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ドライマウス予防で快適な生活を!
近年、ドライマウス(口腔乾燥症)に悩む人が増えています。
ドライマウスは、唾液の分泌量が減少することで、口内が乾燥する病気です。
唾液には、食べ物を消化したり、虫歯や歯周病を予防したり、口内を洗浄するなど、さまざまな役割があります。
そのため、ドライマウスになると、味覚障害や口臭、虫歯や歯周病のリスク増加などの問題を
引き起こす可能性があります。
ドライマウスは、加齢や病気、薬の副作用などが原因で起こりますが、生活習慣の改善によって予防することができます。
ドライマウス予防のポイント
① 水分補給をこまめに行う
唾液の分泌を促すためには、水分補給が欠かせません。
水やお茶などをこまめに飲みましょう。
1日2リットルを目安にするのがおすすめです。
②よく噛んで食べる
食べ物をよく噛むと、唾液の分泌が促進されます。
柔らかいものばかり食べないようにしましょう。
③口腔ケアを徹底する
歯磨きや歯間ブラシを使って、歯垢や食べかすをしっかり除去しましょう。
舌苔もこまめに清掃してください。
④ストレスを溜めない
ストレスは唾液の分泌を抑制します。
適度な運動や趣味など、ストレス解消法を見つけましょう。
⑤禁煙する
喫煙は唾液の分泌を抑制し、口内を乾燥させます。
ドライマウス予防のためには禁煙が重要です。
⑥規則正しい生活を送る
睡眠不足や夜更かしは、唾液の分泌を減少させます。
規則正しい生活を送り、十分な睡眠時間を確保しましょう。
ドライマウス予防に役立つお口の体操
お口の体操は、口周りの筋肉を鍛え、唾液の分泌を促進する効果があります。
テレビを見ながらなど、日常生活の中で簡単にできるものばかりなので、ぜひ習慣化してみてください。
① ガラガラ体操
口を閉じたまま、舌を上下左右に動かします。
10回ほど繰り返します。
②ベロ回し体操
口を大きく開け、舌を時計回りに10回、反時計回りに10回回します。
③頬っぺた膨らませ体操
頬っぺたを大きく膨らませ、10秒ほどキープします。
左右交互に行います。
④パタカラ体操
唇を閉じたまま、「パタカラ」と10回ほど発音します。
⑤うがい
水を口に含み、10秒ほどうがいします。
10回程度繰り返します。
1日数回行うのがおすすめです。
ドライマウスは、生活習慣の改善によって予防することができます。
ドライマウスを予防して、快適な生活を送りましょう。
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