基本のポップコーンの作り方
①鍋もしくはフライパンにポップコーンの素(50g)とココナッツオイル(大さじ1)(なければ、バターやオリーブオイルでも可)を入れてフタをして、中火にかける。
②ポップコーンがはじける音がしてきたら、揺すりながら全体に火を通す。
③ポップコーンのはじける音がやんだら、火をとめる。余熱でポップコーンがはじけることがあるため、火からおろしてそのまま1分くらい待つことをおすすめします。
④これにお好みの自然塩を振りかけてあげたら、定番の塩味ポップコーンのできあがりです。
フレーバーポップコーン味付けレシピ
塩味のポップコーンももちろん美味しいです。しかし、そればかりでは飽きてしまうし、せっかくならお店みたいにいろいろな味を楽しみたいという方も多いのではないでしょうか?
そこで、今回はお家でも作れる簡単な味付けレシピをご紹介していきます。全てのポップコーンにおいて、作り方は③までは共通です。
いちご
<材料>
・バター(なければ、ココナッツオイルや菜種油でも可)大さじ1
・はちみつ (なければ砂糖やメープルシロップも可)大さじ2
・いちごジャム 大さじ2
<作り方>
1.鍋(もしくはフライパン)にバターとはちみつを入れて火にかける。(中火)
2.沸々としてきたら、焦げないように混ぜながら、いちごジャムを加えてさらに混ぜる。
3.基本のポップコーンの③を加えて、全体に絡めるように混ぜあわせたら、火からおろす。
4.クッキングシートの上に広げて冷まし、冷めたらバラバラにほぐし、できあがり。
カレー
<材料>
・カレー粉 お好み量
・塩 少々
・黒胡椒 少々
<作り方>
1.基本のポップコーンの③にカレー粉と塩、黒胡椒をふりかけて、まんべんなく絡まるように混ぜ合わせたらできあがり。かける量はお好みで調整してください。
キャラメル
<材料>
・はちみつ(なければ、砂糖でも可)大さじ4
・バター 15g
<作り方>
1.フライパンにはちみつとバターを入れて、弱火~中火にかける。
2.バターが溶けてクツクツ沸騰し、端が茶色になり始めたら火をとめて余熱で火を通す。
3.冷めないうちに基本のポップコーンの③を加えて、全体に絡めるように混ぜあわせる。
4.クッキングシートの上に広げて冷まし、冷めたらバラバラにほぐし、できあがり。
塩バター
<材料>
・バター 15g
・塩 小さじ1
<作り方>
1.フライパンにバターを入れて火にかける。
2.バターが溶けたら、塩を加えて、塩を溶かす。
3.ポップコーンの素(50g)を入れてフタをして、中火にかける。
4.ポップコーンがはじける音がしてきたら、揺すりながら全体に火を通す。
5.ポップコーンのはじける音がやんだら、火をとめる。余熱でポップコーンがはじけることがあるため、火からおろしてそのまま1分くらい待ってからフタをあけたらできあがり。
チーズ(粉チーズバージョン)
<材料>
・粉チーズ お好み量
・パセリ 少々
<作り方>
1.基本のポップコーンの③に粉チーズとパセリを加えて、全体に絡めるように混ぜあわせたらできあがり。
チーズ(とろけるチーズバージョン)
<材料>
・とろけるチーズ 100g
・塩 少々
・黒胡椒 少々
<作り方>
1.フライパンにとろけるチーズを入れて火にかける。
2.チーズが溶けたら、基本のポップコーンの③を加えて、全体に絡めるように混ぜあわせる。
3.クッキングシートの上に広げて冷まし、冷めたらバラバラにほぐす。
4.塩と黒胡椒をふりかけて、味をととのえたらできあがり。
チョコ
<材料>
・チョコレート(お好みのもので過)100g
・ココア お好みで
<作り方>
1.チョコレートは湯せんにかけて溶かしておく。
2.チョコレートが固まらないうちに基本のポップコーンの③を加えて、全体に絡めるように混ぜあわせる。
3.クッキングシートの上に広げて、お好みでココアをふりかけてあげる。
4.チョコレートが固まるまで冷めたらできあがり。
バター醤油
<材料>
・バター 20g
・醤油 小さじ1
<作り方>
1.フライパンにバターを入れ、火にかけて溶かす。
2.醤油を加えて、醤油が沸々してきたら、基本のポップコーンの③を加えて、全体に絡めるように混ぜあわせたらできあがり。
わさび醤油
<材料>
・醤油 小さじ2
・わさび 少々
<作り方>
1.フライパンに醤油とわさびを入れて、わさびを溶かす。
2.わさびが溶けたら、火にかける。
3.醤油が沸々してきたら、火をとめて、基本のポップコーンの③を加えて、全体に絡めるように混ぜあわせたらできあがり。
海老塩
<材料>
・干しエビ お好みの量
・青のり 少々
・塩 少々
<作り方>
1.フライパンで軽く炒った干しエビをすり鉢などで擦って粉末状にしておく。
2.1と青のり、塩をあらかじめ混ぜ合わせる。
3.基本のポップコーンの③の全体にまぶしてできあがり。
梅昆布
<材料>
・昆布茶 お好み量
・梅干しのフリーズドライ(なければ、梅ふりかけ・しそふりかけ)お好み量
<作り方>
1.梅干しのフリーズドライをすり鉢で擦って粉末状にしておく。
2.昆布茶とまんべんなく混ぜ合わせる。
3.基本のポップコーンの③の全体にまぶしてできあがり。
基本的にポップコーンは個性の強い味があるというわけではないため、いろいろなものと組み合わせの相性が良いです。他にも、スイートチリソースやお好み焼きソース、マヨネーズ、マスタード、粉末醤油、ジャムなどいろいろなものをディップ感覚でつけて食べるのもおいしいですよ。冷蔵庫に眠っているもので試してみると新しい味を発見できるかもしれませんね。
[5]お家でいろいろなフレーバーポップコーンを作って楽しもう
お家にある調味料や食材を使用するだけで、実は簡単にいろいろな味のポップコーンが作れてしまいます。お家で作ると自分好みの味に調節できるうえに、好きな時に好きなだけ、できたてを食べることができます。
気になるものを活用して、いろいろなフレーバーのポップコーンを試してみてはいかがでしょうか?ぜひ、自分にとってのお気に入りのフレーバーを見つけて、ポップコーンを楽しんでみませんか?