[1]体臭予防と入浴の関係性って？

体臭予防と入浴は大きな関わりがあります。忙しい毎日の中で、なかなかバスタブに浸れずシャワーだけで済ませることはありませんか？バスタブに浸かることで、身体に水圧がかかり滞っていた血液やリンパの循環が良くなります。

そのため、発汗作用とともに身体にデトックス効果が促され、身体に留まっていた老廃物を外に流してくれるのです。体臭は、身体に溜まってしまった毒素や皮脂汚れが原因で発生することが多いため、入浴をしっかりとしてケアをすることで体臭予防につながるのです。

体臭を予防する入浴方法

体臭の原因は、疲れのもとになっている乳酸が原因です。披露が溜まり体内で、乳酸が増加すると臭い（ニオイ）のもとになるもう一つの物質、アンモニアも一緒に増加します。体内の中で分解しきれなかった毒素が、アンモニアを増加させて体臭の原因を作ってしまうのです。

疲労によっておこる体臭の原因は、この乳酸とアンモニアの増加であるため、体内の血流の循環を良くするために、バスタブにゆっくり使って身体を温める必要があるのです。疲労回復と体臭を予防するには、きっちり発汗することです。汗をかくことで皮脂汚れを落として体内の血流を良くします。

≪入浴法≫

できだけぬるま湯にゆっくり浸かることが大切です。38～40度くらいのお湯にゆっくり使って、じんわりと汗をかくことが体臭予防に大切です。普段からあまり汗をかかない生活や、汗をかきにくい生活を送っている人は汗腺の機能が低下しがちです。

そのため、バスタイムでゆっくりじんわりと汗をかくことは体臭予防にはとても大切なのです。夜は、少しぬるめのお湯に浸かって汗をかくことで体臭予防につながりますよ。

どんな入浴剤が効果的？

市販で売られている体臭予防に効果がある入浴剤も沢山ありますが、特に天然素材を使った入浴剤が体臭予防に効果的と言われています。天然素材を使った入浴剤は、自宅でも簡単に作ることも出来るため実践しやすいのです。入浴剤というと市販の物を思い浮かべがちですが、普段口にしている食品などを代用して入浴剤を作ることができるのです。

市販の入浴剤もバリエーションは豊かですが、実際に天然素材を使った入浴剤と市販の入浴剤との違いはどのようなものなでのしょうか？

市販の入浴剤と天然のものを使った入浴剤の違い

市販の入浴剤には、沢山の化学物質が含まれています。保湿成分、抗菌作用、血行促進作用などを含む化学物質などが逆に肌のバランスを崩してしまい、体臭の原因になっている場合もあります。肌バランスが崩れると、雑菌などの繁殖が広がり余計に体臭を引き起こしてしまいます。

市販の入浴剤の保湿成分により、汗腺が詰まり体臭を引き起こしている場合があります。代わりに天然素材を使った入浴剤に変えることで、体臭を大きく減少させることができます。余計な成分が入っていないシンプルなものだからこそ、天然素材を使った入浴剤は体臭予防に効果があります。

[2]天然の成分が体臭には効く？

市販の入浴剤にも、殺菌効果や防臭効果のある入浴剤はありますが、肌の弱い方や冬場の乾燥肌や紫外線を浴びた肌には、刺激が強かったりする場合があります。

そのため、継続的に手軽にセルフケアを行うには、天然の成分の入浴剤の方が効果を発揮する場合があります。身近にある食品などで入浴を楽しみんでみませんか？

よもぎ風呂

よもぎは「ハーブの女王」と呼ばれており、食材や入浴剤としても体臭予防に効果を発揮してくれる、万能な植物なのです。よもぎには血行促進作用があり、入浴剤として使用すると疲労物質である乳酸やアンモニアの生成を抑えてくれるため、汗による体臭に効果的です。


よもぎには新陳代謝を促す効果もあり、発汗機能の低下を促進させて汗をかきやすくするため、臭い（ニオイ）の少ない汗になります。よもぎは体臭予防にはとても効果的な植物ですね。その他にも、よもぎには抗菌作用や脱臭作用、防臭作用があります。副交感神経を和らげるリラックス効果もあるので、疲れた体を癒す魔法のハーブですね。肩こりや生理痛や肌トラブルにも緩和効果があるので、体臭予防以外にも身体の不調を和らげてくれますよ。

よもぎの入浴剤には、生のよもぎを刻んで火にかけ、その出汁を入浴剤としてバスタブに入れるやり方があります。その他にも乾燥よもぎをティーバックやネットに入れてそのまま、バスタブに入れる方法もあります。効果はほとんど変わりありませんが、保存も簡単な乾燥よもぎを使った入浴剤は手軽に出来るため一度試してみてはいかがでしょうか？

緑茶風呂

緑茶には多くの防臭効果やデオドラント効果、防虫効果などがあることで知られています。カテキンが多く含まれていることから、汚れを落として汗の臭い（ニオイ）を予防する効果が高いのです。近年では、多くのデオドラント商品などに緑茶エキス配合されているものを目にしますね。


緑茶は、抗酸化作用も高く硬くなってしまった角質を柔らかくして、肌の環境を整えてくれる効果もあり美肌にも効果的です。緑茶の入浴剤は、緑茶の使い終わったティーバックや出がらしをネットなどに入れてバスタブに入れるだけと手間も少ないため手軽に試すことができますね。

緑茶自体に口臭効果もあるため、飲み終えた後にバスタイムに入れて使うことで、無駄なく緑茶の効果を使うことが出来ますね。緑茶風呂をした後に気を付けなければならないことがあります。茶渋がバスタブに付着しやすいので、それを防ぐために使用後はバスタブをよく洗うことを心がけましょう。

クエン酸風呂

疲労回復効果の高いクエン酸は、代謝を高めて身体を温めるため汗をかきやすくします。そのため溜まっていた疲労とともに、体臭の原因にもなる乳酸を分解してくれます。

体臭予防だけでなく美肌にも効果の高いクエン酸風呂は、スクラブ作用もあり肌の表面に残ってしまった余分な角質を流してくれるのでつるつるとした肌を保つことが出来ます。クエン酸には、美白効果もあり女性にとってうれしい効果ばかりですね。また、細菌の繁殖を抑えるクエン酸は、皮膚の上の雑菌の繁殖を防ぎます。

クエン酸風呂は、湯を張ったバスタイムにスプーン1杯分ほど入れよくかき混ぜたら出来上がりです。クエン酸風呂は、体臭予防だけでなく美肌を手に入れたい方にもおすすめですよ。

[3]体臭予防に効く市販のおすすめ入浴剤4選

天然の成分入浴剤もとても効果的ですが、市販の入浴剤で効果的なものがあれば試したい！という方におすすめの入浴剤を３つご紹介いたします。天然の成分に比べて即効性の高く、血行促進作用効果などもあるので体臭予防だけでなく、冷え性で悩んでいる方にもおすすめの入浴剤です。

薬用Hot Tab

自宅で気軽に炭酸風呂が楽しめる薬用Hot Tabは乾燥肌にも優しい入浴剤です。体臭予防に効果的な重曹とクエン酸を配合した入浴剤で、肌のケアをしながら皮脂汚れを落とし体臭を予防します。着色料や香料など、石油化学合成物質肌も優しい入浴剤です。

薬用入浴剤　碧の雫（みどりのしずく）

パパイヤから抽出されるパパイン酵素配合の入浴剤です。パパイン酵素は、疲労回復や身体を温める効果がありますが、その他にも体臭の原因となる脂肪酸やタンパク質分解作用があります。

きき湯 クレイ重曹炭酸湯

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疲れ切った身体を芯から温めて、炭酸ガスが身体の表面の汚れを落とします。芯からしっかり温めるので、発汗作用で汗も沢山かきますよ。天然由来成分が凝縮されて配合されているので、血液循環も良くなります。

薬用バブ メディケイティッド 花果実の香り

華やかな果実の香りがリラックス効果を生み、炭酸が身体を温めて疲労や肩こりや腰痛などの慢性疲労を和らげます。温泉成分配合で、湯上り後も温かさが持続します。

[4]バスタイムを使って体臭をセルフケアしよう

バスタイムでしっかり汗を流して、体臭予防をしてみませんか？身近にある材料を使って自宅で簡単にできるので、気軽に試すことができます。市販の入浴剤もいいですが、たまには天然由来成分の入浴剤も気分転換になりますね。