「アロマストーン」で手軽にアロマを楽しもう!手作り方法や使い方をご紹介
ちょっとした空間や時間でアロマを楽しみたいけれど、アロマディフューザーを使ったり、リードディフューザーを置くほどでもない、そんな時にぴったりなのが「アロマストーン」です。可愛い形のものが沢山あり、手作りもできちゃうアロマストーンの魅力をお伝えします。
2019年12月04日更新
記事の目次
[1] アロマストーンとは?
アロマストーンって?
アロマストーンとは、アロマを楽しむための素焼きの石のことです。アロマプレート、アロマチャームとも呼ばれています。
手のひらサイズの小さな石のことが多いですが、花や動物がモチーフになっていたりと様々な形をしているのでアロマを楽しみたい人の他にも、コレクションをしている人や、アロマオイルとともにプレゼントにしたりと、いろいろなシーンで使われています。
アロマストーンの使い方は?
アロマストーンの使い方はとっても簡単です。アロマストーンにアロマオイルを数滴たらすだけで、自然にアロマオイルが気化し、アロマの柔らかな香りを楽しむことができます。
アロマオイルの中には色のつくものもありますので、お気に入りのモチーフのアロマストーンを汚したくない場合は、目立たないところで試してから使ってみることをおすすめします。
アロマストーンは100円ショップなどでも手に入れることができたりと、気軽に楽しめるものなので、香りごとに複数のアロマストーンを使い分けるのも良いですね。
石の香りがあまりしなくなって来たら、そのまま別の香りのアロマオイルをたらして使っても大丈夫です。
アロマストーンの香りはどのくらい持つ?
アロマストーンはだいたい2滴から5滴程度のアロマオイルを垂らして、1日から3日程度楽しむことができます。
香りが消えて来たら、その都度オイルを足して使いましょう。アロマストーン自体は何度でも繰り返し使うことができます。
香りの持ちについてはアロマオイルの種類にもより、柑橘系やミント系の香りは飛びやすく、ひのきやゼラニウムなどは比較的持ちが良いと言われています。
何度か使っているうちにどのくらいその香りが持つのかわかってくるので、その香りに合わせて定期的にオイルを足してあげると、いつでもアロマを楽しむことができます。
出典 Rakuten
アロマストーンはどんな場所に向いている?
アロマストーンは火も電気も水も使わずに楽しむことができるので、どんな場所でも使えますが、ディフューザーなどのように広範囲に拡散する力はないので、あくまで個人で、狭いスペースで楽しみたい時におすすめです。
■家に帰る時のお楽しみに「玄関」
一人暮らしの小さめの玄関なら、ちょっとしたスペースにアロマストーンを置くのもおすすめです。朝ちょこっとアロマストーンにアロマオイルをたらして出かければ、帰るころにはふんわりと良い香りで出迎えてもらえます。
■香りに気を使いたい「トイレ」
トイレはいろいろなタイプの消臭剤があったり、芳香剤があったりと香りになにかと気を使う場所です。狭い空間で火や電気を使いにくい場所でもあるので、ここにもアロマストーンはぴったりです。
シトラス系のビターオレンジや、ベルガモットを使えば、デオドラント効果もあります。
人工的な芳香剤の匂いはきつくて苦手という方にも、アロマストーンとアロマオイルで自然の香りを楽しみながら、トイレを心地よい空間に保てるのでぴったりですね。
■ドライブにも癒しの香りを「車」
車専用のアロマディフューザーなどもありますが、ちょっと敷居が高い、まずは気軽に車でアロマを試したい、という方にもアロマストーンはおすすめです。
クリップなどをつけて吊るしておけば、車に乗る時にちょこっとアロマオイルを垂らすだけで、ドライブ中にも自然なアロマの香りを楽しむことができるようになります。
[2]おすすめのアロマストーン
100円ショップやインテリアショップなどで気軽に手に入れることができるアロマストーン。そのなかでも人気のあるおすすめのものをいくつかご紹介します。
kava アロマストーン
伝統的な沖縄の赤瓦工場である新垣瓦工場が製造販売する、赤瓦の吸水性と発散性を活かしたアロマストーンです。
その中でもKAVAアロマストーンLACEはお菓子の「落雁」のような、美しいレースのコースターのような形で可愛く、プレゼントや沖縄のお土産にもぴったりです。色展開もパステルカラーで7色あり、お気に入りが見つかりそうです。
kavaシリーズはLACE以外にもシーサー、ハイビスカス、ミンサーや寿、HAPPYなど沖縄モチーフやお祝いの文字が可愛い丸形、壁掛けタイプのアロマプレートもあります。
見ているだけでも可愛いので、コレクションしたくなりますね。
出典:新垣瓦工場
生活の木 アロマストーン ハーバル
出典 onlineshop.treeoflife.co.jp
アロマテラピーやハーブの専門店「生活の木」が取り扱っているアロマストーンハーバルは、ミントのレリーフが繊細で、素焼きの素朴さも楽しめるデザインになっています。
色展開もホワイト、グリーン、パープルと、優しい色合いの三色になっているので、お部屋や香りに合わせて選ぶことができそうです。
センスアンドタッチ アロマストーン ディフューザー
センスアンドタッチのアロマストーンディフューザは、使いさしの石けんのような、そのなんともいえない丸みを帯びたフォルムが思わず触りたくなる、形状の美しいアロマストーンです。
洗練された美しいたたずまいは、あまり可愛いらしい雑貨の合わないキリッとしたインテリアで統一されたお部屋でも、すんなりとなじみそうなフォルムになっています。
セリア 素焼きディフューザーオーナメント
可愛い小物や雑貨を取り扱っていることで大人気の100円ショップ「セリア」でも素焼きのディフューザーオーナメントを取り扱っています。
まずはアロマストーンってどんなものなのか試してみたいという人でも、気軽に購入できるのが100円ショップの強みですよね。いくつか気になるデザインを試してみてはいかがでしょうか。
出典 cocalab100.com
[3]アロマストーンを手作りしてみよう
アロマストーンはお店で購入しなくても、簡単に可愛く作れるので、手作りアロマストーンを作る方も増えています。簡単な作り方や可愛い作品たちをご紹介します。
石粉粘土でアロマストーンを作る
100円ショップなどでも簡単に手に入れることができる石粉粘土で、アロマストーンを作ることができます。
石粉粘土とは天然の石から作られた粘土のことで、手にもつきにくく、紙粘土と同じような感覚で扱え、乾くと自然に固まるので成型もしやすく、簡単にアロマストーンを作ることができちゃいます。
出典 chintai.net
必要なものは石粉粘土とお好みの型やシリコンモールド、平たい作品を作りたい時にはのし棒を使うと良いでしょう。
作り方は、石粉粘土を平たく伸ばしてからお好みの型で抜いたり、シリコンモールドに詰めて型から外した後、2〜3日ほど自然乾燥させれば完成です。
糸やリボンなど吊るす穴が欲しいときは、固まる前に竹串やストローなどで穴をあけると良いですね。リボンなどは大きめの穴でないと通しにくいので要注意です。
石膏でアロマストーンを作る
もう少し本格的な作り方として、石膏でアロマストーンを作る方法もあります。石膏1カップに、お湯を半分ほど混ぜ、よく混ぜます。
よく混ざったらモールドに詰めて30分ほどで型から外せば完成です。シリコンモールドを凝ったものを使えば、売っているものと遜色ないかわいいアロマストーンを作ることもできちゃいます。
[4]気軽に作って飾ってアロマを楽しめるアロマストーンを生活に取り入れよう
手作りでも簡単に作ることができるアロマストーン。使い方も簡単でアロマディフューザーやアロマポットよりも気軽に生活に取り入れることができます。まずは自分の身の回りのお気に入りスペースから、アロマストーンを取り入れてみてはいかがでしょうか。