香水はそのまま捨てていい?正しい捨て方やおすすめ活用方法5つ

かわいいボトルや心地よい香りに誘われて、香水がたくさんコレクションされていきませんか?処分したい!と思っても、捨て方が分からない方も多いのではないでしょうか。今回は香水の捨て方だけでなく、香水の活用方法もご紹介します。

香水はそのまま捨てていい?正しい捨て方やおすすめ活用方法5つ

2019年12月06日更新

香水/フレグランス

Ayano (フェリーチェ編集部)

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[1]香水は捨てられるの?

香水、すべて使いきっていますか?

日々を彩ってくれる香水。お気に入りの香りを見つけた時や、心がときめくパフュームボトルを見つけた時は、思わず気分が高鳴りますよね。つい何個も手が伸びて、気が付いたら何種類もコレクションが増えている方も多いでしょう。

ですが時間が経つにつれ香りの好みが変わったり、量が多くて使いきれなかったりと、香水が使い切れないこともあります。もちろん使いきることがベストですが、使い切ることが出来なかったら、処分を考えますよね。

香水の使用期限は?

捨てる前にまずは、手元の香水がいつまで使えるのか把握しましょう。香水には使用期限が定められており、「薬事法」が適用されています。

3年間は劣化しないものを製造するように決められているため、未開封であれば3年間は新品と変わらずに使用することが出来ます。

また、「最低3年間」のため、3年間経ってすぐ品質が落ちるものではありません。買ったものの使っていない香水がある方は捨てずに使ってみてください。

開封後はだいたい1年が使用期限とされています。香水の原料の1つにアルコールが含まれおり、アルコールは蒸発しやすい物質のため変化や劣化が起こりやすくなります。

保管方法によっても期間が変わってしまうため、気を付けましょう。

香水はそのまま捨てていい?

◆シンクやトイレに流すのはNG!

香水を処分するのは、少し面倒なもの。そのため、ビンやボトルのまま捨てたくなってしまうかもしれませんが、しっかり分別して捨てる必要があります。

また、香水はアルコールや油分が含まれているため、そのままシンクやトイレに流してはいけません。揚げ物をした後の油のように、適切な方法で処分しましょう。

[2]香水を簡単に捨てるには

香水の開け方

まずは、香水のボトルをあけましょう。もちろん身体にかけるように、少しずつ中身を捨てることも出来ますが、一回一回プッシュして中身を出すには時間がかかります。

そのため、ボトルを開けてしまうのが1番早い方法です。ブランドによっては回せば簡単に取れる物もありますが、多くの香水はニッパーなどでとる必要があります。

まずは、香水がこぼれても大丈夫なように、ボトルの下に新聞紙を敷きましょう。また、軍手などを使用すると手が滑らずに開けることができます。

準備が出来たら早速開けていきます。まずはマイナスドライバーを使い一番外側の部分を取ります。固い場合が多いので、ケガをしないように注意しましょう。

続いてニッパーを使用し解体していきます。こちらも固いので手元に気を付けて切ります。スプレー部分を取り外せたら、解体は終了です。

ふたの金属部分、スプレーのチューブ部分と地域によって分別が異なりますので、お住まいの地域のルールに従って分別しましょう。

香水の中身の捨て方

香水にはアルコールが含まれているので、そのままシンクやトイレに捨てるのではなく、油を捨てるように適切な処理を行いましょう。新聞紙やいらない紙を用意して、染み込ませます。

ビニール袋や紙パックに新聞紙等を入れるとこぼさずにごみ袋に捨てることが出来るためおすすめです。香りが充満するので、換気をしっかり行いましょう。

分別を怠らずに

中身を無事に捨てることが出来たら、ボトルも分別をしっかり行い、捨てましょう。特にビンのものは割れ物になりますので、お住まいの地域のルールに従ってください。

[3]捨てずに香水を使い切る活用方法

香水を長持ちさせるには?

せっかく買った香水を捨ててしまうのはもったいないですよね。まずは、長く使う方法を考えましょう。香水は保管方法を適切に行うことで、長持ちさせることができます。

香水の敵は「空気」「光」「激しい温度変化」です。そのため「ふたをしっかりする」「直射日光に当てない」ことが大切になります。直射日光だけでなく、常に蛍光灯が当たるような場所も気を付けましょう。

また、より長持ちさせたい方は、冷蔵庫での保管がおすすめです。冷蔵庫は光や温度変化もなく、しっかりと保管できます。

お子様がいる家庭では、間違えて飲んでしまわないように、保管方法に注意しましょう。

香水を活用させる5つの方法

長持ちさせても、1日数回しか使わない香水を使い切るのは意外と難しいですよね。しかし体にふるだけが香水ではありません。香水の活用方法をご紹介します。

①フレグランスディフューザーに

ルームフレグランスとして今人気の高いディフューザーを香水で簡単に作ることが出来ます。まず、前述の香水の開け方でご紹介した通り、香水を開けます。そして、専用のスティックを刺すだけで完成です。

自分のお気に入りの香りやボトルをそのまま使えるのも嬉しいですね。ディフューザー用のスティックは雑貨屋などで手に入れることが出来ますが、スーパーなどで売っている竹串で応用することもできます。

②練り香水として再利用

ハンドクリームやリップ、ヘアートリートメントとして使える練り香水に変身させるのもおすすめです。用意するのは「ワセリン」のみ。ワセリンはドラックストアで簡単に手に入れることができます。

作り方は、ワセリンに香水を適量たらし、よく混ぜるだけです。そのまま部屋に置いて芳香剤として使うこともできます。

▼下記の動画にて練り香水の作り方を紹介しています

③身体だけではなく、お部屋や様々な香りづけに

香水は自分の身体だけでなく、お部屋の香りづけに使うことが出来ます。例えばお部屋のベッドにひとふり、リビングのカーテンにひとふり、これだけで部屋中素敵な香りで満たされます。

リフレッシュしたい時や、お客さんをお家に招待するときなど特別な時に使うのもおすすめです。さらに、洗濯の仕上げに2、3回プッシュしたり、お手紙や誕生日カード、クリスマスカードに香水を使うのも素敵な活用方法です。

④掃除にも活用しよう

香水の成分にアルコールが含まれていることから、ちょっとしたお掃除に使うことが出来ます。使い方はとっても簡単。

拭き掃除をする際に雑巾や布巾にスプレーするだけです。きれいになることに加えて、好きな香りをさせながら掃除が出来て気分も高まります。

⑤リサイクル

使わなくなったものはリサイクルに出すのも一つの手段です。ブランドの香水なら、使いかけでも買い取ってくれるお店もあります。近くにリサイクルショップがなく売れないとお悩みの方は、自分で売ることも一つです。

今はインターネット上のサイトでフリーマーケットを開催し販売することも出来ます。また、売らずに寄付の精神を持ち、家族や友人に渡すのも一つの手段です。

[4]使わない香水は捨て方に注意しよう!

いかがでしたか。可愛くてついつい買ってしまう香水。しかし、意外と使わなくなってしまいますよね。ただ捨てるのではなく、金属部分やチューブ部分などしっかり分別してから捨てるようにしましょう。中身もそのまま捨てるのは避け、新聞紙やいらない紙に吸い込ませてから処分しましょう。

また、捨てる前に活用できるかどうか考えるのも大切です。ルームフレグランスにしたり、練り香水にしたり、掃除に使ったり、それぞれのお気に入りの方法を試してみてくださいね。

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