女性におすすめ!華やかで甘みのある香り「ハイビスカスティー」の効能や美味しい飲み方

美しく赤く大きなハイビスカスは私たちにとても馴染み深い花ですね。ハイビスカスから作られる甘い香りが特徴の「ハイビスカスティー」は、健康と美容に良いとされているため、女性を中心に人気があります。そんなハイビスカスティーとは、どのような飲み物でどういった効果・効能があるのでしょうか

2017年11月08日更新

スパイス/ハーブ

亀崎智子 (管理栄養士)

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[1]女性中心に人気のハイビスカスティーとは

オレンジやピンク、イエローなど様々な色彩を持っていますが、やはり「ハイビスカス」と聞くと、南国の美しい赤く大きな一輪花を思い浮かべると思います。ハイビスカスは人気のある園芸植物で、日本でもポピュラーな植物として認知されていて、私たちにとても馴染み深い花ですね。

ハイビスカスティーはいわゆるハイビスカスから作られるものではなく、同じアオイ科のローゼルという植物の花や実を乾燥させて作られるのです。また、ノンカフェインのため、若い人からお年寄りまで、カフェインの苦手な方でも安心して飲むことができます。では、ハイビスカスティーとはどのような飲み物なのでしょうか

ハイビスカスティーの栄養素

ハイビスカスティーには、次のような栄養素が含まれています。

  • ビタミン(ビタミンC)
  • ポリフェノール(アントシアニン、カテキン)
  • 植物酸(クエン酸、リンゴ酸、ハイビスカス酸)
  • ミネラル(鉄、カルシウム、カリウム、マグネシウム)
  • フラボノイド

ハイビスカスティーには、健康に良い様々な成分が含まれています。ハイビスカスティーは、とても優れた飲料だったのですね。では、その効果・効能について詳しく見ていきましょう。

ハイビスカスティーの効果・効能

  • ビタミンCで美肌、美白効果
  • ハイビスカスティーにはビタミンCが豊富に含まれていますので、非常に優れた美容効果が期待できます。肌荒れ対策やニキビの改善・予防はもちろん、コラーゲンの生成を助けてくれるので、弾力や潤いが生まれることにより若々しい素肌を保つことも出来ます。

    更にシミやそばかすの原因となるメラニン色素を抑制する働きもあります。シミをできにくくし、お肌を美白に導いてくれますので、美肌を目指す方は取り入れたい成分です。それと、ビタミンCには風邪症状の緩和や便秘改善にも関わるとされているので、肌だけでなく、ちょっとした体調不良にも良いですよ。

  • クエン酸で疲労回復
  • クエン酸はお酢などに含まれていて、疲労回復にとても効果的だとご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。体に優しく効いてくれるので、疲れを感じた際に飲むことによって、疲れを持ち越すこともなく、体力の回復作用が高まります。活性酸素により酸化ストレスを受けた筋肉細胞の修復するのを助けるとも近年言われているので、スポーツをされている方にもおすすめです。
    クエン酸はさらに精神ストレスにより修復が必要な神経細胞にも効果があると言われています。そのため、心身ともに癒しの効果を得ることができるティータイムの飲み物として最適です。

  • カリウムで便秘、むくみケア
  • ハイビスカスティーには、カリウムというミネラルも豊富に含まれていますので、利尿効果やデトックス効果が期待できます。優れたデトックス効果で、体内の余分な塩分や老廃物の排出を促してくれるので、むくみや便秘の解消にも期待できます。ちょっと飲みすぎた翌日など、むくみが気になる時にもオススメです。二日酔いにも良さそうですね。

  • アントシアニンで目の疲れをとる
  • ポリフェノールの一種であるアントシアニンはブルーベリーなどにも含まれる成分です、と言うと、ピンと来る方もいらっしゃるのではないでしょうか。アントシアニンは目の疲れに良いとされているので、一日中パソコンを使うお仕事の方などにオススメです。

  • リンゴ酸とハイビスカス酸で脂肪分解とダイエット
  • リンゴ酸はエネルギーをつくる反応に関わっています。その過程で脂肪を分解し、エネルギーを作り出すため、脂肪の分解・ダイエット効果が期待できます。

    更にハイビスカス酸はデンプンから糖への分解を阻害するため、糖が体内へ吸収されるのを抑え、糖が代謝されることで作られる脂肪生成を阻害するとされていますので、ダイエットにオススメです。

  • その他
  • のどの炎症を抑えたり、女性ホルモンのバランスを整えたり、生活習慣病の予防、コレステロール値の低下、花粉症の症状緩和、高血圧予防、心臓病予防、血糖値を下げる、ガン予防、からだのほてりを取るなどの効果も期待できます。 身体にも心にも良い成分がいっぱいですね。

    ハイビスカスティーの香り

    そんなハイビスカスティーは、「どういう香りなのだろう?」と思われるでしょうが、茶葉単体だと、特にこれといった特徴もありません。お湯を注ぐと、甘い華やかな香りと、爽やかさが入り混じったような香りがします。ビタミンCやクエン酸を豊富に含んでいる、ということが香りからも伝わってくるような感じです。

    [2]ハイビスカスティーの飲み方

    ハイビスカスティーは、成分や香りから分かるように、爽やかな酸味が強いのが特徴的です。初めて飲む方は、その酸っぱい味に驚かれるかもしれません。自分で入れる場合は、まず少量から味見をしつつ、好みの濃さを見つけるのも楽しいですし、飲んでいるうちにクセになる酸っぱさなので、甘味を加えたり、他のハーブとブレンドしたりとアレンジすると飲みやすくなるでしょう。

    ハイビスカスティーの色と味

    ルビーのような鮮やかな美しい赤い色と爽快感のある強い酸味です。味、香りはクエン酸などの植物酸によるもので、赤い色はアントシアニンによるものです。ハイビスカスティーの大きな特徴ですね。そんなハイビスカスティーの綺麗な赤はお酒やゼリー、ピクルスなどの食べ物や化粧品の色付けにも使うことができたりします。

    ハイビスカスティーの作り方

    ハイビスカスティーは抽出時間が他のハーブティーと比べ、少しかかります。商品によっては入れ方は様々なので、まずは表示を確認して下さい。基本的には、95℃以上のお湯を注いで、ティーポットなどで5分程蒸らして下さい。蒸らしすぎると酸味が強くなるので注意して下さい。

    ハーブの量を調節したり、蒸らし時間を調節したりして、自分好みの味や濃さにしてしまうのも楽しめます。アイスティーとして飲む場合は、通常よりお湯の量を1/2~1/3にし、濃く作り、氷の入れたグラスに注ぐとちょうど良くなります。水だしで作る方法もありますが、ハーブの成分をしっかり抽出するのであれば、沸騰したお湯を使用することをオススメします。

    ハイビスカスティーのアレンジ

    酸味がどうしても苦手、という方はお砂糖やはちみつをカップ1杯に対し、小さじ1~2杯加えると酸味がマイルドマイルドになって飲みやすくなります。はちみつにはポリフェノールが含まれていて、美肌効果をさらにパワーアップさせてくれます。

    他にはヨーグルトドリンクと合わせて、ヨーグルトドリンクのタンパク質やビタミンAも一緒に摂取しさらに美肌や便秘改善を目指したり、カルピスの原液をアイスのハイビスカスティーで割ってみたり、マンゴージュースで割ってみたりすると飲みやすくもなります。

    さっぱり楽しみたい方は、炭酸水で割る、もしくは水だし用のティーバックなら炭酸水で水出しをするのも良いですね。炭酸水を使ったハイビスカスティーをお酒やワインで割るのも良いかもしれません。相性の良いハーブとブレンドして楽しむのも良いですよ。

  • ローズヒップ
  • ハイビスカスティーと相性の良いハーブとして有名なのがローズヒップです。すでにブレンドされた商品が多数あるくらいに浸透していますね。ローズヒップにもビタミンが豊富に含まれていますので、まさに美肌のための飲み物ですね。

  • ペパーミント
  • さっぱりとした後味のペパーミントはハイビスカスティー同様に抗酸化作用があるだけでなく、リラックス効果もあるので、よりよく気分転換できる優れものです。

  • ルイボスティー
  • アンチエイジングやむくみ解消に効果があると言われるルイボスティー。ルイボスティーのマイルドな味は、ハイビスカスティーの酸味を抑えてくれるので、飲みやすくなるだけでなく、むくみ解消や利尿作用の相乗効果が期待できます。

    他にもオレンジピールやレモングラスなど、自分の好みに合わせて配合したりアレンジしたりして楽しみながら飲み続けられます。効果アップを狙う意味でも、楽しく健康になれますね。

    [3]注意!ハイビスカスティーの副作用

    効果がいっぱいあって、心身ともに良いことしかない、となるとハイビスカスティーをいっぱい飲みたくなりますよね。日常的に水やお茶の変わりに飲んでいる方もいらっしゃるかもしれませんし、これから飲もうと思った方もいらっしゃるかもしれません。しかし、待って下さい。安心安全なのか見てみましょう。

    ハイビスカスティーで注意するべきこと4点

    ハイビスカスティーはハーブティーで、薬ではないものの薬効があるからこそ、少しずつ様子をみながら取り入れることが大事です。過剰摂取は副作用の一因となりうるので注意が必要です。どんなに良いとされていても、自分には相性がよくない、ということもあります。

    1. 血圧を下げる作用がありますので、低血圧や血圧を下げる薬などを使用している人が飲用すると、血圧が下がりすぎる可能性があるため注意して下さい。
    2. 子宮や骨盤周辺の血流に影響して生理機能を刺激することでホルモンに作用することがあるため、ホルモン療法や避妊薬を服用している方は、医師と相談してから飲むと良いでしょう。
    3. 大量に飲むと、胃腸などの消化器官に負担をあたえ、下痢や吐き気の原因となることがありますので取り過ぎに注意しましょう。
    4. 腎臓の疾患がある人が、カリウムを大量に摂取すると、高カリウム症を引き起こします。飲むことはあまりおすすめできません。


    万が一、そういった症状が出た場合は、一旦摂取を中止して、様子を見ることもオススメします。基本的な摂取量としては、一日に2~3杯が目安と言われています。中には商品の注意書きに書かれている場合もありますので、そういった場合はそちらの注意書きに従ってください。持病がある方は、かかりつけ医に相談するのが一番安心安全です。

    妊娠中の方は使用に注意

    ハイビスカスティーを妊婦さんが飲むことについては意見が割れています。ノンカフェインで薬を飲めない妊娠・授乳中の女性には助かるハーブティーですが、反面、退治に悪影響を及ぼす可能性がある、子宮や月経に作用する、なども言われているため、安心を重視するのであれば、使用を控える方が良いと思われます。

    [4]女性に嬉しい効能いっぱいのハイビスカスティー

    たくさんの効果・効能があり、たくさんのアレンジが効くハイビスカスティー。毎日を楽しく健康に過ごすための飲み物として最適ですね。他にも、ハイビスカスティーの残りを入浴剤に使用したりするのも良いですし、楽しいティータイムのお供に、お菓子を合わせてみたり…アレンジすることで楽しみが広がりますよ!

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